そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

会見する度に疑惑が濃厚になる加計孝太郎の無責任さ

2018-10-08 | 森友・加計問題
相も変わらず、不誠実を絵で描いたような記者会見を加計学園の加計孝太郎が、連休のさ中の7日に行った。
愛媛県が国会に提出した文書に記載された2015年2月25日の安倍晋三との面会を改めて否定した。否定したのは記憶にないから、記録もないか会っていないと思うというのである。記憶にないのにどうして否定できるのか良く解らないが、その根拠になる具体的なものは言葉以外に具体的なものは何もなかった。
今回の会見は、46億円も協力する愛媛県側からの要請によるものであるが、驚いたことに加計孝太郎はこの愛媛文書を全く見ていないというのである。この文書による、2015年2月25日の会見の重要性を認識しているのなら、詳細に目を通しておくべきである。
加計学園の渡辺事務局長が、自分が愛媛に勝手に文書を書きましたと謝罪に行ったのであるが、これは勇み足と言ったのである。少なくともこれほど重要な文書がねつ造であるならば、勇み足などと言う言葉の表現はしないはずである。渡辺事務局長は本当のことを書いてしまったのである。誰もがそう思っている。政治センスがなく、手順の理解もなく裏話などをすんなり書いてしまったのである。この文書による、下村博文文科大臣の言葉が。加計学園獣医学科新設への官僚に向けてのゴーサインになっているのである。
加計孝太郎は細かいことは指示しない,と言いながらこんな重大なことは知らなかったというのである。指示などしていない。渡辺事務局長本人は謹慎の身にあって、会見させないといったのである。
記者から、15年2月25日にどこで何をしていたかとの角度を変えた質問があったが、加計孝太郎は「3年前で覚えていない」と返答した。この男は大学の理事長である。私でも10年前のことは診療日誌を見れば簡単に判る。そんなことすらやらない。目がきょりょきょろ、態度はそわそわと、嘘つくのに苦労していると思えるばかりである。
加計孝太郎は経営不振の自身の学園の立て直しに、腹心に友の安倍晋三に戦略特区でどうかと打診されて(もしくはして)、あの手この手の手練手管と首相という権力をかさに、戦略特区に最も不似合いな少子高齢化時代の大学の新設という奇策を強引に通したのが、加計学園獣学科新設の真相である。

国民のだれもがそう思ってる。
コメント (3)
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