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森羅万象 ~ 歩く印象派

太ももの筋肉で心筋を再生=阪大などのチームが成功-心臓病の画期的治療に期待

2007年12月15日 20時02分37秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
12月15日0時30分配信 時事通信

 臓器移植が必要な重症の拡張型心筋症の患者に、太ももから取った筋肉の元となる細胞を培養したシートを張り付けて心臓の機能を回復させる治療に大阪大医学部付属病院(大阪府吹田市)と東京女子医大病院(東京都新宿区)の合同チームが成功したことが14日、分かった。
 自分の細胞を使うため拒絶反応も起こらず、実用化できればドナー(提供者)が不足している臓器移植の画期的な治療法となる可能性がある。今回を含め、今後2年間で6例の臨床研究の治療を行い、安全性が確認されれば、軽症の患者など対象を拡大する。
 共同研究者の大阪大の沢芳樹教授によると、臓器移植ネットワークに待機患者として登録中の重症の拡張型心筋症の男性患者(56)の太ももから取った筋芽(きんが)細胞と呼ばれる筋肉の一段階前の細胞を培養。直径4~5センチの円形のシートをつくり、心臓の表面に3、4層に重ねて約20枚張り付けたところ、弱っていた心臓の筋肉が回復した。
 男性は2006年2月に大阪大医学部付属病院に入院、補助人工心臓を装着したが、今年9月に取り外すことができた。来月にも1年10カ月ぶりに退院する予定。 

トヨタ社員の過労死確定へ 国、控訴断念

2007年12月15日 12時01分36秒 | 仕事
2007年12月15日08時59分朝日COM

 トヨタ自動車の堤工場(愛知県豊田市)の元従業員が急死したのは過労死だったと認め、遺族補償年金などを不支給とした豊田労働基準監督署の処分を取り消した11月30日の名古屋地裁判決について、国は控訴期限にあたる14日、控訴の断念を決め、判決が確定した。これを受けて、豊田労基署は遺族補償年金などの支給手続きに入るが、その際、サービス残業代の算定が焦点になる。原告側がトヨタに対し、労災補償の上積みを申し入れることも予想される。

 判決は、02年に急死した内野健一さん(当時30)の死亡直前1カ月の時間外労働時間を106時間45分と認定。52時間50分と算定した労基署側の主張を退け、「量的、質的に過重な業務に従事して疲労を蓄積させた」として労災にあたるとの判断を示した。

 労基署側が「業務外」と主張した「創意くふう提案」「QCサークル活動」など品質や職場の改善にかかわる活動について、判決は「事業活動に直接役立つ性質のもので、使用者の支配下における業務と判断するのが相当」と指摘した。

 国は「新たな事実が判決で認められた結果、判決が認定した時間外労働時間は現行基準に適合していると認めざるを得ない」(厚労省幹部)と判断。控訴審で判決を覆すのは困難とみて控訴を断念した。

 従業員の自主的参加と位置づけ、一部を除いて残業代を支給してこなかった活動を、企業の業績向上を支える「業務」とみなす法的判断が定着すれば、トヨタの労使が社員の働き方の再検討を迫られるのは必至だ。こうした活動に広く人件費がかかるようになれば、労務コストの増大は避けられず、好業績のブレーキになるおそれもある。

 「QCサークル」をはじめ、現場の従業員自身によるカイゼン活動は大手製造業を中心に日本の産業界に幅広く定着しており、影響はトヨタだけにとどまらない。「自主的参加」を理由に「サービス残業」を強いるような働き方に警鐘を鳴らしたともいえる判決が確定したことで、時間外労働の定義の見直しにつながる可能性もある。

 QC活動などを時間外労働時間に認定した判決が確定したことへの対応について、トヨタ広報部は「今後、判決内容を詳細に検討していきたい」とコメントした。

以下は毎日の記事
12月15日3時15分配信 毎日新聞

 愛知県豊田市のトヨタ自動車工場の男性社員が深夜勤務後に不整脈で倒れて死亡したのは労災だとして、妻が豊田労働基準監督署長を相手取り、労災不認定処分の取り消しを求めた裁判で、国側は14日、国側敗訴とした1審・名古屋地裁判決について控訴しない方針を明らかにした。不支給処分の取り消しを国に命じた1審判決が確定する。

 1審判決によると、同社堤工場の社員、内野健一さん(当時30歳)は02年2月9日午前4時20分ごろ、残業中に不整脈で倒れて死亡した。妻博子さん(37)=同県安城市=が同年3月、豊田労基署長に遺族補償年金などを申請したが、同署長は03年、不支給処分とした。

 1審判決は「心停止は過重労働が原因」と因果関係を認め、労災に当たると認定。職場の能率向上を図るトヨタの生産方式「カイゼン」に絡み、内野さんが関わった業務の改善策などを記入する「創意くふう提案」や、職場改善の目標に取り組む「QCサークル」などについて「運営に必要な準備を社内で行っており、業務と同様」と判断した。

「偽」に終始した一年  極めつけは・・・・

2007年12月15日 04時23分07秒 | 歩く印象派
ミートホープ、不二家、赤福、白い恋人、ニチアス、ミスタードーナツ、船場吉兆、マクドナルド・・・・・・・・・。

>もう、ここまで来ると次にどんな「偽装」が明らかになっても驚かない風潮が恐い。


赤身に脂注入「霜降り馬肉」=大手居酒屋チェーンに排除命令-公取委
トイレ洗浄剤「銀イオン」効果なし=アース製薬に排除命令-公取委
「超音波蚊よけ器」効果なし=製造元に排除命令-公取委


赤身に脂注入「霜降り馬肉」=大手居酒屋チェーンに排除命令-公取委
12月14日18時30分配信 時事通信

 馬の赤身肉に脂を注入し、「霜降り馬肉」と称して販売したのは、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は14日、居酒屋チェーンなど5社に再発防止を求める排除命令を出した。
 命令の対象は居酒屋「白木屋」「月の宴」などを運営するモンテローザ(東京)、「村さ来」の村さ来本社(同)、「酔虎伝」や「八剣伝」のマルシェ(大阪市)。ほかに食肉製造販売のファンシー(東京)と業務用スーパーのトーホー(神戸市)も命令を受けた。
 公取委によると、5社は2005年から今年にかけ、居酒屋のメニューやチラシで、馬のたてがみ脂を注入した馬肉を「霜降りとろ桜刺し」「国産霜降り馬刺し」などと記載し、天然の霜降り馬肉のように表示した。
 居酒屋チェーンは、加工肉であることを認識していた。3社合わせて約1000店舗で、計約7億2000万円を売り上げた。また、ファンシーとトーホーの売り上げは計約8億7000万円だった。
 居酒屋では1皿600円程度で販売していたが、馬産地の天然霜降り肉は2000-3000円するという。 

トイレ洗浄剤「銀イオン」効果なし=アース製薬に排除命令-公取委
2007/11/27-17:59 トイレ洗浄剤「銀イオン」効果なし=アース製薬に排除命令-公取委
 銀イオンで除菌するとうたったトイレ洗浄剤「セボン」に、銀イオンによる効果が認められなかったのは、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は27日、販売元のアース製薬(東京)に再発防止を求める排除命令を出した。
 公取委によると、問題の商品は給水タンクに置くタイプで、固体型の「銀イオン+フッ素コートセボン 容器付」、液体型の「銀イオン+フッ素コート液体セボン 容器付」、それぞれの詰め替え剤。
 同社は包装に大きな文字で「銀イオンで除菌」と記した上で、「新配合銀イオンの力で、カビや雑菌を、流すたびに1カ月間しっかり除菌コート!」などと記載した。実際には銀イオンの含有量は微量で、除菌効果は認められなかった。


「超音波蚊よけ器」効果なし=製造元に排除命令-公取委
2007/11/20-18:19 「超音波蚊よけ器」効果なし=製造元に排除命令-公取委
 音波を発生させ蚊を寄せ付けないとうたった「超音波蚊よけ器」に実際には効果がなく、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は20日、製造元のオーム電機(東京)に再発防止を求める排除命令を出した。
 公取委によると、同社は商品の包装に「蚊がきらう周波数の音波を発生し、寄せ付けません」「70~80%前後の効果があります」などと記し、超音波や音波を発生させて蚊を寄せ付けない効果があるかのように表示した。
 公取委は調査機関に実験を依頼。容器の中に蚊と鳥を入れて調べたところ、商品を使う場合も使わない場合も、イエカでは約90%が鳥の血を吸うことが確認された。また音波は発するものの、超音波ではなかった。

>「偽」に終始した一年 

経営者の偽装がクローズアップされたこの一年、極めつけはなんと云っても国の経営者の偽装が明らかになったことだろう。

年金記録問題での自民党参院選挙公約「最後の一人まで全て記録をチェックし年金を支払う」と安倍前首相。選挙後、厚労省に就任した舛添は「最後の一人、最後の一円まで命がけでやる。」と宣言した。

それがだ、舛添は「神様がやってもできない。」(11月21日)
町村(官房長官)は「選挙だから簡素化して言ってしまった。」(12月11日)
福田(首相)は「公約違反というほど大げさなものかどうか」(12月12日)
「公約がさっと思い浮かばなかった。」と吐露。(12月13日)

やれ、マニフェストだとか我々を煙に巻く用語で(きっちり公約を守る様な素振りで)ごまかしておいて、選挙後はこの始末だ。
こういういいかげんな連中に国の舵取りを任せておいていいものだろうか。心の底から腹が立つ。

そんでもって、国会の会期を再延長してまで、奴らが血道を上げているのが米国等(艦船)へタダで油をあげる法案。
(連中、このことしか頭にないのが丸見えだってば!)

国民が原油価格の高騰にはじまる諸物価の値上げ攻勢で苦しんでいる時に、税金使って会期延長してまでやることなのかあ~~?すげー無駄使いだぞ。
何度もいうけど「タダ」だよ。タダで油をプレゼントしちゃうんだよ。特に米国には「思いやり予算」とかでこれまでかなりプレゼントしてるのに、さらにあげちゃうんだから。度を越しているにも程があるってもんだ。

ダイエット大作戦Ⅱ(ミッション87) 2007年12月14日

2007年12月15日 00時32分55秒 | 1年かけてダイエット
本日食べたもの(kcalは厳密なものではありません。目安です。)
朝:お茶。
計:0kcal

昼:おにぎり小(166kcal)、野菜煮物(189kcal)、お茶。

計:355kcal


夜:白飯(300kcal),ニラ玉(ワカメ、椎茸入り)スープ餃子(400kcal)、キュウリ・ナスぬか漬け(15kcal)、紅茶(LADY GREY)。


計:715kcal

日計:1070kcal

歩行:5176歩(182kcal)
差し引き1070kcalー182kcal=888kcal