○ 雲虎(3-0)
あちこちで毛呂乃教への勧誘を行う雲虎だが、「昨夜も月乃猫関を再度勧誘。さらに河豚狸先輩も勧誘。しかし、返事すらもらえないという厳しい布教活動」と、信仰の道の厳しさを痛感。しかし、その程度の逆境で雲虎の信仰心は折れたりしない。布教がうまくいかなくても「『あまりガツガツ勧誘せずに、穏やかにやりなさい』と教祖様が私に伝えたかったのか、今朝は穏やかな勃起。すべては教祖様の御心の下に」とおだやかな笑顔を浮かべていた。
○ 毛呂乃(3-0)
今日の毛呂乃、勃起師範として「日本勃起型」の模範演技をしてみせる。まずは本体が直立した状態でまらは時計の9時方向、つまりちょうど直角に起きてみせる。中段の構えだ。続いてまわれ右して反対側の客席に向かって構え直し、時計の1時の角度に起き、臨戦態勢・上段の構え。横綱・雲虎も「さすがです、毛呂乃様」と称賛する見事な構え。不気味なまでにそそり立つ毛呂乃のまらだが、もはやこれで当たり前。仮に毛呂乃のまらが軟化したらかえって気持ち悪いとさえ評されるほどの圧倒的な強さで今日も白星。暇さえあれば稽古してしまう、そしてニートであるがゆえに暇。よってまらを擦り続けるのが癖になってしまう・・・。ニート特有のクセにどっぷりはまり込み、きょうも記者団・観客を無視してまらを擦り続ける毛呂乃であった。
○ 摩羅の川(3-0)
昨日の海釣り稽古で体力を消耗した摩羅の川。けさは疲労のためかなかなか布団から出ることができない。しかし、本体が動けなくても、まらは大関としての責任を忘れていなかった。奥様が摩羅の川の布団を剥ぎとるまでの10数分間、まらは忠犬ハチ公のようにひたすら忠実に勃起状態を維持。昨年9月場所の4日目に毛呂乃が決めてみせた『ハチ公勃起』を再現するような一番で見事に3連勝。それでも本人は「私よりも相棒の方が大関としての責任を果たしています。私も相棒をみならい、大関の名に恥じぬような取り組みをしたいです」と反省しきりだったが、玉椿広報部長は「摩羅の川は過去のまらずもうをよく研究しているね。とっさにああいう形で決められるんだから立派なものだ」と満足そう。
○ 玉椿(1-2)
玉椿はひさびさにまらが上向きになり、ようやく1勝目。「場所前からぜんぜん勝ててなかったからよ、このまま一生勝てねえんじゃねえかって不安だったんだけどよ。とりあえず勝ててほっとしてるよ」と笑顔。しかし角番脱出まであと7勝が必要。厳しい状況は変わらない。
○ 汚痔の山(3-0)
汚痔の山は寝しなの水分補給が効いたか、安心の3連勝。しかし「先週見せていた硬度の高い勝ち星と違いやや失速気味。ピークを一週間早く作ってしまったのだろうか?」と内容にやや不満のようす。
● 月乃猫(0-3)
立合いのタイミングが合わない月乃猫。いつもより少し早めに目覚めた時にはきっちり勃っていたのだが、「さすがに早すぎたので二度寝」という判断が裏目。二度目に起きた時には完全にしぼんでおり、痛すぎる判断ミスで3連敗。先場所13日目からかぞえると、6連敗になってしまった。厳しい状況だが「昨日までは全く無反応だったのが今日は一時的にでも復活の兆しが見えたのでそれをプラスに考えようと思います」とのけなげなコメントに、会場からは声援も飛んでいた。。
● 飛埒王(0-3)
「そろそろ、勝ち星が欲しいところ」と勝利への意欲を見せる飛埒王だったが、やる気が空回りしたか「まらはまらまら。立ち会いは五分だったものの、以降は力なく後退。完敗です。」と、なかなか結果はついてこない。泥沼の3連敗にも「・・・まぁ、これからですよ。」とさほど気落ちした様子はないのが、せめてもの救いか。