そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

働き盛りの貯蓄ゼロの増加

2019-03-13 | アベノミクス

アベノミクスの成果が偽装であることははっきりしている。アベノミクスは失敗しているのではない。富める者をより豊かにする、巨大な資本をより巨大化させるために仕組まれたものと正しく解釈されたなら、それは大成功した経済政策といえる。しかしそれでは、国会は通らないし選挙に勝てない。
経済指標には株価や給与などが指数にされるが、これは富める者とその落ちこぼれをいただく層を対象にしている。それさえも偽装していることがばれてしまったのである。貧困層の評価などないのである。
例えば、貯蓄についての貧困層の動向は大きな意味を持つ。「貯蓄ゼロ」の30代、40代が前年比6%増の、23.1%にもなるというのである。平均貯蓄額も195万程度というのである。30代が前年比4万円減、40代が120万円の減っているのである。働き盛りの労働意欲が削がれる現実がある。
戦後最大の好景気なのに名前が付けられてないと、不満を表す安倍晋三である。虚偽の好景気、作られ飾られた好景気を誰もが知っているのである。
巨大資本は集まったお金を海外に貯蓄している。持ち出された資産は中国を50%も上回っている。本来であれば消費者に還元されるべきものである。企業が雇用者をさげすみ、消費者から収奪をするのである。ゴーンのように大量に職員を切り捨てる、株主には媚び行っても決して労働者には還元することはない。負の連鎖は政治家によって企業側が造り出したものである。
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