そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

岸田文雄が安倍派幹部に聞き取りポーズ、政倫審は機能していなかったことを自ら証明した

2024-03-28 | 岸田文雄

自民党安倍派の裏金事件をめぐり、党総裁でもある岸田文雄は26日に塩谷立と下村博文、27日には世耕弘成と西村康稔に聞き取り調査を行った。
岸田文雄は「聞き取りは、今日で終わるのではなく、必要な追加の調査を執行部で手分けして続けていく」と述べている。世論のガス抜きの感しかない。もうこれ以上は岸田はやらないだろう。
蓮舫が、安倍派議員が森喜朗が関わっていると述べているを受けて、森の聞き取りはしないのかと問われ、「検討はしていらが、するかしないかは控える」と述べている。岸田は聞き取りをやる気などサラサラない。
岸田の聞き取りに対して、4人は政倫審で述べたこととほぼ同じことを岸田に話したようである。岸田のやった聞き取りは、ただのポーズである。そもそも、政倫審で十分説明が果たされていなかったことを認める、岸田のパフォーマンス行動なんちゃって聞き取りである。
安倍派の裏金は、1998年ごろからあったと言われるが、この時の会長は森喜朗である。塩谷は議員になった頃からあったから、二十数年前には裏金はあったと述べている。
安倍派の絶対的権力者であった安倍晋三が、キックバックを止めるように決めたのを覆す力は、森喜朗が決めた安倍晋三亡き後の集団体制の5名にあるはずがない。
安倍晋三の死後一月後に集まった会議で、裏金を継続することを決めたと、政倫審で西村も塩谷も世耕それに下村も口を揃えて述べている。そして、誰が言いだしたか「記憶にない」をこれまた口をそろえて証言する。
安倍派の幹部は、森喜朗の名を口に出せないでいる。岸田はごにょごにょ口ごもって、森喜朗には聞き取りはやらない魂胆が見え見えである。自民は奈落に落ちる。

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