そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

こりゃこの国の意識だろう

2007-05-08 | 朝鮮半島

今、この国の人間たちは何を考えているのだろうか?ネット上では好き勝手なことが、即座にかかれる時代である。最も驚いたのが、本ブログの4月15日の北朝鮮だけが悪いのかを書き加えたオーマイニュースの記事にアクセスが異常に多いことである。http://www.ohmynews.co.jp/news/20070501/10638

同じく、FTAについて書いては見たが、あまり閲覧されない。人気がないのである。食糧問題は誰もが直面することであり、日々のことであるが関心が薄い。北朝鮮に対する異常と思える嫌悪感は、マスコミが増幅させたものである。それに乗っかった安倍ボンである。http://www.ohmynews.co.jp/news/20070501/10639

Photo_116偏重するマスコミではあるが、国民の意識レベルを反映はしていると思われる。非日常的な異常と思われる北朝鮮報道に比べて、毎日関わる日豪のFTA問題には極めて少ない。北朝鮮の異常さは間接的に、安倍内閣を支えている。この国が無法であればあるほど、安倍内閣の支持率はさほど下がらないであろう。

今回も、アメリカがせっかく軟化したにも拘らず、あいも変わらずごね回っている。寧辺の核施設の凍結など全く手をつけていない。安倍内閣にとっては、ありがたい限りである。

深刻さを増す環境問題や食糧問題、高齢化に伴う年金をはじめとする多くの目前の課題には、この国の人間は関心が薄い。それが問題を増大させていると思うのではあるが・・・

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