まらずもうブログ

日本まらずもう協会公式ブログ

十両以下の結果(三日目)

2014-09-16 18:00:00 | 取組結果

<三段目>

○金精山(1-0)

 あこがれの毛呂乃と同じ土俵に立てると大喜びの金精山。毛呂乃の引退後の2年間も、毛呂乃を目標に厳しい稽古を重ね、けさはとうとう「まらが自分の体より巨大になるという喜ばしい勝ちでした」と、相撲ぶりまで毛呂乃のような狂気を帯びた雰囲気に。2年間の修行の成果を、尊敬する毛呂乃にアピールできてうれしそう。

 

○播潟(2-1)

 団体戦になって急に燃えだした播潟、「まだ4時前なんですけど、勝ってたんで報告しちゃいます」と、なりふりかまわず勝ちに行く。責任感が強いのはいいが睡眠不足が心配。「まあ、眠くなったら昼寝でもします」と、それでは本末転倒なかんじもする。

 

●陸奥里(1-2)

 正攻法のまらずもうが持ち味の陸奥里。ただ、へんな小細工をしないので、いったん調子を崩すとなかなか勝てなくなる面もあり、けさの相撲は「負けです」と男らしく潔い負けっぷり。「何とか五分に戻して折り返したいところ」というが、正々堂々戦って負けるのであれば、それはそれでしかたない。

 

<序ノ口>

●茸の山(0-1)

 周囲の喧騒をよそに「昼寝し過ぎたせいで、あまり寝付けなかった。多分勝敗とはあまり関係ない」とあくまでマイペース。毛呂乃騒動も東西対抗も意識せず、自由にまらずもうをとって、たんたんと敗れる。まるで仙人のような境地に達している。こういう生き方にあこがれるファンも多いだろう。

 

 

・東方 2勝1敗

・西方 0勝1敗

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【重要】ルールの再確認をお願いします

2014-09-15 18:10:00 | ルールについて

 初日に毛呂乃が1日に2勝をあげた、ということでルール解釈の混乱が見られているようです。審判部としてルール再確認を行います。ご確認ください。

__________

 ご存じとは思いますが、まらずもうは「1日何回立ったか」を勝ち数とはしません。最終起床時に立っていたか否かで「勝ち」「負け」が決まるもので、3度目覚め、3回とも立っていたが、最終的に4度目の起床では立っておらず、その状態で起きて報告、という場合はもちろん「負け」(1敗)で、「3勝1敗」にはなるはずありません。決定戦レポートにおいても、決定戦中に何度立ったかをアピールする力士はいましたが、それはあくまで「アピールポイント」であり、立った回数が多い方を自動的に勝ちとするわけではありません。

 昨日の毛呂乃の相撲は、「まらが分離して2本になり、2本とも立っていた」という特殊事情のため、審議の末、団体戦において2勝とするという判定になりました。「アーチ勃起」「跳ね橋勃起」の合計で2勝、という主張はあくまで西軍側の取組時の主張であり、協会の判定はあくまで「2本に分離後のまらが、ともに立っているため」であったことにご注意ください。西軍陣営が勝敗確定後、3勝目を主張して抗議してきたことも混乱を招いたようですが、勝敗確定以前にこの抗議を協会が受け付けたとしても、審議するまでもなく3勝にはなりません。

__________

理事長の話
男らしく「立ったか立っていなかったか」で「勝ち」「負け」を告げるのが勝負の基本。団体戦の場合、毛呂乃のような事例を想定していなかったので昨日の審議はもめましたが、「立ったまらが何本あったか」と考えていただければいいんじゃないですかね。いずれにしても、ちまちまと回数稼いで毛呂乃に並ぼう、毛呂乃を抜こう、ついでに毛呂乃で抜こうなんていう考えの力士は、昨日の毛呂乃の相撲の価値を理解していないと、恥しるべきじゃないですかね。西軍力士は、自軍の毛呂乃の相撲の価値を、自ら貶めるようなことは慎んでいただきたいですね。まらを2本に切り分けてくるぐらいの気概がないと、毛呂乃の相撲には並べんというということですよ。まあ、玉椿なんか、やろうったって2つに切り分けるほどの長さ、ありゃしませんがね。

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幕内の結果(二日目)

2014-09-15 18:05:00 | 取組結果

○汚痔(2-0)

 毛呂乃の初日2勝という離れ業にも動じることなく、一日一番、自分の相撲を取り続ける不動心の横綱。昨日も前日と同様に自転車で移動をして身体を疲れさせ、そしてこれまた同様に現地でビールを頂き、帰宅後もまたビール。周りに惑わされずにいつも通り自分の相撲を貫きつつ、ちょっとしたスパイスも。「前日とここだけ違うのが寝しなにエロ動画鑑賞からのソファーという流れ」と盛んなところを見せ、マインドもまさに臨戦態勢。「実は今日が祝祭日であることを失念しており、危うく出社することろでしたがいずれにしても早起き菊次郎は今朝も臨戦態勢で本体の起床を待っていました」と他の追随を許さない安定感抜群の相撲を見せ、当然のごとく連勝。

 

○雲虎(2-0)

 朝6時に目覚めたときには強烈な勃起だったものの、睡魔には勝てず、ついうとうとと眠り込んでしまった雲虎。2度目に目覚めたときにもやはり強烈な勃起。しかし、いくら二度寝しても起きたときには勃起していると油断してしまったらしく、3度目の起床ではなんとも中途半端な勃起。「その程度の勃起でも玉椿なら迷わず勝ちと言いそうではあるが、先ほどの強烈な勃起と比べるとあまりにも見劣りする」とさすがに気合を入れ直し、4回目の勃起ではしっかりとした勃起で勝利確定。何度寝てもそのたびに勃起できるという圧倒的なスペックを見せつけた形ではあるが、観客席からは「なんども似たような相撲を繰り返すくらいなら、もうちょっとすっきりした形で勝負をつけても……」との声も。

 

○玉椿(2-0)

 きのうは、朝に15kmのジョギング、午後から雲虎と剣道の稽古と、スポーツで身体を酷使し、夜は旧友と焼肉食べ放題で胃に肉を詰め込みまくる。まるで部活をやってる高校生のような1日を送り、けさは狙いどおりの疲れまらで快勝。計算どおりの戦い方に上機嫌なのか「きのうの『ハイキュー!!』24話でさ、主人公のチームが負けたあと、コーチが筋繊維の断裂と超回復の話をして、いっぱい食って強くなれって選手たちにめしを食わせるんだ。選手たちは泣きながら大量のめしをむしゃむしゃと食うんだ。なかなか感動的なシーンだったね。わしも筋肉痛で全身がほかほかしてる感覚があるし、ぼちぼち超回復がはじまってんじゃね?」と饒舌。ただ、周囲からは「序盤戦からこんなに飛ばしていたら、場所後半に息切れするぞ」と不安視する声も。

 

○毛呂乃(2-0)

 昨日のアーチ勃起の余韻か、今朝は期待を上回る強烈な反りっぷり。大相撲、まらずもうとも「反り技」はなかなか見られないが、そんな技でも毛呂乃はらくらく決める。反り技を決めた後は相棒のダッチ相手に矛を収めるのがいつもの流れだが、あまりの反りっぷりに、とても入れられないと相棒のダニー浜田に嫌がられてしまった。「お預け勃起」できょうも圧勝。取組後、「最近、体の関係の『調子(ちょうこ)さん』が変わってきたと感じている」と告白。ようやく調教されてきたようだ。ダニー浜田が拒否するようなら、調子さんに乗り換えることを考えたいところだ。ダニー浜田以外にも相手に不自由しない毛呂乃だが、それは毛呂乃がつねに相手を満足させるだけのモノを持っていればこそ。今日は仕事だと言うがそのメールによると、毛呂乃は仕事中であるにもかかわらず勃起が止まらないとのこと。「立つわ!毛ないわ!」と、仕事中であるにもかかわらずパイパンプレイに勤しむ夢で勃起していたようだ。収まるところを知らない勢いに、不敵な笑みを浮かべる毛呂乃。これでまだ2日目なのだから末恐ろしい。

 

○蒼狼(1-1)

 土俵下で毛呂乃の非常識な相撲を目の当たりにして自信をなくているのか、立派に勝っているのに「今日はだいじょぶです。よわいくせに勝ちました」とちょっとネガティブなコメント。毛呂乃が特殊なのだから、そんなに卑屈にならなくてもよいのだが。

 

●月乃猫(1-1)

 今朝は昨日とうって変わって全くいいとこなく完敗。さすがに妻帯者だと独身のころのような十分な稽古ができないのだろう。「昨日の快勝はなんだったんだか。明日は今日のお出かけ疲れからの疲れまらが効果あることを期待することにします」とがっくり。稽古で勝つのではなく疲れまらに期待するしかないのでは、状況はすこし苦しいか。

 

<きょうの東西対抗>

・東方 3勝0敗

・西方 2勝1敗

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十両以下の結果(二日目)

2014-09-15 18:00:00 | 取組結果

<三段目>

○播潟(1-1)

 いつもは1日おきに土俵に上がっていた播潟だったが、きのうの負けがよほどショックだったのか「自分が負けたせいで団体戦がまけるのは悔しいので、今場所はなりふりかまわず勝ちにいきます」と力強く宣言。「ちょっとダーティーな取り口ですが、勝つまで布団で粘りました」としつこく食い下がって白星をもぎとった。「あの播潟がここまで勝ちにこだわるとは」と驚きの声もあがっているが、個人戦と団体戦とでは戦い方が違ってくるということだろう。

 

●陸奥里(1-1)

 調子自体は悪くないのだが、休日ということでタイミングが狂ったのか「今日は今一つな出来でした」とがっくり。

 

<序二段>

 ○河豚狸(1-0)

 河豚狸はきわどい相撲を勝つには勝ったものの、薄氷の勝利に茶柱親方は不満げな顔。「昨日の夕食はキムチ鍋だったのですが、あんまり効果なかったのでしょうか。それとも効果があってこれだったのか。栄養管理をもっとしっかりしてケツを蹴飛ばさなくてはいけませんね」と、せっかくの手料理なのに薄い反応しかないのでは、親方が怒るのもしかたないか。

 

<きょうの東西対抗>

・東方 1勝0敗

・西方 1勝1敗

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毛呂乃、協会の判定に不服を表明!!

2014-09-14 19:00:00 | まらずもうニュース

 

 初日の取組、団体戦でなんと2勝を挙げた毛呂乃。その圧倒的な強さでさっそく周囲を驚かせたが、当の毛呂乃は「勝手に2勝にすんな」と、協会の報告を担当した雲虎に猛抗議。これを受けて雲虎は「ごめん! 最初の夢精が例の『夢精勃起』だから、3勝だったんだな。これは申し訳ない!」と毛呂乃に謝罪したが、審判部の勝負確定後で判定は覆らず。もちろん毛呂乃は収まらず、明日からの土俵でも荒れに荒れそうだ。

 

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幕内の結果(初日)

2014-09-14 18:05:00 | 取組結果

○汚痔(1-0)

 東軍の総大将、例によって多忙な週末を迎えたが、逆境に磨かれた男は不動心で今場所も土俵に上がる。多忙な日中にもそつなく初日への仕込みは忘れない。軽く自転車で3時間ほど走りこんで汗を流すと、出先でもビール、帰宅後もビールといつになくビール先行で一日を過ごす。初日となるこの日も朝から予定が詰まっているため、早くも取り直しの効かない状態での一番だったが、こんな環境もなれたもの。菊次郎は落ち着いて早朝暗いうちから汚痔の起床を待っていた。まさに第一人者、現役の今を生きる男としての貫禄を見せつけての白星。「少し肌寒くなってきましたがビールでソファーに死角無し」と自信を見せ万全の白星。軽く初日を出して、今日も自転車で家を後にした。特別な場所、絶好の滑り出し。

 

○雲虎(1-0)

 およそ3年ぶりとなるまらずもうの土俵。どのような相撲を見せるか注目されたが、大向こうを喜ばせる派手な大技を披露するよりも、玄人受けするようなふだんどおりの戦い方を見せることを選んだ。前夜の稽古では両手で棒を5時間握りたおしてしっかり身体をほぐすと、 けさは明け方に目覚めた時にしっかり勃起していることを確認し、そのチャンスを逃さず一旦起床。朝勃ちが治まるのを待ってから、大量の放尿、そしてうんこも大量に放出。日本古来の武道の用語で言うところの残心をしっかり決めて、まずは一本。便器にこんもりと山になったうんこを眺めながら「快適な朝」と満足げに一言。

 

○玉椿(1-0)

 今場所はカド番ということで負けられない玉椿。「んー? ……勝ちでいいかね」と甘めの判定で際どく勝ちを拾った形。報道陣からは「大関らしく厳しい判定で自らを律する姿勢がないと、ファンは納得しませんよ」と冷静に指摘されると、むっとした表情で「角度が足りないだけじゃねえか。堅くなってたし、大きくなってたし、それくらいは許してくれよ」と開き直るような態度。いずれにせよ、目標の勝ち越しに向けて、とりあえず1勝目。

 

○毛呂乃(1-0) 団体戦では2勝扱い

 夢精したため、「今日は(金玉が)空っぽか・・・」と第一声。夢精してもまらは元気。激しい痛みを覚えるほどにまらが胸に突き刺さる。胸と股間にアーチ状の橋をかけたかのような、美しい勃起の姿。その後、勃起が治まる気配がなく、このままでは逆流性食道炎などを併発しかねない。しかし、まらが胸から抜けない。仕方がないので跳ね橋のようにまらを分解。それでもまだ勃起し続けていた今朝のまら。「ふう・・・ホントにいいんだが・・・」と出すモノ出して満足げだが、まだまだ何かが足りない、そんな白星。この相撲に西軍は「アーチ勃起と跳ね橋勃起で一気に2勝」と意気上がる。毛呂乃のこの相撲に物言いがつき、審判部で緊急審議。「只今の協議についてご説明いたします。西方陣営から2勝ではないかと物言いがつきましたが、協議の結果、毛呂乃の相撲としてはもちろん1勝といたします。ただし、2本に分離後のまらが、ともに立っているため、団体戦勝ち星は2勝といたします」と衝撃の裁定。西軍の人数不足を一人で埋めてしまう勢い。東軍総大将・汚痔は場所前「毛呂乃関は1人で30勝ぐらいしそう」と警戒していたが、その懸念が早くも現実となった形。土俵に毛呂乃台風が吹き荒れる。

 

●蒼狼(0-1)

 場所にむけて順調に調整をすすめていた蒼狼だったが、肝心の初日の朝になって、まらずもうのことがふっと頭から抜けてしまったようだ。まらずもうのことを思い出したときにはすでに手遅れ。完全に立合いのタイミングが狂って痛い黒星スタート。「きのうはおぼえましたけれど今日はわすれました。ごめんなさい」とがっくり。

 

○月乃猫(1-0)

 ここのところ少し寝るの遅いわりには目覚めるのが早く、けさも6時前に一度目が覚めてしまう。本人は「年ですかね」と謙遜するが、ここからの相撲が圧巻。すこし寝足りなかったため、二度寝三度寝と繰り返すが、まらはいつでも絶好調、月乃猫らしからぬ力強いまらずもうを見せ、堂々の白星発進。「久しぶりでしたがめでたく勝ちでした」とうれしそうな笑顔を見せ「最近はだいぶ涼しくなってきたので心地よく寝れてるのがいーんですかね。これからも勝ち越し目指して頑張ります」と気分よく花道をあとにしていった。

 

<本日の東西対抗(幕内)>

・東方 2勝1敗

・西方 4勝0敗(毛呂乃の2勝を含む)

 

 

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十両以下の結果(初日)

2014-09-14 18:00:00 | 取組結果

<三段目>

●播潟(0-1)

 「チーム戦なので負けられないのはわかっていたんですが……すいません」と、ふがいない相撲にがっくり。ここのところ0勝7敗→2勝5敗と、調子の上がらない場所が続いているが、不調も3場所続けば実力との声もある。ことし38歳という年齢的な衰えではなければいいが。

 

○陸奥里(1-0)

 きまじめな性格の陸奥里。「私用により、21日~27日の間は報告ができませんので、取り組みを行う7日間は14日~20日として報告します」ときまじめに連絡を入れてきた。どんなに調子の悪い日でも取組を回避できないというハンデを背負っての土俵になるが、プレッシャーを感じさせない伸び伸びとしたまらずもうを披露して「前へ前へと意識して積極的に攻めたことがよかったと思います」と本人も納得の白星。あすの取組も「気合を入れて頑張ります」とのこと。好成績が期待できそうだ。

 

<本日の東西対抗(十両以下)>

・東方 0勝1敗

・西方 1勝0敗

 

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初日協会ご挨拶

2014-09-14 05:00:00 | 協会からのおしらせ

 

初日にあたり、日本まらずもう協会より、謹んでご挨拶申し上げます。
本日ここに、恒例の九月場所を開催いたしましたところ、初日早々、かくも賑々しくご来場賜りまして誠に有り難く、厚く御礼申し上げます。まずは当協会の毛呂乃が、国民の皆様に多大なるご迷惑をおかけいたしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。今場所、毛呂乃の暴れまらを鎮めるべく、雲虎一門が復帰し、東西対抗も行われる運びとなりました。神事としてのまらずもうに立ち返り、全力で土俵を務めてまいりますので、なにとぞご理解・ご支援賜りますようお願い申し上げます。


平成26年9月14日
無益猥談法人 日本まらずもう協会理事長
大黒柱 堅太夫

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秋場所のみどころ

2014-09-13 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 雲虎一門が復帰、東西対抗も行われるとあって久々の活況を呈しているまらずもう。二度と見られない特別な場所が、いよいよ始まろうとしている、多士済々の帰参組に注目は集まるが、今場所こそ不動の横綱・汚痔の集大成とも言える場所になるのではないか、というのが関係者の評価。

■「伝説」と戦う横綱・汚痔
 2年前のこの秋場所に新横綱として土俵に上がって以来、現役最高位を守り続け、横綱在位は歴代最長、大相撲では白鵬が今場所優勝すれば優勝回数歴代1位となるが、まらずもうでも同様に汚痔が優勝すれば歴代1位となる。大相撲、まらずもうともに、歴史的記録に立ち合う場所になりそうだ。先場所は惜しくも優勝を逃し、久々に優勝なしとなったまらずもうだが、汚痔は今年1月に史上2人目となる連覇を達成して以来、逆に2場所続けて優勝を逃したことはなく、今場所の優勝への期待は高い。
 そんな汚痔だが、その土俵人生は苦難そのもの。幕内ですでに優勝を経験していた雲虎に見出されたのがまらずもうとの出会い。序ノ口の無名力士が「雲虎関に引導を渡すのが目標」と言い放ち、序ノ口対幕内という圧倒的な差を急速に追い詰めていったのは周知の通り。雲虎の横綱昇進時には幕下だった男が、その後1年足らずで大関に昇進、だがいよいよ対決というところで翌場所、雲虎は勝ち逃げするように突如引退。その後同じく大関の地位にあった伝説の怪力士・毛呂乃との死闘を繰り広げるが、大関としての成績では2勝2敗と決着つかぬまま今度は毛呂乃が引退。目標を失いかけながらも真摯に土俵を務めて横綱に昇進、横綱として63連勝など、その後の活躍はいまさら説明するまでもない。横綱として競い合った摩羅の川、家満といった年下世代も先に引退してしまい、いまや無気力大関・玉椿しか対抗力士がおらずライバル不在・モチベーション低下が心配されながらもまらずもうの屋台骨を支え続けてきた。これ以上目標に据える地位もない最高位、競う相手もいないまま負けることだけは許されない過酷な環境。そんな中毎場所綱の責任を果たし続けてきた男にって、辞めた者がいまさら戻ってきてきて優勝をさらうなど、断じて許せる話ではない。と同時に、決着をつけることがかなわなかった先輩力士たちと、ついに雌雄を決する舞台に巡り会えた、と見ることもできる。優勝回数歴代1位が懸かる今場所。相手として不足すぎる玉椿とではなく、雲虎、毛呂乃といった伝説と戦って優勝を勝ち取ると同時に自らが伝説となる、そのための場所と信じたい。毎場所横綱相撲をきちんと取ってきた汚痔だが、特に今場所は現役力士代表としても、汚痔に期待したい。今場所の相撲次第で、現役最高位というのにとどまらず、歴代最高の栄誉を得られるはずだ。逆に今場所崩れるようでは、後の評論家に「汚痔の時代には玉椿しかいなかったから、優勝できたのは当たり前」などという不当な評価をされかねない。汚痔の歴史的評価にも関わる、大切な場所となりそうだ。

■西方帰参組は?
 ここで気になるのは帰参組の状況。大関・毛呂乃は引退後1年4カ月、横綱・雲虎に至っては2年10カ月のブランクがある。最近の大相撲では蒼国来が2年ほどのブランクを経て復帰したが、復帰後半年は勝ち越せなかった。しかし「コークスクリュー勃起」でまらずもう界を震撼させた毛呂乃のまらの脅威はいまだ収まらず、それがために雲虎も並々ならぬ決意を持って復帰して来たとあって、現役時代と遜色ない相撲を見せてくれるだろう。毛呂乃に至ってはこの1年4カ月の休養で、引退の引き金となったまら分離の傷も癒え、現役時代よりも恐ろしい相撲を魅せる可能性も高い。事実この夏毛呂乃のまらは日本各地で猛威をふるっており、この荒ぶる四尺まらを各力士が土俵内に封じ込めて鎮めるのが、今場所の相撲本来の目的と言っても過言ではない。
 幕内では朝乃立、月乃猫といった個性派力士の復帰もファンにとっては嬉しいところ。先走る相撲で人気を集めた朝乃立は、幕下付け出しでデビュー以来、負け越しなしの快進撃を続け、ほどなく三役昇進かと期待された矢先、毛呂乃のパルプンテ勃起の直撃を受けて人生初の虫歯を発症、惜しまれながらの引退となった悲劇の力士。3年半の休養を経て先走る出足相撲が再び見られるか。また、ネット動画から歓楽街での実戦を交えた激しい稽古まで、猛稽古で多くのファンを魅了した月乃猫の復帰も頼もしい。引退後結婚したとあって、稽古ぶりが心配もされたが、「動画の稽古は続けている」と嬉しいコメント。このほか、関取には届かなかったものの、夫婦二人三脚の相撲・飄々とした取り口で人気だった河豚狸も、茶柱親方に言われるまま、調教済みの力士として土俵に復帰、幕下以下土俵を沸かせてくれそうだ。

■東西対抗の行方
 ここで気になる東西対抗の行方を占ってみたい。15日間取る幕内力士は、東軍は汚痔・玉椿・蒼狼の3名、西軍は雲虎・毛呂乃・朝乃立・月乃猫の4名と、数の上では東軍不利。その分、7戦となる幕下以下は東軍11名、西軍5名と東軍有利か。両陣営で可能な取組数は、東軍122戦、西軍95戦と差があり、総勝ち星を競う、勝ち星部門では東軍が一見有利に見える。だが、東軍の現役組には、実際のところは「番付に名前が残っているだけ」という力士や、過去の実績から「1場所1番程度しか取らない」ということがわかっている力士も少なくない。池男王子・男山はおそらく休場、稀勢の里・若竹山は1場所1番程度と見込まれ、ここで東軍の取組数予想は26番ほど減じられる。また、先場所幕下付け出しの巨砲、カチコチ山はともに皆勤しておらず、このまま蒸発という可能性もあり、見通しが立たない。仮に先場所のように2人とも半分程度の出場、と見込むと、トータルで90番前後が東軍の実質的な番数だろう。一方の西軍の幕下以下も、愛嬌ある相撲で人気だったものの、ほとんど皆勤もせず、序ノ口に居座り続けたもっこり山や、ほとんど土俵に上がらなかった下呂泉が名を連ねており、実質番数予想は80番半ばか。となると、見た目の人数差ほどの差はなく、ほぼ同数の取組数で勝ち星を競うことになりそうだ。こうなるとやはり大切なのは一人で15番稼げる幕内。西軍4名、東軍3名となるとこの限りでは西軍有利。さらに星数を予想すると、前頭で朝乃立、蒼狼あたりがおそらくほぼ同成績で相殺、月乃猫の分、西軍がやや上乗せとなるか。横綱・大関では、西軍雲虎・毛呂乃はともに15勝に近い成績が見込めるのに対し、東軍で15勝近い成績が期待できるのは汚痔のみ、玉椿は先場所3勝12敗のカド番で成績に波がありすぎる。となると実際は見た目の番数とは逆に西軍の方が有利との予想で記者団の意見は一致。現役・東軍の優勝のためには、汚痔が負けないことは絶対だが、これに加え、玉椿が好成績を上げることが絶対条件。雲虎・毛呂乃の2人で30勝近く稼がれることを考えると、これを汚痔のみで埋めることは不可能であり、汚痔・玉椿の2人でやはり30勝近くしなければならない。しかもここで両者相殺となってもあくまで相殺止まり。西軍・月乃猫が上乗せで働けば、東軍としては、一人7戦だが数の面で西軍を上回る下位力士に盛り返しを任せるしかなくなる。東軍のカギは玉椿、西軍のカギは月乃猫、といえそうだ。また、東軍には皆勤しつつ芸術的な弱さを見せる茸の山がおり、今場所も確実に負けてくるだろう。西軍取組数のアドバンテージはおそらく茸の山が芸術的につぶし、勝率面でも確実に下げてくるはず。しかし茸の山の相撲を含め、毎場所土俵に上がる力士一丸となって復帰組を打ち破ってこそ、勝利にも意味がある。玉椿の奮闘を前提に、東西で拮抗した勝負になることが予想されるが、だからこそ最後の最後は、幕下以下の「出るか出ないかよくわかんない力士」がどこまで土俵に上がるかが意外と勝負を分けることになるかもしれない。1人でも多く、1日でも多く土俵に上がり、勝利をつかみ取らねばならない秋場所。
 現役最高位・汚痔が歴代の名力士を破り歴代最高の栄誉を得るとともに、東軍の現役力士たちを勝ち星・勝率ともに優勝に導くことができれば、それこそ伝説となろう。あるいは、復帰した力士たちが、歴史の重みを現役組に見せつけるのか。世代を越えた、最強をかけた戦い。そして、序ノ口までの1人ずつ、1番ずつに団体優勝の重みを背負う、かつてない戦い。今までにない形で開催されるまらずもう秋場所は9月14日(日)初日。

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秋場所の抱負(蒼狼)

2014-09-13 07:32:13 | 力士にきく

― こんにちわ。お元気ですか?

(蒼狼) 「あまり…」

 

― モンゴルはそろそろ寒くなってきたと思います。さいきんはどんな暮らしをしていますか?

(蒼狼) 「べつに…」

 

― では、きのうのばんごはんをおしえてください。

(蒼狼) 「やだ」

 

― 秋場所は、3年前に引退した雲虎とそのなかまたちが、まらずもうに殴りこみをかけてきます。現役力士チームの一員として雲虎たちを迎え撃つわけですが、意気込みをきかせてください。

(蒼狼) 「どうでしよう…」

 

― それにしてもモンゴルは夜空がきれいですね。星空を眺めながら女の子を口説くときに使うとっておきのきめぜりふを教えてください。

(蒼狼) 「さあ…」

 

ー ありがとうございました。9月場所もがんばってくださいね。

(蒼狼) 「はむ」

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毛呂乃、調整も順調

2014-09-12 10:00:00 | まらずもうニュース

 まらずもう秋場所を直前にひかえた9月11日、一場所限定復帰の大関・毛呂乃も場所に向けて熱のこもった最終調整を行っているが、その影響で北海道では大雨特別警報が発令され、88万人に避難勧告がでている。四国・広島につづき北海道にも大きな被害をもたらすような猛稽古に、周囲からは「やりすぎ」との声もあがっている。

 

 (参考画像:毛呂乃の稽古の影響で増水した豊平川)

 

 本場所を3日後に控え、最終調整に余念のない毛呂乃。さいきんは稽古の際にはコンドームをつけて周囲に各種の液体が飛び散らないように気をつけていたとのことだか、ここ数日は稽古に熱が入るあまり装着を忘れてしまったようだ。その結果、毛呂乃の精液・カウパー液などとみられる多量の液体が飛散。東日本各地に大雨をもたらしている。

 その液体をもろにかぶってしまったのが、北海道石狩地方。88万人に避難勧告が出されたほか、札幌市では市立の学校が全校休校、JR北海道では千歳線・石勝線・室蘭線・日高線などが運休するなど、市民生活に大きな影響がでており、市民からは「こんな大雨は見たことがない」と呆然とした様子もみられた。

 

 また、おととい9月10日には東京でも大雨の影響で一部交通ダイヤが乱れるなどの影響があった。その際、毛呂乃は友人の一本糞親方(元横綱・雲虎)のもとに「今ニュース見たけど、秋葉原すごいことになったらしいね」と、自身の関与をほのめかすようなLINEメッセージを送っており、関係者からは「お前のせいだろ」「わかっててやっているとしたら相当に悪質」との批判の声もあがっている。

 いずれにせよ、本場所までもうすぐ。毛呂乃は周囲からの「まわりの迷惑も考えろ」との声をものともせず、やりたい放題というくらいに充実した稽古ができている。横綱・汚痔が先日のインタビューで「注目はやはり毛呂乃関。 可能性が無限大なので15日で20勝とか上げてきそう」とコメントしていたのに対して、「わしはイチロ―!」と20勝どころかシーズン200本安打宣言まで飛び出すほど。調整が順調であることをにおわせた。

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秋場所の抱負(汚痔)

2014-09-11 10:00:00 | 力士にきく

― きょうは横綱・汚痔関にお話をうかがいます。よろしくお願いいたします。

(汚痔) 「よろしくお願いします」


― 雲虎一門が秋場所限定で土俵に復帰するとのこと。入門時には目標として名前をあげていた雲虎関との直接対決が注目されますが、横綱のいまのお気持ちをお聞かせください。

(汚痔) 「力士数が減っている現状を救えるのであれば有難い事だと思います」


― また、今場所は東方に現役力士、西方に雲虎一門を配置して、東西で成績を競うことになっております。東方のリーダーとして、どのような気持ちで勝負に臨まれますか?

(汚痔) 「普段と同じように優勝を目指して一番一番取るだけです」


ー 横綱から見て、この東西対抗戦のキーマンとなる力士は誰になると見ていらっしゃいますか? 敵味方に限らず注目している力士がいれば教えていただけませんか?

(汚痔) 「やはり毛呂乃関ですね。 可能性が無限大なので15日で20勝とか上げてきそうな気すらします」


― 9月になってだいぶ涼しくなってまいりました。気温の変化で風邪をひく力士もちらほら見受けられますが、横綱は体調のほうはいかがでしょうか?
調整は順調でしょうか?

(汚痔) 「このところ夏の疲れなのかあまり芳しくありません」


ー 横綱は自転車が趣味とのこと。さいきんは「弱虫ペダル」という自転車マンガが流行っているそうですが、読んだことはございますか?
また、それ以外でもお気に入りのマンガがあれば教えていただけませんか?

(汚痔) 「申し訳ありません、弱虫ペダルという漫画は知りませんでした。 お気に入りの漫画はビッグコミックオリジナル連載の「最強伝説 黒沢」です」


― さいごに、ファンのみなさまに一言お願いいたします。

(汚痔) 「今場所は参加力士も増えて見どころが多いと思います、是非現役力士勢を応援の程お願いします」


― 横綱・汚痔関にお話をうかがいました。ありがとうございました。

(汚痔) 「ありがとうございました」

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秋場所に達成が期待される記録

2014-09-09 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

<通算50勝>

・朝乃立 あと2(現在48勝)

・陸奥里 あと2(現在48勝)

 

<通算50敗>

・陸奥里 あと2(現在48敗)

・萬海 あと3(現在47敗)

 

<通算100出場>

・陸奥里 あと4(現在96回)

 

<通算200出場>

・毛呂乃 あと5(現在195回)

 

<幕内通算100勝>

・蒼狼 あと11(現在89勝)

 

<幕内通算100敗>

・蒼狼 あと7(現在93敗)

 

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平成26年秋場所番付表

2014-09-08 10:00:00 | 番付表

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秋場所の抱負(河豚狸)

2014-09-07 10:00:00 | 力士にきく

― 秋場所に一場所限定で復帰なさる河豚狸さんにお話をうががいます。よろしくお願いいたします。

(河豚狸) 「宜しくお願い致します。」

 

― 河豚狸さんといえば奥様の茶柱親方との息の合った二人三脚が有名です。夫婦仲はあいかわらず円満でしょうか?

(河豚狸) 「はい。全て言われた通りに調教されています。」


― 25年1月に引退なされてから、およそ1年8か月ぶりの土俵になります。引退後しばらく間隔があきましたが、力士時代と引退後をくらべて、なにか変化した点などがあれば教えていただけますか。

(河豚狸) 「抜け毛が増え、至る所の毛が白くなってきたかな?いやいや、親方に始終調教されているからじゃありませんってば。」


― 河豚狸さんの相撲ぶりは、茶柱親方のつくる食事に支えられている面も大きかったように記憶しています。食欲の秋といいますが、さいきんの食事でお気に入りのメニュー、秋におすすめのレシピなどはございますか?

(河豚狸) 「手作り皮と餡のもちもち餃子とふえるわかめちゃんです!抜け毛対策ですかね。」


― 今回は東方に現役力士、西方に雲虎一門を配置しての団体戦の要素が取り入れられております。団体戦の戦いについての抱負があればお聞かせください。

(河豚狸) 「雲虎一門の足をひっぱらないよう、一番一番過去1年でのタイとアメリカでの修業の成果をお見せしますよ。あと、親方に言われたことは厳守で。」


― さいごにファンのみなさまに一言お願いいたします。

(河豚狸) 「不惑前の最後の一華、咲かせて見せますよ!あ、親方が呼んでるので行かなきゃ!!失礼しまーす!」


― 河豚狸さんにお話をうかがいました。ありがとうございました。

(河豚狸) 「アリガトウゴザイマシタ~」

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