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森羅万象 ~ 歩く印象派

報道は捏造まみれ......その実態を共同通信OBが暴露!

2008年12月31日 01時51分35秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2008年9月22日 09時00分

日本の大小多数のメディアのニュースを
配信する共同通信。圧倒的な影響力を持
つが、斎藤氏は、共同が配信するニュー
スだけではなく、できるだけ多くの新聞
やメディアに目を通して、事実関係を把
握すべきであると指摘する。写真は東京
汐留にある共同通信本社ビル。
 大手マスコミのOBが実名で、自社の内幕を描いた暴露本を出版するという興味津々の"事件" が起きた。日本を代表する共同通信社の元政治部記者、斎藤史郎さんがその人だ。社内の「記事審査室」勤務時代に遭遇したニュース記事をめぐるスキャンダラスなエピソードを『ザ・記事審』(新聞編集センター)にまとめ、このほど出版した。


 記事審こと記事審査室とは、経験豊かな記者やデスク OBから構成され、共同が配信した記事や写真を他紙と見比べながら事後審査するセクション。審査の結果は、1週間分まとめて「記事審査」と題した冊子に印刷されるが、この中身がなかなかセンセーショナルなため、部外秘扱いの文書なのだ。

 斎藤さんは、当時の編集局長がかかわったある捏造問題をこの「記事審査」に書き、印刷所にまで回されながら、上層部の判断で廃棄された経験を持つ。このときの"幻のボツ原稿"が本書に掲載されているのだ。この事件を、本書を頼りに振り返ってみよう。

 05年9月8日号に掲載されるはずだったのは、「捏造」と題する一文。ちょうどこの頃、朝日新聞長野総局の若手記者が取材メモをでっち上げ、新党結成をめぐる田中康夫長野県知事と亀井静香元自民党政調会長の架空の密会報道が同紙の一面に載ってしまい、大騒ぎになった。

 斎藤さんはこの一件を引き合いに出し、「しかし、捏造問題は共同通信にとっても、人ごとと片付けられない」「『捏造』には『書く捏造』の他に、『書かない捏造』(ネグる)と『書かせない捏造』があると、私は常々思っている。この『書かせない捏造』こそ曲者だ」と前置きし、政治部時代の忌まわしいエピソードを暴露する。長文だが、引用しよう。
「政治部へ配属された後も、『捏造』を時折見かけた。某野党委員長の党大会での追加発言部分をメモできなかった記者は、『あいさつの一部』を作成してデスクに提稿し、加盟社に配信された。まもなくTVニュースで委員長発言が流れたため間違いが判明、差し替えし『詫び訂』を出した。このケースは"正当な捏造"に当たるだろう」


「『書かせない捏造』の例を挙げよう。自分が担当した自民党派閥にとって不利益と思われる当該派閥議員の発言が原稿にあり、書いた記者本人に相談なく勝手に削除したデスク。担当する派閥幹部の生々しい発言を外部に漏らさないよう『情報の二重帳簿』もどきを作る記者。後者の二例は、『書かせない』行為によって捏造に似た結果を情報社会にもたらすことになりかねない」

 ここに登場する「勝手に削除したデスク」こそ、当時、政治部長からご栄転したK編集局長ご当人だったのだ。

 斎藤さんの一文はこの局長の逆鱗に触れ、「記事審査」は回収騒ぎとなる。しまいには、当時の記事審査室長が辞表を出すというおまけまでついた共同内では"一大事件"だったらしい。

 実は本誌は、05年11月号で斎藤さんのボツ原稿について報じている。その際、共同本社に「記事に書かれていた捏造の記述は本当か?」と問い合わせていたのだ。同社総務部は「そちらが入手した記事の内容がわからないし、そもそも社内で処理されるべき問題なので、関知は無用」と回答。しかし今回、斎藤さん本人の暴露本が出たことで、全容は白日の下にさらされたわけだ。

 本書にはこのほか、小泉純一郎元首相政権時代の政治記事にも言及。小泉氏が同じ派閥の森喜朗元首相相手に解散を示唆する問題発言をした時のこと。「森(喜朗)元首相が『そんな愚かなことをやったら大きな汚点を残す』といさめた」と書いた共同原稿を取り上げ、同じ場面を描いた毎日新聞を引用して「『夫婦げんかを町内会の会に持ち出すようなものだ。こんな愚かな......』と書いた。共同より格段に面白い」と他紙を持ち上げている。

 大手マスコミの内実が書かれた本書。ぜひマスコミ志望者や現役の記者たちに読んでもらいたい。

日刊サイゾーの記事のとおりだった!「日本レコード大賞にEXILE、最優秀新人賞はジェロ」

2008年12月30日 23時40分25秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
日本レコード大賞にEXILE、最優秀新人賞はジェロ

2008年12月30日23時3分 朝日COM


 第50回日本レコード大賞の最終審査が30日、東京都渋谷区の新国立劇場であり、大賞はEXILE「Ti Amo」に決まった。最優秀新人賞にはジェロが選ばれた。


>9月22日に紹介した記事通りの結果となった。

詳しくはこちら→新人賞はジェロ!今年のレコ大もすでに決定済!?を参照。

北ア・抜戸岳の2人発見できず=西穂高岳の女性らは救助-岐阜県警

2008年12月30日 11時25分42秒 | 山関係のニュース(報道されたもの)
 岐阜県高山市の北アルプス・抜戸岳(2812メートル)で27日に起きた雪崩で、県警山岳警備隊などは29日、行方不明になった男性2人の捜索活動を前日に引き続き行った。この日は県警ヘリコプターで民間の救助隊員を含む計約20人を現地に運び、周辺を捜したが、2人は見つからなかった。30日も捜索を継続する。
 行方不明になっているのは、「静岡県山岳連盟静岡山岳会」のメンバーで、静岡市葵区上足洗、教員桑原義仁さん(48)、同市駿河区池田、会社員塚田征義さん(39)。
 一方、別のパーティーで28日午後、高山市の北ア・西穂高岳(2909メートル)南側の稜線(りょうせん)から滑落した大阪府和泉市緑ケ丘、教諭西川良子さん(36)は、29日朝、県警のヘリが救出。病院に搬送された。
 西川さんは左太ももにピッケルが刺さり、重傷を負っているが、意識はあるという。
 北アでは、西穂高岳を登っていた同志社大山岳部の7人パーティーが28日夜、19歳の男子学生2人が凍傷を負ったとして消防に救助を求めたほか、槍ケ岳(3180メートル)西側の尾根では29日朝、43歳の男性がバランスを崩して約300メートル滑落し、左足をねんざ。同日午前、県警のヘリが3人を相次いで救助した。いずれも、命に別条はないという。(2008/12/29-19:17)

中国、初の空母建造へ 来年着手、15年までに中型2隻

2008年12月30日 03時58分27秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2008年12月30日3時1分朝日COM

大連港に係留されているワリャーク(奥)。海軍の艦船と同じ明るい灰色に塗装されている=峯村写す


 【北京=峯村健司】中国軍が09年から、初の国産空母建造を上海で始め、2015年までに5万~6万トン級の中型艦2隻の完成を目指す。複数の軍や造船会社の関係者が明らかにした。また、遼寧省の大連港に係留されている旧ソ連軍の空母ワリャーク(6万トン級)が近く改修を終えて訓練用に就航する見通しで、艦載機パイロットの養成も始まっている。

 最近、黄雪平・中国国防省報道官が建造に前向きな発言をしており、各国の関心が集まっていたが、計画の全容が明らかになるのは初めて。空母の配備で中国海軍の洋上戦闘能力が高まれば、東アジアの軍事バランスに大きな影響を与えるとみられる。

 中国軍は08年秋までに「大航空母艦計画」を作成し、海軍総司令部内に専門部署を設けた。原子力ではなく、通常推進型となる。広東省湛江に司令部を置き南シナ海を管轄する南海艦隊に配備される予定で、海南島三亜に専用の埠頭(ふとう)を建設している。艦載用にロシア製戦闘機スホイ33を約50機購入する。

 上海市当局者によると、上海市郊外の長江に浮かぶ長興島には、世界最大規模の造船基地が08年秋に完成した。4カ所ある大型ドックのうち1カ所が空母建造用。造船会社関係者の話では、電力制御システム関連の部品はロシアから輸入するほか、国内の軍事関連企業に発注した。これらの調達が順調なら空母の工期は2年短縮される。

 一方、大連港にあるワリャークは旧ソ連時代に7割ほど建造されたもので、98年にマカオの観光会社が買い取り、02年から海軍と関係が深い大連の造船会社が改修していた。電気系統のトラブルなどがあったが、このほど訓練用として完成のめどが立った。大連には、発着に高度な技術が求められる艦載機パイロットを養成する学校が設立された。07年からウクライナ・オデッサの海軍航空部隊トレーニングセンターで学んだ中国海軍幹部が講師となり、選抜された約50人を訓練している。ロシアなどからも講師を招いているという。

 海軍少将の一人は朝日新聞の取材に対し、中国の中東からの石油輸入が増えているためマラッカ海峡やインド洋のシーレーン防衛を空母の任務に想定していると明らかにしたうえで、「米国が保有するような10万トン近い大型空母ではなく、脅威にはあたらない」と強調した。

     ◇

 〈茅原郁生・拓殖大教授(元防衛研究所研究部長)の話〉 中国軍にとって空母は海軍力強化の柱だ。まずは沿岸を米国の脅威から守るための緩衝地帯を広げ、海洋権益を確保する意味合いが強い。西太平洋海域に展開する海洋国家を目指す戦略の第一歩といえる。



<高校新学習指導要領案>英語で授業…「自信ない」教諭も

2008年12月23日 02時50分47秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
12月22日21時37分配信 毎日新聞

 「使えない英語」から「使える英語」へ。22日に公表された高校の新学習指導要領案は「英語の授業は英語で行うことを基本とする」と明記した。文法中心だった教育内容を見直し、英会話力などのアップを目指すのが狙い。文部科学省は「まず教員が自ら積極的に用いる態度を見せるべきだ」と説明する。だが教諭の英語力や生徒の理解度はばらつきが大きい上、大学入試は従来通りとみられ、現場からは効果を疑問視する声も出ている。【三木陽介、平川哲也、高橋咲子】

 ◇理解度に差、疑問の声

 「文科省は現場を分かっていない」。千葉県の県立高の英語教諭は苦笑する。学校によっては、アルファベットのbとdが区別できない生徒もおり、「英語で授業なんて無理」。

 大阪府の府立高の男性教諭も「苦手意識を持った生徒が、ますます英語から離れてしまう可能性がある」と危惧(きぐ)する。進学校でも「難関大学の長文問題は行間を読まないと分からない。結局、日本語で説明する必要があるので時間のロスになるかも」(福岡県の英語教諭)と困惑する。

 どんな授業が想定されるのか。文科省は「授業を始めるよ」「○ページを開けて」「いい発音だね」といったやり取りは英語で、と説明するが、本格的に英語で授業をしようとすれば教員の英語力も問われる。千葉県の教諭は「それぐらいなら今もやっている」と話すが、別の英語教諭は「全部英語でやるのは正直自信がない。研修をさせられるんでしょうか」と不安げだ。

 大学入試の変革を求める声も少なくない。群馬県の県立高の英語教諭は「リスニング(聞き取り)の問題の配点がもっと高くならない限り、現場には浸透しない」と言い切る。大学入試センター試験の英語の配点は、筆記200点に対し50点。この教諭は「進学校では生徒に最短コースを歩かせたいのが本音。今の入試がある限り、授業のやり方は変わらないと思う」と話す。

 生徒からも「リスニング対策なら英会話のCDで十分。日本語で教えてくれた方が分かりやすい」(大阪府の高3男子)、「英語は楽しいので賛成だけど、受験のための授業とは別にしてほしい」(福岡市の高1女子)という要望が出ている。

 文科省教育課程課は「今後、新要領に対応した入試のあり方は別途検討されていくことになると思う」と話している。

 ◇解説 思考力も知識も…現場混乱?

 文部科学省が22日公表した高校の新学習指導要領案は、思考力や表現力の養成を重視したことに加え、過去の改定で削られた要素が復活するなど、教える内容のレベルも上がった。すべて消化することは容易ではない。

 今回の改定には、経済協力開発機構(OECD)が実施する国際学習到達度調査(PISA)の結果が大きく影響している。06年調査では数学的活用力が03年の6位から10位に後退。覚えた知識を取り出す力はあっても、セオリーに当てはまらないひねった問題は苦手という現実を突きつけられた。

 だが、PISAを意識し、「思考力を育てる」と言っても、難易度は極めて高い。PISAで求められる学力観と、これまで取り組んできた学力観には大きな隔たりがある。大学受験という現実を前にして、現場からは「知識を根気よく積み重ねることもおろそかにはできない」という声も当然上がるだろう。

 全体で見れば、覚えるべき事柄の量は従来とさほど変わらず、増えている部分もある。大学受験のあり方を具体的に見直す議論は行われていない。どう優先順位をつけて教えていけばよいのか、教員の戸惑いも広がりかねない。

 新要領を絵に描いた餅にしないためには、文科省が目指す学力の質をさらに明確化するなどし、現場の十分な理解を得て進めることが必要だ。【加藤隆寛】


>こういう方もいるんだけどなあ。

ノーベル賞:益川さん、異例の日本語で記念講演

ノーベル賞受賞の記念講演をする益川敏英さん=スウェーデン・ストックホルムのストックホルム大学で2008年12月8日午前10時42分、北村隆夫撮影

 【ストックホルム河内敏康】ノーベル物理学賞を受ける益川敏英・京都産業大教授(68)らが8日、スウェーデンのストックホルム大で、授賞式前の公式行事である記念講演を行った。

 益川氏は冒頭「私は英語は話せません」と英語で断り、聴衆を和ませた。講演は異例の日本語で行われ、英語の字幕が会場に映し出された。「学校の宿題をほとんどしなかった」など少年時代を紹介して笑いを誘い、受賞理由となった素粒子クォークの数の見直しが浮かんだ場所が自宅風呂場だったエピソードを紹介した。

 小学校入学前の第二次世界大戦での体験にも触れ、「悲惨で無謀ですべてを無に帰すものだ」と平和の大切さを訴えた。

たばこが原因で死亡、年間20万人 対策に増税必要?

2008年12月22日 06時15分29秒 | 私の目の前での喫煙はお断り
2008年12月22日3時2分朝日COM

 たばこが原因で病気になり、死亡する人は、年間20万人近くにのぼるとみられることが、厚生労働省研究班(主任研究者=祖父江友孝・国立がんセンター部長)の調査でわかった。研究班は「健康対策として、増税を含めたたばこ対策がもっと必要だ」と指摘している。

 国内の四つの疫学調査データを解析した。80~90年代に40~79歳の男女約29万7千人に喫煙習慣などを尋ね、約10年間追跡。2万5700人が死亡していた。喫煙率は男性54%、女性8%。

 たばこを吸っていて病気で亡くなるリスクを、吸わない人と比べると、男性では(1)消化性潰瘍(かいよう)(胃潰瘍、十二指腸潰瘍)7.1倍(2)喉頭(こうとう)がん5.5倍(3)肺がん4.8倍(4)くも膜下出血2.3倍。女性では(1)肺がん3.9倍(2)慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)3.6倍(3)心筋梗塞(こうそく)3倍(4)子宮頸(けい)がん2.3倍などだった。

 また、過去に喫煙歴がある人も含めると、男性のうち27.8%、女性の6.7%が、たばこに関連した病気で死亡していた。

 こうしたデータをもとに、05年の死亡統計にあてはめて計算すると、年間死亡者108万4千人のうち、たばこ関連の死亡者は男性16万3千人、女性3万3千人。05年時点の喫煙率は男性39%、女性11%のため、たばこに関連した病気になり死亡する人は今後、男性で減り、女性で増えると予想される。

 解析の中心となった同センターの片野田耕太・がん対策情報センター研究員は「増税のほか禁煙治療をもっと広めるなど、総合的な対策を進める必要がある」と話している。(田村建二)

たいやき 急性アルコール中毒!

2008年12月21日 13時17分28秒 | 歩く印象派
私事で恐縮だが20日の晩(というか21日未明か?)
たいやきが急性アルコール中毒でO市の市民病院に救急車で運ばれた。
すぐさま引き取りに向かった。
職場の忘年会での事件。
付き添ってくれた同僚の話によればカクテルを3杯、そのあとは日本酒を飲んだらしい。ベッドの上に単なる酒臭い物体と化したたいやきはただの酔っ払いであった・・・・・。
点滴を受けていたが、全くの正体不明状態。
対応してくれた医師がボソリと言った。
「この時期は多いんだよね。こういうのが・・・・・・。」
う~む。
ただの酔っ払いのために他の急患などに使うべき救急車を占有したことを申し訳なく思う。

今回の入院について(3)  大腸内視鏡検査を受ける

2008年12月17日 19時52分41秒 | 歩く印象派
初体験の大腸内視鏡検査。

検査前にムーベンというポカリスエットを少し塩辛くしたような液体を2リットルも飲むのだが、これがけっこうつらかった。2時間かけて飲むのだが不味いのなんの。

検査といいながら、ポリープが見つかるなど患部の状況によっては即座に「オペ」に移行するという条件。
以下は検査前日に渡された説明書。