そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

宗教法人をはく奪できなかったのは「政治の力」

2022-07-20 | 安倍晋三

有田芳生のテレビ発言が波紋を呼んでいる。統一教会が宗教団体のの解除をされなかった理由として、有田は警察から聞いた言葉として「政治の力」である、と発言した。スタジオには一瞬沈黙がよぎった。
先ごろの参院選で、立憲民主党の比例区の議席を失った有田は、「有田さん、『政治の力』は言わないでくださいね」といわれ、あるテレビ局の人からは、「昔のテレビ局とは違うんだ」と釘を刺されたというのである。(上記ツイッター)
昔と違って、それこそ「政治の力」がテレビ局を覆っているのである。安倍晋三と中川昭一がNHKに、慰安婦問題の扱いで直接抗議に行った。あのころから、政権側は報道に放映権をチラつかせるようになった。高市早苗が総務大臣になると一層そのことが鮮明になる。我々があずかり知らないところで、大きな力が政治を動かしている。
翌日有田氏は、「テレビは出ればいいというものではない。1990年代から近くで見てきたが、迎合や忖度が生まれる。動機は「出たい」から。統一教会問題ではやめてほしい。テレビ局も変わった。「空白の30年」は問題にならないが、事実としての「政治の問題」は再びタブーになるのか。明日のテレビはお断りした。 」と述べている。
元共産党員で除名になっている有田氏らしい気骨ある対応といえる。
それにしても与党内からは、統一教会への見え透いた言訳すら出てこないのは、余程深刻な関係にあることのだろう。国民民主の玉井代表も統一教会からん献金をいただいているし、立憲民主も何人か献金いただいて黙したままである。
被害者の会が何度も広告塔になった安倍晋三に抗議の文章を送っているが、無視されたままである。巧みに日本政界に食い込んだ統一教会の膨大な資金を支えたのは、私財を整理し破産してまでして献金した多くの信者お金である。
こうした闇の世界を個人ではどうすることも出来ずに、山上は広告塔を銃殺を思いついたのである。
統一教会を宗教法人の資格をはく奪できなかったのは政治の力、公文書を隠ぺい改ざん廃棄したのも政治の力、公費で自由に自分の選挙民を大量接待したのも政治の力。政治の力って何じゃ。
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