そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

ジュゴン哀れ、国が保護しない絶滅危惧種

2019-03-22 | 辺野古

名護の海岸でジュゴンの死体が上がった。沖縄防衛局の調査では、名護周辺では3頭のジュゴンが確認されていた。今回見つかった死体はそのうちの一頭であろうと思われる。サンゴの海を追われたジュゴンの成れの果てである。絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト)に指定されている。
国はこの動物を保護する義務がある。ジュゴンの死因を調査しその原因を除去しなければならない義務がある。三頭のジュゴンのうちの残りの二頭もほぼ絶望的状況といえる。2015年から食痕すら確認されていない。
国は沖縄県民のほぼ総意といえる辺野古の埋め立てを、即刻中止しなければならない。健全な国家なら行うであろう当然の判断を、義務の履行をこの国の政権は怠っている。斎藤防衛大臣は、沖縄との話し合いはするが、辺野古の埋め立ての中止は行わないというのである。
県民に寄り添うという言葉が、空々しい。沖縄県民がいくら声を上げても聞く耳を持たない政権に、諦めの気を抱かせることが目的である。
すでに地盤などの構造から大浦湾は埋め立てに不適であることも分かってきている。それを克服するためには、さらる膨大な投資が必要となる。すべてが債務国家が支払うのである。戦争の道具を作り続けて国家財政を破たんさせようとする、安倍晋三の哀れな行為である。安倍晋三ごそが絶滅願いたい。
コメント (5)
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