そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

こりゃ原発推進するさ、北海道知事

2011-08-28 | 政治と金

高橋はるみ北海道知事が、北電の幹部職員から毎年献金を受けていたPhotoことが解った。真下共産党道義の調査で判明しただけでも、03年から06年までの4年間で、371万円になっている。

高橋はるみ北海道知事は、通産省の官僚であったが、武部自民党元幹事長が口説き落として、知事候補として擁立し当選したのである。現在3期目にある。無所属ではあるが、自民党知事といって良い。

通産省は、国策として行った原発推進の主体官庁である。北電にも、通産省から役員が天下っている。今回も、その役員からも知事は、献金を受けている。

北海道の泊原発は、つい先だって高橋知事が3号機の再稼働を、ちょっと民主党の政権に異議を唱えるふりはしたが、すんなりと認めた。今度は2号機が点検に入る。1号機は来年春に点検に入る。

つまり原発推進派である、高橋知事は何としても3号機は稼働させたかったのである。

川勝静岡県知事が、北電役員の献金と知事の出処母体の存在から、正当な判断がなされていないと指摘している。高橋知事は、あの人はヘンなことを言う知事だからと、反論していない。何処がヘンなのかわは解らないが、痛いところを突かれたと思っているに違いない。

そもそも、泊原発は昭和63年に、多くの北海道民が設置に反対した。当時の道民410万人に対して、100万人の反対署名が集まった。道民の24%にもなる署名である。

2%を超えると、議会で審議しなめればならない。時の横路知事(現衆議院議長)は、この署名を無視した。国政に戻りたい、社会党のプリンスと言われた横路の暴挙である。

泊原発は、世論の逆風を受けながらも、存在を認めようとする知事によって今日に至っている。幸い大きな事故がないことで、彼らの行為は問われることがないだけである。

コメント (5)
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