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森羅万象 ~ 歩く印象派

ハイブリッドカーに不穏なウワサ 整備工場や事故現場が危ない? 

2009年12月31日 10時09分07秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2009年12月29日 17時00分 JCASTニュース

今やエコカーの代名詞となったハイブリッドカー(HV)。長引く不況のなかで新車販売は低迷を続けているが、トヨタ自動車の「プリウス」とホンダの「インサイト」は記録的なペースで販売台数を伸ばしている。加えてトヨタは2009年 12月14日、バッテリー充電のみで最大23.4kmの電気自動車走行ができる「プリウス プラグインハイブリッド」を発表。低燃費、低排出を謳うHVがますます脚光を浴びている。

この一方で自動車業界内ではHVに関する不穏な噂も飛び交っている。整備工場や事故車レスキューの現場における感電事故の問題だ。HVは、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせることで燃費性能を格段に向上させている。このため、HVには通常の車に搭載される12ボルトのバッテリーに加え、最大600ボルトで電気モーターを回すHVバッテリーを搭載している。
「程度の差こそあれ、HVの感電事故は発生している」

しかも普通のバッテリーと比べると電流の量も多い。取り扱いを誤れば重大な事故につながりかねない。当然、自動車整備や事故現場では対応に細心の注意を払う必要がある。

しかし、HVの取り扱いに関する専門資格などは存在しない。労働災害防止の観点から厚生労働省や業界団体が『低圧電気取扱特別教育』の受講を整備事業者に推奨しているにすぎないのが実情だ。この特別教育は30年以上前に電気工事事業者などを対象に創設されたもので「自動車整備業の実態にそぐわない」との声も受講者から聞こえている。

実際、ハイブリッド車に対応する救助活動を学ぶ研修会などが各地の消防署や警察署で開かれている。交通事故などの救助活動の際、感電する危険があるからだ。

では、HVで感電事故は起きているのか。「程度の差こそあれ、事実、HVの感電事故は発生している」と整備業界関係者は語る。
指定通りの作業行えば事故発生の可能性極めて低い

自動車メーカーは、HVの取り扱いに関する適切な作業手順を系列ディーラーに教育しているほか、業界団体を通じて系列外の整備事業者にもメンテナンス情報を提供している。また、HVのシステム上、指定通りの作業を行えば感電事故が発生する可能性は極めて低い。このような状況にあってもなお、感電事故が発生するのは「注意事項を順守していない事業者が存在するからだ」と指摘する業界関係者は少なくない。

もちろん、情報発信側のメーカー・業界団体側のさらなる努力も必要だ。HVの普及スピードが急速になっている今、ディーラー関係者からも「HVの専門教育を制度化するなど、何らかの形で行政にも動いてもらいたい」といった意見が出始めている。HVの普及速度が加速するなか、感電事故防止に向けた今後の対策が注目される。

年末年始は大荒れ=強い冬型の気圧配置-気象庁

2009年12月31日 00時19分26秒 | 歩く印象派
12月30日18時20分配信 時事通信

 気象庁は30日、日本付近は31日から1日にかけて強い冬型の気圧配置となり、北日本などで大雪や暴風になる恐れがあるとして、警戒を呼び掛けた。
 同庁によると、日本海中部を北東に進む低気圧が急速に発達し、31日朝に北海道付近に達する見込み。日本付近に強い寒気が流れ込み、1日にかけて冬型の気圧配置が強まる。
 西日本の日本海側や東・北日本では陸上で18~20メートル、海上で20~25メートルの非常に強い風が吹く見込み。東・西日本の日本海側と北日本では、31日から1日にかけて大雪となり、中国地方や東海地方の平野部でも雪が積もる恐れがある。 

この冬どうなる?インフル流行=新型減少も予断許さず-季節性、駆逐されるか

2009年12月30日 23時56分19秒 | インフルエンザ情報
時事通信社 - 12月30日 15:02

 夏に流行が始まった新型インフルエンザは、11月下旬にピークを迎え、12月に入ってからは患者が減り続けた。しかし、通常ならこれからが本番。再び流行する可能性も十分あり、予断を許さない状況だ。一方、毎年のように流行していたAソ連型などの季節性インフルエンザがほとんど出現していないのも今シーズン(8月31日以降)の特徴で、新型に駆逐されてこのまま消える可能性もある。

 世界保健機関(WHO)によると、12月20日現在、新型インフルエンザは208カ国に広がり、これまでに1万1500人以上が死亡した。流行の始まりが遅かった東欧やアジアの一部では患者が増加しているものの、日本と同様に北米や西欧など北半球の多くの国で「ピークを過ぎた」状況だ。

 しかし、日本で例年インフルエンザ流行が本格化するのは厳冬期の1~2月。国立感染症研究所の岡部信彦感染症情報センター長は「12月にほとんど出ず、年が明けて急増したことは過去にもある」と指摘。厚生労働省の中嶋建介感染症情報管理室長も「山は下りてきているが、まだ5合目くらいで下り切っていない。(既に多くが感染した)小中高生以外は患者になっていない人がほとんど」と話す。 

「そば」と表示できるのは、そば粉の配合割合が30%以上!ってことは・・・・

2009年12月29日 00時23分54秒 | 歩く印象派
<即席めん>「そば」と不当表示 岐阜の食品会社

12月25日14時18分配信 毎日新聞

 岐阜県は25日、原材料表示を偽造した即席めん約220万食を製造・販売したとして、同県関市のトーエー食品(服部公雄社長)に対し、JAS法(表示基準)と景品表示法(不当な表示の禁止)違反で表示を改善するように行政処分した。同社は11日から商品の回収を始めている。

 表示違反があった商品は、同社が6月以降に製造した即席めん「ノンカップ麺ねぎ入りそば」など、そば7種とJA(農協)から受託して製造したそばとうどん計2種で、全国の生協などに販売されていた。

 県によると、JAS法の品質表示基準では「そば」と表示できるのは、そば粉の配合割合が30%以上と定められている。同社はそば粉が16~29%しか含まれていない即席めん8種類に「そば」と表示していた。また、うどん1種類には「岐阜県産小麦50%、北海道産小麦50%使用」と表示していたが、岐阜県産小麦が含まれていない例もあったという。

 県の調査に対し同社は「そばの配分を定めた品質表示基準を把握していなかった」と説明したという。このため、県は「品質表示基準が定められた00年から、不正な表示が継続し、問題があった商品は約220万食にとどまらない可能性がある」とみている。

 ホームページによると、同社は年商15億円で、全国の生協や大手食品商社などに、即席めんなどを販売している。服部社長は毎日新聞の取材に「金もうけでしたつもりはなかったが、消費者には申し訳ない」と話した。【宮田正和、山田尚弘】

>上記を読んで感じたのは、つまり、そば粉が30%満たしていれば「そば」として表示できてしまうということで、これは驚きです。

年末年始のTV事情  また始まる1週間のバカ騒ぎを視聴者は無視した方がいい

2009年12月28日 01時25分09秒 | 歩く印象派
2009年12月27日 10時00分 ゲンダイネットより転載

●制作費カットのためにB級、C級芸人を使い回す愚
 政権交代しても、テレビの年末年始はまったく代わり映えせず。かえって悪化しているといっていい。来週からは連日連夜、お笑い芸人が出演するバラエティーを見させられることになる。
 28日の“超豪華芸能人登場”と銘打った「TV史上最強の超巨大アドベンチャーパークDOORS2009厳冬」(TBS)や芸人大集合のような「お試しかっ!」(テレビ朝日)、29日の「お笑いDynamite」(TBS)、31日の「ダウンタウン大晦日スペシャル」の「絶対に笑ってはいけないホテルマン24時!」(日本テレビ)。元日はもはや軒並み芸人大集合番組を各局が放送し、2日「ネプリーグ新春SP」(フジテレビ)や3日の「新春イロモネア」(TBS)といった具合で、「1週間のバカ騒ぎ」が繰り広げられるのだ。もちろん大量にお笑い特番を放送して、制作費を大幅にカットというのが大命題だ。
「2時間特番を従来なら5000万円かけていたが、3000万円で作れといわれています。出勤についてはムチャクチャで、年末年始に出勤すると数千円の手当が必要になるから休め、ADは極力使うなという一方で、出勤時間が4時間を超えると代休が生じるので3時間で帰れという。社員はどうすればいいのかチンプンカンプン。また、弁当は余らないように少なく注文しろとケチケチ作戦です。これじゃ、ギャラが安いお笑い芸人を使った番組でお茶を濁すしかない」(事情通)
 相変わらず視聴者は二の次、三の次。そんなバラエティーに付き合わされる視聴者はいい面の皮。芸能評論家の金沢誠氏が言う。
「不況といいながら、テレビ各局の今期の見通しで赤字なのはTBSだけです。他はギャラが安いひな壇芸人らで番組を制作して利益を出し、中には大儲けしている局もあります。テレビ局は予算管理だけが仕事になっているお寒い状況です。そんなお手軽な番組作りに対して、テレビをよく見ている若者や女性からの批判の声が先日、新聞に掲載されていました」
 見るなら良質のドラマやドキュメンタリーしかないし、もうゴールデンのバラエティーは無視した方がいい。


<たばこ>吸う人とは結婚無理 男69%女61% 法大調査

2009年12月27日 23時18分38秒 | 私の目の前での喫煙はお断り
2009年12月26日 15時00分毎日新聞

 たばこを吸う異性を恋人や結婚相手にできないと考える学生が過半数を占めることが、法政大学生の学内調査で分かった。約9割が「不健康そう」「たばこ臭い」と悪い印象を抱いており、喫煙者への厳しい見方が若者に広がっていると言えそうだ。

 調査は11月23~30日、法政大市ケ谷キャンパス(東京都千代田区)で、同大人間環境学部の学生が教員の指導のもと、1~4年生を対象に無作為に聞いた。男女計1074人が回答した。

 その結果、80%は「喫煙経験がない」で、「現在たばこを吸っている」は13%、「以前吸っていたが今は吸っていない」が6%などだった。喫煙する異性に悪い印象を持った学生は男女とも89%に達した。一方、「クール(かっこいい)」「大人っぽい」などの好印象を抱いたのは、男女とも10%に達しなかった。

 また、たばこを吸う異性と「結婚できない」と回答した男は69%、女は61%。「恋人にできない」も男が60%、女は50%だった。一方、喫煙者は61%が結婚相手の喫煙を容認した。

 「恋人がたばこを吸うのを不快に感じる場面」をたずねたところ、最も多かったのは「歩きながらの喫煙」で回答の4分の1を占めた。

 調査を担当した4年の清水俊樹さん(22)は「これほど多くの人が異性の喫煙を嫌う傾向があるとは思わなかった」と話す。【江口一】

大掃除の季節ですね。 む?掃除ができない「はめ殺し」窓って?

2009年12月27日 06時12分48秒 | 歩く印象派

必死に手を伸ばして掃除するも、きれいになるのは半面だけ

まさに窓拭きは命がけだ!

たとえ命をかけても、大きすぎて半面も拭けない我が家の窓ガラス

筆者 ペルー・原田慶子(2009年12月26日朝日COM)

 リマ暮らしの中で最も主婦泣かせの家事といえば、なんといっても窓拭きだろう。

 リマ郊外に広がる砂山から飛んでくる砂ぼこりや車の排気ガスのお陰で、あっという間に汚れてしまう窓ガラス。大雨でも降る地域なら雨水が窓に付着した汚れを洗い流してくれるかもしれないが、リマでは降ったとしても霧雨程度だから、かえって汚れがひどくなってしまう。からりと晴れ間が広がる夏場はそうした心配はないが、代わりにハトがガラスにぶつかって、これまた妙な汚れがついたりする。リマにはぼーっとしたハトが多いようだ。

 もちろん毎日メードに磨かせていれば、ある程度はきれいな状態を保つことは可能だろう。しかし、メードの有無に関わらず、一番の問題は窓の構造にある。リマの建物は、引き違い窓の片方がはめ殺しになっている場合が多いのだ。

 例えば我が家のリビングの場合、各ガラスの幅が1.5メートルほどの引き違い窓が二組あり、隣家側の2枚はそれぞれ壁に固定され、はめ殺しになっている。片方には窓の外側に植木鉢を置くスペースがあるのでなんとか外から拭き掃除ができるが、もう片方は足場すらない。いくら手を伸ばしてもガラスが重なる面を拭くことは不可能なわけで、それこそ専門業者に依頼してアパートの屋上からゴンドラでも吊るさない限り、そこだけ一生拭き掃除ができないのだ。

 年の暮れが近づくと、せめて今年くらいは業者をと思うのだが、リマのあの間抜けなハトのことを考えると、いまひとつ気が乗らない。結局我が家の窓はなすがままの状態で、日差しの加減でガラス汚れが目立つ午後はカーテンを閉め、現実から目を背けるようにしている。

 隣家からの侵入を防ぐ目的からガラスを固定してしまうのだろうが、掃除やメンテナンスという視点が抜けているところが、なんとも大らかでペルーらしい。とはいえ、「窓拭き中のメードが落ちて死亡」などというニュースを聞くたび、窓から身を乗り出し、無理な姿勢で掃除に励んでいた状況が目に浮かぶだけに、この理不尽極まりない窓の作りをもう少し何とかしてほしいと思うのである。

トラフグ 温泉水で養殖 海なし栃木の特産品に 那珂川町

2009年12月26日 19時53分57秒 | 歩く印象派
12月26日12時52分配信 毎日新聞

 高級魚のトラフグを温泉水で養殖する試みが、栃木県那珂川町で進められている。同町でわき出る温泉が、海水魚の養殖に適していることに着目した。11年度の商品化を目指しており、海のない栃木がフグ産地として知られるようになる日も近い?

 県北東部の那珂川町は、アユの漁獲量日本一の那珂川が東西に流れ、人口は約1万9000人。同町で水質や土壌を調べる会社を経営する野口勝明さん(53)は、温泉水の分析を手掛けるうち、含有している塩分濃度に着目した。温泉水の濃度は1.2%で「生理食塩水とほぼ同じ濃度で養殖に適している」と話す。海水魚の養殖に適していると判断し、「高級で利益が出そう」なトラフグ養殖を思いついた。

 08年11月、県水産試験場や宇都宮大農学部の技術支援を受け、地元企業などと共同で「那珂川町里山温泉トラフグ研究会」を結成。廃校になった小学校の教室内に養殖用プール(直径4メートル、深さ1メートル)を五つ造り、地元からわき出た温泉水をトラックで運び入れ、1200匹ほど試験飼育している。

 温泉水を使った養殖の最大の利点は生育が早いこと。通常、海上養殖は出荷まで1年半かかるとされる。しかし、温泉養殖は1年程度で出荷できるという。年間を通じ水温を23~24度に保てるため、水温低下に伴う冬場の食欲の落ち込みを防げることなどが主な理由だ。

 肝心の味はどうか。塩分濃度が3.6%程度の海水養殖に比べ、塩分濃度が低い温泉水で養殖したフグは肉が軟らかいのが難点だった。このため、海水で一定時間泳がせるなど試行錯誤を続け、徐々に改善されているという。早くも千葉県内の料理店など首都圏を中心に問い合わせが10件ほど寄せられている。

 11年度中には町内に加工場を備えた養殖施設の建設を考えており、1万匹(約10トン)の出荷が目標という。野口さんは「来年は寅(とら)年なので、それにあやかってもっとPRしたい。将来的には『栃木と言えば、トラフグ』と言われるようになりたい」と話している。【松本晃】