朝から曽野綾子の「心にせまるパウロの言葉」を開いていました。そのなかに「私たちの人生は、我々の買うレディメードの服と違って、一人一人デザインの違うオーダーメイドの服のように豪華である」に目が留まりました。
私の人生も超豪華と言えるなあ~と思えるのです。
十年以上前になりますが、このままでは意外に平凡な人生と振り返って思うときがあるだろうと考えを巡らせていた頃がありました。それから意外や本当に荒波にのまれ翻弄された時期があり「これで本格的な人生や」と今は思って楽しめるようになりました。
介助で病院に同行しお茶を飲みながらの話し「私は二番目の姉にいじめられた。いけずな姉で」と聞きました。私の子供時代。私も二番目で兄弟の間に挟まれいつもいらだち怒っていたように思い、「寂しかったんでしょうね」といいました。
兄弟の思い出、父親との親子の情景などを思い出され「そうや!姉は寂しかったんですね。84歳になって分かりました。姉に対する態度を変えんとあかんな」
人生にかかわりを持った人たちに今も恨みや怨み許せない感情を持ち越したままで過ごされていたこと。朝、曽野綾子さんの本で改めて思い出し、本当に超豪華な特注の人生をそれぞれが生かされているのだと感動を覚えました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます