高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

外出

2006-06-10 19:31:49 | 外出介助

暮らしサポーター養成講座が始まりました。第2回講座「何故暮らしサポーターか」と言うので竹村安子さんに話していただきました。介護の社会化から始まった介護保険が今間口を狭めてきています。その原因や理由は今ここでは論じません。ただ、竹村さんの多くの事例を聞いていて思い出したことがありました。それもいろいろあるなと思ったのですが、そのとき頭に顔まで思い出したのはさんです。さんとの出会いは奥様でした。連絡をいただき家に伺いました。口八丁手八丁のように思える奥様の応対で病院に同行することを引き受けていました。そして、数回病院に会のボランティアが同行しその後ぱったり依頼がありませんでした。あるとき大阪ガスさんの協力で鍋パーテーを西区の施設で開きました。さんにボランティアを出すから参加くださいと案内をしました。Iさんは参加されました。その後又利用がありませんでしたが数ヵ月後に奥様から電話がありました。実は主人は寝たきりだったのが起きられるようになり,すこしづつ車椅子に座る時間が延びて声が出るようになり話すことができるようになりました。鍋パーテーで私も主人と地下鉄に乗る自信がつきこのごろは出かけるようにもなりました。と嬉しいお知らせでした。報告いただいて、感激したのですが人間の機能はあきらめれば終わりだけれど、回復も気持ちしだいでできるのだと感動しました。そして外出の効用もあきらめている皆さんに知っていただきたいと思ったのです。今もう一度言いたくなりました。最後に暮らしサポーターの講座はまだまだ続きます。単発の参加もOKです。聞かな損と言うような講師の皆さんです。ご連絡もお待ちしています。


再びコンサート

2006-06-10 00:23:14 | 外出介助

コンサートに来てくださる人集めには毎回苦しんでいます。今回は新聞にも掲載されず苦しいスタートでした。でも今振り返って良かったと思うのはアルツハイマーのご主人を介助し奥様が会場に来てくださったことです。去年の春のコンサートに来られトイレタイムで帰ろうとされたので事情をお聞きしましたら、主人を一人にできなくてと話されたのです。トイレに行かれている間私が代わってご主人を見ていて後話をお聞きしました。ご主人は歌が好きで、歌を聞いていれば静かなのですと話され、またこのような催しがあれば教えてほしいと結局最後まで聞いて帰っていかれたのです。その方に今回は案内を出したか不安だったのですが、お二人の姿を目にしたとき、今回も元気で来ていただいたとホットしました。奥様は今回足の手術をして少し歩けるようになったと喜びも伝えてくださいました。「誰も来られない」と自分のふがいなさを嘆いていたのですが、本当にこのご夫婦のためだけであっても良かったと今はしみじみ喜びを感じています。