
大和民族とユダヤ民族は、背が低く髪が黒くてガニ股で、芸術・文化等あらゆる分野において優秀であるなど共通点が多い。大和とユダヤの民族は選ばれた民族であると、設立趣旨を述べている。
ユダヤのダビデマークは日本の籠の蛇の目から取ったものだ、日本語とヘブライ語は共通言語だという信者もいる。日ユ同祖説である。このところのDNA解析でそれらは否定されている。もっと正確に言うなら、2千年世界を彷徨って建国した現イスラエル国民より、建国された所に住んでいたアラブ人の方が、古代ヘブライの遺伝子に近いのである。
参政党の神谷宗幣代表はヤマト・ユダヤ友好協会の理事である。夫婦別姓反対、軍事大国日本の戦争は自虐史観と切り捨て、ジェンダー反対の理由はLGBTは共産国になるためのものと言って憚らない。LGBTについては極右翼の稲田朋美も言っていた。参政党の言う高齢の女性は子ども生めないから、支援などしなくていいとは、杉田水脈も同じことを言っていた。
参政党が、自民党の票を食って分散させるならそれも良かろう。イスラエルのガザへのジェノサイド攻撃も、参政党は支持している。協会ではヤマト民族とユダヤ民族が力を合わせて、世界平和を作り上げるというのである。
ユダヤ民族は虐殺を繰り返し、参政党は敵基地攻撃能力を持ち、憲法九条を廃棄して軍隊を持つべきと言うのである。何処が平和なのか良く解らん。
参政党は英語名を、 Party of Do It Yourself としている。「彼方自身でやれ党」とか「彼方が気ままにやる党」ということか、政党政治としてふざけた英名である。
反グローバリズム系陰謀論や、GHQ陰謀論などから極右翼とな名指しされのを嫌い、選挙対策であろうか公式ウェブサイトや選挙公報ではそうした主張を隠している。
憲法も同じ方針のようである。帝国憲法への回帰、天皇元首や教育勅語の必須なども意図的に隠している。天皇は男性であるべきで、そのためには側室を設けるというのも隠している。
参政党は政党と言うよりほぼカルト集団といえる。