半透明記録

もやもや日記

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2012年02月24日 | 旅の記録





木曜日は、一時帰国中のI氏とAkikoさん夫妻が京都へ立ち寄ってくれたので会いに行ってきました。2年ぶりくらいの再会です。

前回会った時には、一家はI氏とAkikoさん、それからまだ2歳くらいだった男の子のH君と3人でした。あの時はもうひとりの友人onagaさんも一緒だったし楽しかったな。今度は、H君は4歳半になっていて、7ケ月の女の子Hちゃん(あ、ふたりともHだわ。ともに可愛く美しいお名前です)も加わりました。みんな元気そうで、幸せそうでなにより、なにより。けどI氏はちょっと肥えたって言ってたな。「ちょっとした中年太りだから大丈夫」ってどっかで聞いたような台詞だけど、そう思ってたら思わぬ重病にかかってたりするんだぜ~~!(迫真)…まあお互い気をつけないとね。いつの間にそんな歳になりましたね(^_^;)ウフフ


I氏一家とは昼食をご一緒しましたが、とにかく久しぶりに会ったH君は可愛くてたまりませんでした。彼はとにかく超絶フレンドリーなお子さんで、私に会うなりニッコリと「マユミチャ~ン!」と寄ってきて手を繋いでくれました。

(´∀`*)ギャー!カワエエ~☆

そして、彼は新幹線が好きらしく始終新幹線やお寿司(お寿司屋さんに新幹線の形をした器があって…?)のお話を一生懸命にしてくれるのですが、ごめん、おばちゃんは半分くらいしか分からなかったや(^_^;) でも君が可愛いことはよく分かったぜ!

H君の可愛さはとどまることを知らず、食事中もしきりに私のお相手をしてくれます。お子さまランチに付属していた「アンパンマンのかばお」の指人形を持ち、「見てみて! ほら、ヒュ~~ン! いなくなっちゃった☆」と解説付き小芝居を見せてくれるH君。カワエエ~~☆ 

H君は歩いている間中、ずっと私の手を握っていてくれましたが、ご両親が東京行きの新幹線の時刻を調べている間、「好きだから、ドーーーン!」とか言って私に体当りをかましてきました。3回くらい連続で。しかもぶつかったあとで、ギュッとしがみついてくるH君。

ぐはっ!!Σ(=´o`=*)★

私もかれこれ35年くらい生きてきましたが、男性からこんなに直接的に情熱的に(文字通り体当りで)アタックされたのは初めてであります! 言うまでもなく、私は最初の一撃でノックアウトですわ。うはー、かわええのう!! ああ、かわいい、なんてかわいいんだろうか! そんな4歳半にして率直で男前なH君は、妹のHちゃんが寝ている間は起こさないように「し~!」と小声で話すという優しさを発揮していました。お父さんやお母さんに似て優しい子だね。

生まれて7ケ月の女の子、Hちゃんの方はお食事中は寝ておいででしたが、食べ終わったちょうどそのころにお目ざめでした。まだとても小さくて、この子もまためちゃくちゃ可愛い。くりくりしたその目が私と合うとニコニコしてくれます。この家の兄妹は実にフレンドリーですね。それはお母さんに似たのかもね。I氏はいつもニコニコしてる印象があるし、実際とてもいい奴だけど、結構人見知りするタイプだと思う。私もそうだから分かる!(私はニコニコすらしてないし、あからさまな人見知りだが…) まあとにかく、男の子も女の子も両親のいいところを受け継いで、すくすく育っておるようですね! ほほほ、その調子ですわよ!



さて、I氏やAkikoさんともあれこれとお話ししましたよ。二人とも私が昨年末に病気したことをすごく心配していましたが、相変わらず馬鹿気て元気そうな私と実際に会ったら安心してくれたんじゃないかと思います。私の方ではおふたりについて何も心配したことなんてないですが、しばらく会わないうちに、ふたりは軽い言い合いをするようになっていて、そこは少し変わったなと。
「もー、仲良くしなよ~」なんて私は彼らに言いましたが、実のところ、気遣いが服を着て歩いているようなAkikoさんがこんなに自己主張をするのは、それだけI氏に打ち解けているということなのでしょうね。そのまませいぜい仲良くしててくれや! いや、ほんと、それが私の喜びなのですよ。



I氏一家とは、3時間くらいでお別れしました。

I氏も、Akikoさんも、最初はそれぞれが私の大事な友人で、会えれば嬉しいし別れるのはいつも寂しいものでした。それがI氏とAkikoさんがふたりになったら、会える喜びは2倍に、別れる寂しさもまた2倍になりました。H君が生まれてからは3倍に。木曜日はHちゃんが加わって4倍に。

Akikoさんも別れを惜しんでくれましたが(H君もすごく惜しんでくれた! 私も一緒に新幹線に乗ると思ってたのかな?^^)、別れたあと、予想はしていましたが私も恐ろしいほどに寂しくなりました。人と別れたあとに電車に乗るという行為は、いつも私を感傷的にさせて寂しさを加速させるので、しばらく京都駅付近をぶらぶらしてから帰途につきましたが、全然効果はありませんでした。逆方向に列車が進んでいきます。ああ、距離がまたしても開いていくぜ。…新快速じゃ速すぎたか。快速にすべきだったかな(感傷の度合いは不思議と速度に比例するから)……新幹線だったら泣いてたな、京都大阪間でそれはないけど……。で、まあ、これを書いている今もまだとても寂しい。

彼らと私とのあいだに横たわる距離を思うと気が遠くなる。その気になればメールだって電話だってできるし、互いの消息はたとえばこのブログ上でだって確認できる、会いに行こうと思えば行けないことだってない便利な世の中に生きてはいるけれども、それでも、もしももっと身近に、いつでも気軽に会えるようなところにいられたらどんなにいいだろうと思わずにはいられませんね。

あんまり寂しくなったので、私は木曜日の思い出を、これまで積み重ねてきた彼らとの思い出を、私たちのあいだに広がるこの広い空間に敷き並べてやり過ごすことにしました。思い出がたくさんあるから、次に会えるその時がたとえばちょっと遠くても、楽しい思い出を無限に拡大すれば…


と思ったのですが、思い出を取り出せば取り出すほど、寂しさが募るばかりでした。うん、でも、そうね。この恐ろしいまでの寂しさ、つまり会いたさこそが、必ずや私たちをまた引き合わせてくれるということを私は知っているから大丈夫。会いたいと思っていれば、必ずまた会えるものです。だから盛大に寂しがっておくことにしよう。おい、私は寂しいぞ! また会いにきてよねっ!

まあでも、ほんとうに今回はわざわざ会いにきてくれて、ありがとう(^_^)♪
あ、それからたくさんお土産をもらっちゃって、それもどうもありがとう! それはまた別記事でまとめま~す♪ いつもいい物、珍しい物ばかりをありがとう~! 



ともあれ、まずは久しぶりの日本を楽しんでくれたまえ!