All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

ビール一人当たり消費量 世界第1位はチェコ

2007年12月28日 14時02分51秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2007年12月24日、ドイツのビール業界団体は同国のビール消費量が低迷していることを明らかにした。一方、中国は4年連続でビール消費量世界一の座をキープした。中国新聞社が伝えた。

国別ビール消費量では中国が4年連続のトップ、アメリカが2位に続き、3位にはロシアがランクインした。かつて世界最大のビール消費国だったドイツだが、順位を一つ落とし、4位へと転落した。

ドイツは過去9年間、サッカーのワールドカップを開催した2006年を除き、年々一人あたり消費量を落としている。1980年代のピーク時には一人あたり156リットルだった消費量は2007年には112.5リットルにまで減少した。

もっとも一人当たり消費量はいまだに世界第3位をキープ、1位はチェコの161.1リットル、2位はアイルランドの117.6リットルとなっている。中国の一人当たり消費量は世界53位となる27.6リットルとなっている。(翻訳・編集/KT)

接ぎ木 レモンの木に11種類の果実実る 

2007年12月28日 13時54分41秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
別のカンキツ類がたわわに実ったレモンの木=福岡県遠賀町で、上野麻由美撮影

12月28日10時11分配信 毎日新聞 

 福岡県遠賀町広渡、福島学さん(71)の庭にある樹齢約30年のレモンの木にバンペイユ、デコポン、ハッサク、イヨカン、甘夏など計11種類の果実がたわわに実り、話題を呼んでいる。 

 福島さんは約15年前から、近所の人たちに柑橘(かんきつ)類の苗木をもらい、「早く果実を楽しみたい」と接ぎ木をしては種類を増やした。今では「珍しい」と近所の人たちも続々と見に訪れるという。

 接ぎ木に成功すれば早いもので1年、遅くても3年後には立派な実をつけるとか。福島さんは「収穫が楽しみ。来年はもっと種類を増やしたい」と話している。

>こりゃ面白いね。遺伝子なんとかなんて最先端の技術じゃないところがよい。

ダイエット大作戦Ⅱ(ミッション100) 2007年12月27日 富士山ラーメン(ふじ麺)を食す?

2007年12月28日 12時53分02秒 | 1年かけてダイエット
本日食べたもの(kcalは厳密なものではありません。目安です。)
朝:お茶。
計:0kcal

昼:常勝軒にて「ふじ麺」(中盛1000kcal?)オサムさんも同行。
計:1000kcal
上記写真のようにかなりヘビーな(とんこつ)ラーメンである。(美味しかったが、結局、全部食べ切れなかった。中盛では多すぎる。)

夜:おでん(こんにゃく、白滝、さつま揚げ、昆布巻き、卵、イワシつみれ、、チャちくわぶ:320kcal)、白飯(180kcal)、お茶。

計:500kcal

日計:1500kcal
歩行:7044歩(256kcal)
差し引き1500kcalー256kcal=1244kcal

ムンク展 The Decorative Projects 国立西洋美術館(上野)12月23日

2007年12月28日 07時23分06秒 | 歩く印象派


声/夏の夜

ムンクといえば『叫び』というようにステレオタイプ化した私のような凡人にとって今回の西洋美術館の展示はこれまでのムンクに対するイメージを払拭し、新たな視点を提供してくれる画期的なものでした。この展覧会では彼が豊かな色彩感覚を持ち明るい側面をもっていたことを知ることができます。

会場内に入るとすぐにビデオが上映されているスペースが目に入りました。上映時間11分とあったので、これを見てみることにしました。

今回の展示は以下の7章に分かれているのですが
第1章〈生命のフリーズ〉:装飾への道
第2章人魚:アクセル・ハイベルク邸の装飾
第3章〈リンデ・フリーズ〉:マックス・リンデ邸の装飾
第4章〈ラインハルト・フリーズ〉:ベルリン小劇場の装飾
第5章オーラ:オスロ大学講堂の壁画
第6章〈フレイア・フリーズ〉:フレイア・チョコレート工場の装飾
第7章〈労働者フリーズ〉:オスロ市庁舎のための壁画プロジェクト

ビデオは「第1章〈生命のフリーズ〉」に次の4つのポイントがあると紹介しています。
(1)愛の芽生え
(2)愛の開花と移ろい
(3)生の不安
(4)死
展示されていた絵で私の印象に残ったものです。。
(1)

マドンナ
(2)

吸血鬼
(3)

不安
(4)

屍臭

ところで「フリーズ」という聞き慣れない言葉ですが「横長の帯状装飾のことで天井に近い部分に(高い位置に)部屋をぐるりと取り囲むよう設置されたものだそうです。」下の写真のように。

ムンクはこのフリーズ形式による自身の作品展示に強く取り憑かれたようで何度もチャレンジしています。実はこれが今回の展示のメインテーマであり、ムンクの新解釈といえるものです。
その中には、「これがムンクなのか」と思う作品が多々あって驚きます。

橋の上の女性たち

浜辺の木々

雪の中の労働者たち

一連の展示を観終えて、なるほどムンクは生涯かけてフリーズにこだわっていたことがわかります。しかし、その目論見は成就せずに生涯を終えてしまいました。上の「雪の中の労働者たち」はオスローの新市庁舎のために描きためたものの一つですが、市庁舎建設が始まった時にムンクは70歳を超えており右目の視力も失いかけていたのです。

愛や欲望、不安、死への恐怖などが強調されがちな一連のムンク作品ですが、今回見おえての率直な感想は、世紀末、第一次大戦、ロシア革命という当時の時代背景が彼の心理に色濃く反映しているということです。とりわけ労働者シリーズは意外でした。晩年にかけてのムンクの関心はもはや絶望や不安よりも新しい階層である労働者たちのエネルギーに向いていたようです。

おまけ
一瞬ゴッホかと思った作品。

星月夜