<三段目>
○金精山(1-0)
あこがれの毛呂乃と同じ土俵に立てると大喜びの金精山。毛呂乃の引退後の2年間も、毛呂乃を目標に厳しい稽古を重ね、けさはとうとう「まらが自分の体より巨大になるという喜ばしい勝ちでした」と、相撲ぶりまで毛呂乃のような狂気を帯びた雰囲気に。2年間の修行の成果を、尊敬する毛呂乃にアピールできてうれしそう。
○播潟(2-1)
団体戦になって急に燃えだした播潟、「まだ4時前なんですけど、勝ってたんで報告しちゃいます」と、なりふりかまわず勝ちに行く。責任感が強いのはいいが睡眠不足が心配。「まあ、眠くなったら昼寝でもします」と、それでは本末転倒なかんじもする。
●陸奥里(1-2)
正攻法のまらずもうが持ち味の陸奥里。ただ、へんな小細工をしないので、いったん調子を崩すとなかなか勝てなくなる面もあり、けさの相撲は「負けです」と男らしく潔い負けっぷり。「何とか五分に戻して折り返したいところ」というが、正々堂々戦って負けるのであれば、それはそれでしかたない。
<序ノ口>
●茸の山(0-1)
周囲の喧騒をよそに「昼寝し過ぎたせいで、あまり寝付けなかった。多分勝敗とはあまり関係ない」とあくまでマイペース。毛呂乃騒動も東西対抗も意識せず、自由にまらずもうをとって、たんたんと敗れる。まるで仙人のような境地に達している。こういう生き方にあこがれるファンも多いだろう。
・東方 2勝1敗
・西方 0勝1敗
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