帯広で、家畜福祉のセミナーと実践農家の見学会が行われた。家畜福祉とは、家畜が経済効率だけで過酷で苦痛に満ちた状況にあるところから解放し、命ある生命体として扱おうという考えである。ヨーロッパでは、採卵鶏をバタリーケージで使用することは2012年から禁止されている。不幸な家畜たちとして、以前に書いているが、乳牛の多くも同じような現状にあります。酪農家が巨大化して、外に放されることもなく生理に合わない固いコンクリートの閉塞空間で使用されています。北海道牛の殆どは、輸入穀物に依存した効率を追求された巨大な施設で飼われています。北海道牛乳のラベルに、のんびりと牧草地に放牧している牛が描かれていますが、あれは偽装です。ごく一部の農家が適正規模で飼育していますが、生産している牛乳は少量で多分5%以下の量だと思われます。
牛を健全に扱うようにという考え方が、家畜福祉・英語でアニマルフェアーというものです。今回は、家畜福祉の基準に沿って飼育している農家を、四葉乳業が高く買い取りプレミアを付けて販売している、実践農家二戸を見ました。
一見して牛は健康で草をたっぷり食べている、大きなお腹をしていて、何より牛たちが大人しいのです。この十勝でも、1960年代までは、どの農家でも放牧していたものです。親父たちのやり方の彼らは戻っただけです。外に出し草をたっぷり食わせ、輸入穀物を減らすことで、牛が健康になり病気が減り、経費が掛からなくなり、規模も小さいので設備投資も維持費も少ないので、経営的には安定しています。一軒の農家は、嫁さんが外に仕事を持っているので、楽な方法を選んだというのでした。楽した法が牛が健全になり、経営がよくなる現実があります。
酪農家は規模模拡大すればするほど経費が掛かります。牛が不健康になります。圧倒的な診療の金額がかかってるのです。そして何よりも短命なのです。高泌乳を強要される牛たちは、畜産物の生産に苦痛を感じています。穀物業者、ひいてはアメリカ穀物業者だけが儲かるシステムなのです。大型農家ほど底力がないと以前に書きましたので、経営的内容は参考にしてください。
日本生命大学名誉教授の松木洋一氏から海外の事例のなどの報告がなされました。EUでは家畜福祉に沿った飼い方に、認証制度があることが多く、一定の付加価値を付けて消費者に届けているとのことです。
私たちも、牛を束縛し、苦痛を与える大型農家ではない農家を対象に、乳牛の家畜福祉の認証制をを作ろうと歩き始めたところです。多くの酪農家は、このんで牛を苦しめるようなことをしているのではありません。国や様々な酪農関連業者や農協などに、補助金制度でつられて規模拡大しているのです。牛に対して心苦しく思っています。
私たちは、健康で幸せな家畜が生産した畜産物を農家に届けるべく、これからも努力して行くつもりです。
牛を健全に扱うようにという考え方が、家畜福祉・英語でアニマルフェアーというものです。今回は、家畜福祉の基準に沿って飼育している農家を、四葉乳業が高く買い取りプレミアを付けて販売している、実践農家二戸を見ました。
一見して牛は健康で草をたっぷり食べている、大きなお腹をしていて、何より牛たちが大人しいのです。この十勝でも、1960年代までは、どの農家でも放牧していたものです。親父たちのやり方の彼らは戻っただけです。外に出し草をたっぷり食わせ、輸入穀物を減らすことで、牛が健康になり病気が減り、経費が掛からなくなり、規模も小さいので設備投資も維持費も少ないので、経営的には安定しています。一軒の農家は、嫁さんが外に仕事を持っているので、楽な方法を選んだというのでした。楽した法が牛が健全になり、経営がよくなる現実があります。
酪農家は規模模拡大すればするほど経費が掛かります。牛が不健康になります。圧倒的な診療の金額がかかってるのです。そして何よりも短命なのです。高泌乳を強要される牛たちは、畜産物の生産に苦痛を感じています。穀物業者、ひいてはアメリカ穀物業者だけが儲かるシステムなのです。大型農家ほど底力がないと以前に書きましたので、経営的内容は参考にしてください。
日本生命大学名誉教授の松木洋一氏から海外の事例のなどの報告がなされました。EUでは家畜福祉に沿った飼い方に、認証制度があることが多く、一定の付加価値を付けて消費者に届けているとのことです。
私たちも、牛を束縛し、苦痛を与える大型農家ではない農家を対象に、乳牛の家畜福祉の認証制をを作ろうと歩き始めたところです。多くの酪農家は、このんで牛を苦しめるようなことをしているのではありません。国や様々な酪農関連業者や農協などに、補助金制度でつられて規模拡大しているのです。牛に対して心苦しく思っています。
私たちは、健康で幸せな家畜が生産した畜産物を農家に届けるべく、これからも努力して行くつもりです。
本来、日本にあった命あるものをいただきます、おあがりなさい、と言ってもったいなくいただいてきた伝統を思いだしたく思います。うちでは、遺伝子操作された食べ物をとりたくないので、多少お高くても体に良い食べ物を選ぶことにしています。ただ、お高いので、基本一日二食にして間食をほぼなくしました。体に良いものを腹八分目で母は若い時の服が着られるようになったと喜んでいて、私も体調が良くなったように思います。
それにTPPに対抗できるし、日本の農業を守れるし、自然を守れるし、なにより私たちの体が健康になります。デフレ防止効果もあるでしょう。こういう農家さんが普通に増え、買う人も増えれば、もしかすると、医療費も下がる効果があるかもしれませんね。と、明るい日本が描けそうです。
直接保証があるがゆえの、ノンビリ非効率酪農が可能な現実もあるのではないかと思います。
しかし大規模酪農の拡大路線に疑問を持つのも大切だと思います。
農協職員でも大規模化には現場に近い畜販課より、毎日数字で経営を客観視してる融資課職員の方が否定的な考え方してるのが多いかもしれません。
道路を整備し水回りを改善し、機械を入れたりしたら補助を出すのです。農家に金が下りるのではないのです。EUのように直接支払いをやることで、糠に意欲を持たせることが最も大切と思います。農家に支払われたお金は、食料価格の一部にもなり、食の安全にも安定にもつながります。
いいですね
TPPの影響等はっきりしないものもあるとは思いますが、これからも頑張ってください。
ブログ全て見させて貰いました。
僕はあちこちの大型酪農家の下で働いてきました。
しかし、疑問に思う事もありました。
だけど疑問を問う事が出来ませんでした。
色々修行中の自分にはそんな事を問える資格は無いと思ってたからです。
本来農業は自分の範囲内で押さえる物と思います
経営が大きい事はすごい事です。
苦労も解ります
しかし、一番大事な牛に負担をかける事も理解できました。
身近な酪農家と話すとトラクターや機械の話にしかなりません
それより大事な牛は、廃用に出しても仕方ないとなります
アメリカの言いなりな日本
儲かるための逃げ道ばかり探す政治
無計画な農協
日本はこのままだとダメになってしまう。
そんな事を言う僕にはそれを変える力等は無いんです。
自分家の育成飼育頭数少ないなら空いた時間は家でバイトしてよ
搾乳無いから楽でしょ?
と言われるのが疲れて悔しくて
生き物を育てる事に競いは無いと思うんです。
ちょっと私用な話が出ましたがそれは置いときながら、
生き物を育てて生活するという事を改めて考えたいと思います