All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

共産と社民が協力し合えば(朝日の投書より)

2005年09月30日 19時06分28秒 | 平和憲法9条
以下は9月26日付 朝日新聞「声」欄より
まったくその通りだと思うのでそのまま掲載する。
--------------------------------------------------------------------------
 共産と社民が協力し合えば

  会社員 鬼原悟
(千葉県松戸市 52歳)
 前原氏の代表就任によって民主党はますます政策的に自民党と差がなくなるだろう。有権者の政策選択の自由は風前の灯火だ。そこで共産党と社民党に切望したい。今こそ国会内外で継続的に共闘し、自民・民主の政治に対する真の対抗軸を形成すべきだ。
 憲法9条の擁護、イラクからの自衛隊即時撤退など、共産・社民両党の政策は重要な点で共通している。両党の政策に共鳴する有権者は決して少なくない。両党がどうして手を結べないのか。小政党となった両党がお互いに我が道を行くのでは力にはならない。
 具体的には、国会内で統一会派を結成し憲法9条改正を阻止することだ。国会外では両党の共闘を軸に、様々な市民団体との共同行動を広げる。すでに活動している「九条の会」などとともに「9条改悪阻止国民会議」を結成してはどうか。
 選挙協力も積極的に進めるべきだ。例えば今回の総選挙では、大阪10区で共産党が辻元清美氏を応援していれば、自民党候補に勝つ可能性もあったと思う。
 両党とも、過去のしがらみや内部事情もあるだろうが、もはやこだわっていられる情勢ではない。共闘して強権政治を阻止することこそが、国民に対する両党の責務だ。
--------------------------------------------------------------------------
憲法9条を巡っては「9条の会」と「9条連」というのがある。
こちらも協力し合えばもっともっと輪が広がるものと思う。


グルメギャラリーその1

2005年09月29日 19時17分41秒 | グルメ
今回は「グルメ」といえるかどうか?????とにかくご紹介しよう!(食べてみたくなった人はコメントを!)
上から(1)O町の文真堂南にあるお店のオムレツ(2)みどかお共作のフルーツケーキその右(3)は「海ぼうずの」アナゴ丼これはこのボリュームで650円!超リーズナブル。(4)てぽ作のキッシュこれは昨年の山岳映画会に差し入れたもの(5)尾瀬長蔵小屋のキノコそば,チャーシューに見えるのはヒラタケ(6)名車平名物鯨の竜田揚げ(7)趣茶の絶品だし巻き卵

新宿で「この国の病み(闇)は深い」と感じた。

2005年09月29日 16時49分15秒 | 平和憲法9条
 幕張を後にし、首都高を代々木で降りて新宿へ。曇天は変わらず。
オ・寒氏と駅東口アルタ前で待ち合わせの約束をし、伊勢丹横で彼を降ろした後、サブナードに車を止めた。さくら屋に寄ろうと地上へ出て驚いた。「アカシヤ」の狭い通りをさらに狭めるように若い女性たちが通りの両側に沿ってそこかしこに立っている。「なにごとか?」と思い、近くでエステのティッシュを配っている女性に聞いたが「私もわからない。何なんでしょ?」という。女性たちの並ぶ狭い通りをアルタ方面に抜けながら一人に「何かあるんですか?誰か(有名人でも)待っているんですか?」と恐る恐る聞いてみたところ返事は意外だった。
「いえ。誰も待ってません 。」
じゃー何でここにいるんだい!とつっ込みたくなるような返答であった。

 1時間後、オ・寒氏と東口アルタ前で落ち合い、「アカシヤ」に向かった。まだ、女性たちは立ち並んでいる。よく見ると全員顔がアルタビルを向いている。どの女性の表情も暗く能面のような面持ちというか、要するに明るくないのが気になる。先ほどと同じ質問を別の女性に何人かしてみた。またもや「誰も、待ってません。」という返事だった。(大きなお世話というところか)どこかの宗教団体か!と見間違うような見事な画一性だ。

「?」を抱えたまま
ガラガラの「アカシヤ」に入った。カウンターで暇をつぶしていたおばさんにすぐに尋ねた。
「表のあの女性たちの群れは何なんですか?」。
おばさんは水を運んできて、ため息まじりに
「毎週火曜日はいつもこうなんですよ。私らも困っている。」と迷惑そうな顔を隠さなかった。
なんでも、火曜の午後になると通りにあのようにたくさんの女性たちが押し寄せてアルタの裏口から出てくるSMAPの中居君かなんかを待っているのだそうだ。
「なんだやっぱり待っているんじゃないか。」と私。
「あれだけ並ぶと、(異様で)怖がっちゃって誰も店に来ないんですよ。まったく商売にならなくってアルタにも何とかしてくれと抗議に行ったんだけど、だめなんですよね。」と諦め顔のおばさん。

 番組名は「笑っていいとも」だ。フジテレビでお昼に放送している生番組で有名人がしょっちゅう出ている。火曜日はそのSMAPの彼が出演した後、アルタの裏口からこのアカシヤの通りを抜けて待っている車に乗るのだそうだ。車はサブナードで待機していてスタジオから中居君が出てくる連絡があると裏の通りに移動してくるのだそうだ。たむろしている女性たちの目的はよくわかった。おばさんによれば「ああしてお昼から2時間から3時間くらいはずっと立っているんだよ。ほんとに迷惑だよ。今日は(中居君出てくるのが)ちょっと遅いね。」と時計を見ながら半ばぼやくように言った。「終われば(中居君が通っちゃえば)一分も立たないうちに一人もいなくなっちゃうんだけどね。」

大半は二十代の女性たちのようだった。(ちょっと上の人も見受けられたが)大学生か主婦という感じ。
それにしても、異様というか不可思議なのは、自分の意志でここまで来て延々と待ち続けているのに、尋ねられても、そのことを言わない、言いたくない、あるいは他人事のような姿勢。それにいったい平日の昼下がりにたったひと目芸能人を見るために3時間近くもこんなところにいられる「御身分」、これも不思議。

先の総選挙での自民圧勝を受けて世の中は急速に右へころがり始めている。そのことを支えるものの実態が(勘で話して申し訳ないが)今日目にした立ち並ぶ人々に象徴されているように思えてならない。この国の病み(闇)は深い。

 アルタから生番組を放送しているフジテレビも問題だ。地元の商店街に迷惑をかけながら平気でいられる無神経ぶりに大手マスコミの横暴さ、身勝手さを感じた。

9月28日安全衛生講習会に行って来た

2005年09月29日 16時10分13秒 | 仕事
午後はO市のグランドホテルで
「平成17年度厚生労働省委託 経営者安全衛生講習会カリキュラム」というやたら長ったらしい講習会に出席してきた。
ひと目で元は厚労省のお役人だったとわかる講師の方たちがパワーポイントを駆使しプレゼンする姿に驚いた。はつらつとしていて、元気あふれている。
 講師のお話では労働災害の9割は零細な中小企業が占め、超過労働や職場の人間関係によるストレスなどで4人に一人がうつ病に陥り、自殺者も年間3万人を下らないという状況で健康に働ける職場づくりが求められているというのだが、失礼ながら講師の方々はそういうものとは無縁な環境で過ごされて来た方ばかりのようだった。

9月27日 幕張メッセ

2005年09月27日 23時42分09秒 | 仕事
会社の同僚と幕張へ出張。取引業者からの招待状でプラスチック展を観に行った。毎年行っているが様変わりしていて驚いた。ちょっと判りづらいかもしれないが写真(直接写真をクリックするか表題の9月27日をクリックすると少しおおきくなります。)はファナックのブース。展示物の表記が上から日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語表記となっている。都内のJR駅構内の表示も一昨年あたりから同様だ。アジア(この場合中国韓国)の人々の日本訪問(往来)が急速に増えているのだろう。

 タミヤの車がメッセ駐車場にあった。プラモメーカーとしてプラスチック展は外せないのだろう。

東北5県周遊?

2005年09月26日 01時19分11秒 | 私の山歩き・山の仲間たち
初日に焼石、二日目は栗駒、三日目は蔵王というもくろみは台風17号の陰謀(?)によって変更を余儀なくされた。なんとか二日目の栗駒だけは山頂に立つことができた。が、周囲のガスで鳥海はおろか足下の山でさえ確かではない状態であった。役に立ったのは大きなステッキ傘。
ともかく雨で散々だったが、おかげで秋田県側に廻って須川温泉に登ったりと思いがけず東北5県(青森を除く)を巡ることができた。


台風接近中!

2005年09月22日 20時43分17秒 | 歩く印象派
明日から、東北山行というのになんと台風17号が北上中。いやはやこれはどうもしかしいったいぜんたいどうしてなぜという状態なのだ。まあ、ともかく今夜出発は変わらない。あと2時間したら車中の人となる。山行中の本ブログだがケータイからも投稿できるらしいのでなんとか状況をお知らせしよう。では。

マサル氏と「趣茶」

2005年09月22日 20時06分26秒 | 趣茶
八木節の練習が急遽取りやめとなったため「趣茶」に行くことにした。この時点で夕方6時を廻っていた。まことに発作的な思いつきではあったがダメ元で山の師匠マサル氏にお誘いのメールを送ってみた。実は今週末「趣茶」では酒楽会が催されるのだが、東北山行とブッキングしてしまった私は欠席せざるをえない。なんとか山行前に「趣茶」へ顔を出しておきたかったので、八木節の練習中止は幸運な思し召しでもあった。ほどなくマサル氏から返信があった。「20時40分ごろには行ける。」果たして時間通りマサル氏登場。水滴に光るヘッドギアを傍らにそっと置きにっこり、カウンターに並んだ。月見の時と同様雨の中を走って来たのだ。無理矢理誘ったようで申し訳ない。

 まずは陸奥の男山で乾杯。辛口だが飲み口はすーっと入る。飲み干したあとジーンと後味が続く。強い個性が持ち味とみた。この後飲み口すっきりの名門酒会の酒を味わった後、菊姫の焼酎(右写真)をいただいた。
 

大集会路線に思う

2005年09月21日 12時45分04秒 | 平和憲法9条
いったん帰宅後T市へ。
J公民館には19時20分ごろ着。
「九条の会ネットワーク」の会議に参加。
正式には「~グループ代表者・事務局会議」という名称。
(この名称問題が当初より何度も引っかかっているのが特徴)参加者は12人。
今夜の議事進行予定ができていた。以下。
?@会の「申し合わせ」事項の検討。
?A10月8日(土)「自民党新憲法法案」学習会 (講師を招く。赤石あゆ子弁護士)について
?B11月3日(木)午後の前橋での大きな集会の件。「かがやけ9条 11.3群馬の集い」

?@ 申し合わせ事項の内容で合意したのは
(1) 名称を「邑楽・館林九条の会ネットワーク」で今後も行く。OさんからG先生に「同じ文書の中でも“と”が入っていたり、なかったりしている。混乱を招く。」と指摘があった。
(2)会費制は取らず、カンパ等でまかなう。
(3)代表と事務局をおく。(すでに仮事務局員がいる。)
(4)当面の活動については、安中の項を見習わず、ひとり一人の創意工夫による活動を育てあい、交流を深める。というような文面にまとめることで合意。(次回までに文章化)

?A 10月8日の件 講師の赤石さんは富岡から見える。謝礼は?交通費もろもろで1万でどうか。それと梨を贈るのはどうか。
?B11月3日(木)の件。バスを1台手配とのこと。Uさんが知り合いに打診。(6万円~ )集会の賛同・参加券(1枚500円)を200枚ほど預かってきたようだ。
?C次回は10月11日

感じたこと

 危機感を持ったり、「風雲急を告げる」情勢だなんてことは、誰も異論を唱えたりはしない。が、それはTVやマスコミなどのメディアを通して見聞きした伝聞を基にした認識が大半なのではないだろうか。大切なのは、自らが暮らす毎日の生活、働いている職場などで身近に接する周りの人たちとの接触で感じ取る「気配」や「空気」あるいは「臭い」である。その中に潜む「戦争の芽生え」これを感じ取れるかどうかだ。

(大集会路線に思う)
 大集会に結集というスタイルはどうも古の旧日本海軍の「大艦巨砲主義」にも似た力対力の路線に思えてならない。営業(憲法9条を守る)というのは、上意下達というわけには行かないものだ。売り子(営業)ひとりひとりが信頼に足りる人物だと客が思うことで商品への信頼も生まれる。(この場合の商品とは憲法9条のこと)
 「この人が進めるのだから、間違いないだろう。」というように。
まさに“九条について人々を説得する時、語りかける人の「信用」(ことばの内実)が問われる。”(九条を守る行動を実質的なものにするために(『世界』2005年1月号)東後寿男)と考える。

 私が危惧するのは「大集会」に集めてくればそれでこと足れりとする向きが無きにしも非ず(根底に見え隠れする)という点だ。「大集会」の怖い点は「情勢が逼迫した」とか「風雲急を告げる」と感じた方々が、なんとなれば「大きい物には大きい物をぶつけようではないか。」というけっこう荒っぽい考えが根底にあるのではないか。(マスコミも大きい物が好きだ。)これに悲壮感が加わると(実働部隊の方々には)たいへんつらい取り組みになる。いわゆるノルマである。これほど本末転倒なものはない。「○○○○人集めないと赤字になってしまう。」なんてことに血道を上げている姿をよく見かける。
そういう(ノルマに汲々とする)運動ならやらない方がましだ。下手をするとせっかく積み上げた周りとの信頼関係をぶち壊すことだってあるのだから。

 九条を守る売り子一人一人が成長し周りからの信頼を得、その積み重ねの延長線上に「大集会」のようなものあってもそれはおかしくはない。その『大集会』を自分たちの抱えられる範囲で利用すればよいのだから。どうも、今の護憲勢力は足元が浮き足立って、空回り、失速する危険を大いに孕んでいる。(もしかしたらまわりの身近な人たちの話を満足に聞いてないのでは?)

 今、必要なのは、何十万人とか何万人とか大きな集会に人を集めることではなく、一人一人が身近なところで、小さくても、見てくれが悪くても、ためらいつつでもいいから、とにかく自分が身近に感じ取ったものから出発し自分の力でできること(かならず何かあるはず)をやってみること。一人でもいいから話を聞いてくれる人を見つけること。そして、自分に自信をつけること。その先に、改憲勢力と真っ向から渡り合える底力のようなものが生まれると信じる。


本ブログ事始

2005年09月20日 12時40分30秒 | 歩く印象派
 突然ですが、本ブログの事始を遅まきながらお知らせします。

日頃、私が見聞きしたこと、感じたこと、伝えたいことメールで詳細をお知らせしたいのですが、あまり筆まめでない小生は優子さんや勝さんのようにタイミングよくまた文男さんのようにウィットに富んだ発信もできません。

お話したいこと、お伝えしたいことはたくさんあります。山行のお話や憲法・平和の問題はもちろんのこと、私の属する八木節愛好会の紹介、読んだ本の紹介、仕事のこと、古くからの友人たちの近況、残された人生とどう向き合うのか‥‥etc。そこで
なんとか毎日、日記だけは書いているのでその中から少しずつですがブログに載せて(発信して)いくことに致しました。(以前に立ち上げたのですがほったらかしにしてました。猛省しまして原則毎日書くようにしました。)
過去の山行や旅についても載せたいと思っています。
よかったら、ときどきご覧下さい。コメント(返信)を書き込むこともできます。
ブログのアドレスはこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/ns3082/ 
タイトルはAll Things MustPass (森羅万象)です。

よろしくお願い致します。