新大関・汚痔が改名いたしました。
(旧しこ名) 汚痔の山 → (新しこ名) 汚痔
「大関昇格を期に親方ならびに谷町代表と相談した結果、四股名を『汚痔の山』から『汚痔』へ改名いたします。」と笑顔。改名の理由について明らかにされていないが、関係者からは、大関という一つの山を極めたことをもって”「山」を取った”のでは、などと取りざたされている。
新大関・汚痔が改名いたしました。
(旧しこ名) 汚痔の山 → (新しこ名) 汚痔
「大関昇格を期に親方ならびに谷町代表と相談した結果、四股名を『汚痔の山』から『汚痔』へ改名いたします。」と笑顔。改名の理由について明らかにされていないが、関係者からは、大関という一つの山を極めたことをもって”「山」を取った”のでは、などと取りざたされている。
本日、番付編成会議におきまして、関脇・汚痔の大関昇進が決定いたしました。
汚痔は平成22年初場所、初土俵。1960年9月17日生まれの51歳。持ち味は豊富な人生経験を生かした驚異的な集中力。とくに土俵際の二枚腰には定評があり、平成23年3月場所初日から7月場所5日目にかけて記録された35連勝は歴代2位の記録。圧倒的な勝率で入門からわずか7場所で十両昇進、11場所で大関昇進という超スピード出世を果たしました。通算成績は98勝9敗2休。殊勲賞2回、敢闘賞2回、十両優勝・幕下優勝・三段優勝・序二段優勝各1回。
なお、昇進を期に、しこ名を「汚痔の山」から「汚痔」に改名すると発表されました。
では汚痔関の伝達式の模様をお届けします。
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(使者)「本日、番付編成会議におきまして、関脇・汚痔の山改め汚痔が満場一致で大関に推挙されましたこと、お伝えいたします。」
(汚痔)「謹んでお受けいたします。 大関の名に恥じぬよう、常に朝勃ちを心掛け、今後も努力・研究を怠らずに精進いたします。 本日は誠にありがとうございました。」
(使者) 「おめでとうございます。」
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<昇進インタビュー>
― 秋場所・14勝1敗の好成績をあげ、殊勲賞・敢闘賞のダブル受賞。大関昇進が決定した汚痔関にお話をうかがいます。大関昇進、おめでとうございます。
(汚痔) ごっちゃんです。
― 今場所の汚痔関は、最近流行のノーパン作戦を採用するなど、取り口の幅を広げようとする姿勢が印象的でした。今後も新しい戦法を積極的に取り入れる方針でいらっしゃいますか?
(汚痔) そうですね、流行に乗ったつもりは無いのですが、結果的にノーパンだったのでその事を報告したまでです。 ただ、戦法としては予断無く効果の有るものはノーパン以外でも宗教を除いて取り入れていくつもりです。
― 土俵上での雰囲気も、以前はより求道的という印象がありましたが、さいきんは大らかにのびのびと相撲とっていらっしゃるという印象があります。このあたりの変化というのは意識的なものなのでしょうか?
(汚痔) 三役に上がりましたので大関を見据えて、より自然体で取れるようには心がけています。
― 汚痔関は十両昇進後、十両・平幕・小結・関脇と各階級をそれぞれわずか1場所で通過。これはまらずもうだけでなく大相撲でも過去に例のないスピード出世となります。この記録について、振り返ってみていかがですか?
(汚痔) 目の前の一番一番の積み重ねとしか申し上げようもありませんが、結果一定のスピード出世になったのは嬉しいです。
ただ、本来は引導を渡すべき相手の雲虎関に今場所も勝てずじまいで、まだまだ精進が足りないと反省をしております。
― 秋場所では汚痔関と毛呂乃教との激しい舌戦が注目を集めました。上位陣では雲虎・毛呂乃が毛呂乃教徒。摩羅の川・玉椿は無関心といった状況のなか、汚痔関が反毛呂乃教勢力の急先鋒と目されています。まらずもう界における毛呂乃教の流行についてはどのようにご覧になっているでしょうか?
(汚痔) 個人的にスポーツに宗教を持ち込むのが大嫌いなものですから・・・・
― 汚痔関は、つねづね打倒・雲虎という目標を口にしていらっしゃいます。こんどの大関昇進で、雲虎関との距離は縮まったという実感はございますか?
(汚痔) 先程も申し上げましたが、横綱ともあろう者が神の御加護で楽に勝利等本来は大関陣や三役が断じて許すべき事ではないのですが、如何せん早い段階で土がついてしまい、まら相撲ファンの皆様には本当に申し訳なく思っています。
ですのでむしろこの場所に限って申し上げれば、残念ながら雲虎関の方がまだ上手でした。
しかし、神頼り・教祖頼りでは何時までも勝ち続けられるはずもありませんので、そう遠くない将来本来の目的を達せられると信じています。
― さいごに、汚痔関が目標とする大関像、あるいは大関としての理想のあり方、をお聞かせください。
(汚痔) 難しいですが、他の力士の規範となれるよう心がけます。
― 新大関・汚痔関にお話をうかがいました。ありがとうございました。
(汚痔) ありがとうございました。