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森羅万象 ~ 歩く印象派

必見です。ヤン・ライヒ写真展のお知らせ

2007年02月26日 23時25分30秒 | 歩く印象派

(プラハの知人から知らせが届きました。転載させていただきます。)
ヨゼフ・スデックの弟子であるヤン・ライヒ氏の写真展が3月19日から4月13日までチェコセンター内多目的展示ホールで、また新宿のPlace Mで3月19日から4月1日まで、同時開催されます。

Place Mでは3月24日、16時からの予定でヤン・ライヒ氏によるワークショップが開催されます。自身の作品とプリント技術について語っていただいたあと、 Place Mの「夜の写真学校」に通う生徒のためのライヒ氏による写真講評会があります。そのあと、簡単な親睦会を予定しています。

Place Mの展覧会では作品の販売をおこないます。1点150ユーロから350ユーロの予定(プリントサイズによる)です。


■ヤン・ライヒ写真展「ボヘミア」
場所:チェコセンター内多目的展示ホール(渋谷区広尾2-16-14)
会期:3月19日から4月13日、平日10時から17時(土、日、祝日、及び4月9日は休館)
入場料:無料
http://<wbr>www.cz<wbr>echcen<wbr>tres.c<wbr>z/toky<wbr>o/novi<wbr>nky.as<wbr>p

■ヤン・ライヒ写真展「FOTOGRAFIE Z BOHEMIA ボヘミアの光」
場所:Place M(東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3f、丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車3分)
会期:3月19日(月)から3月25日(日)、13時から19時
入場料:無料(3月24日のワークショップのみ会費制)
http://<wbr>www.pl<wbr>acem.c<wbr>om/


※写真展にご興味ご関心のある方はご一報ください。私も(訪問)日程調整中です。

チェコセンターでは3月16日19時から20時30分にオープニングパーティーがおこなわれます。ライヒ氏も出席します。

トランス酸

2007年02月25日 23時32分26秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)


上記はMOBAC SHOW2007(国際製パン製菓関連産業展)パンニュースより。
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トランス酸:米・NY市が飲食店に削減義務づけ 日本人への影響は?

 ◇体内での働き巡り誤解も

 ◇大きなリスクなさそう

 心臓病との関連が指摘され、米ニューヨーク市が飲食店を対象に 削減を義務づけたトランス型脂肪酸(トランス酸)への関心が高まっている。日本人の平均的な摂取量は欧米人に比べて少なく、大きな健康リスクにはなってい ないが、体内での働きを巡っては誤解もあるようだ。トランス酸はどのような食品に多く、どのようなことに注意すればいいのだろうか。【小島正美】

  トランス酸は不飽和脂肪酸の一種。植物油からマーガリンや洋菓子を作る時などに使われるショートニングを製造する際、水素を添加して半固体にするときに生 成される。これら半固体の油脂を部分水素添加油脂という。食用油の製造時に高温での脱臭過程でも生じるが、ごく微量だ。

 牛などの胃の中でも微生物の作用で生成され、牛乳やチーズなど乳製品や肉類にも含まれるが、量的にはわずか。日本人の主な摂取源はマーガリンなどを使った加工食品で、乳製品や肉類からの摂取は少ない。

 トランス酸については「体内で利用できない有害物質ではないか」との指摘もあるが、油脂の研究で知られる菅野道広・元熊本県立大学長は「飽和脂肪酸と同じように生体膜に取り込まれて利用され、蓄積することもない」とトランス酸自体が有害なわけではないと話す。

 しかし、飽和脂肪酸と同様に取り過ぎると悪玉コレステロールが増え、心筋梗塞(こうそく)など心臓病の死亡率が高くなるとの研究報告はある。このため、米国は総エネルギー摂取量のうちトランス酸の割合を1%未満に抑えるよう推奨している。

 米国政府が昨年1月から含有量の表示を義務づけたことから、ニューヨーク市は今年7月から飲食店を対象に1食あたり0・5グラム以下に抑えるよう規制する。

 ◆日本人の摂取は?

 内閣府・食品安全委員会によると、日本人の平均摂取量は1日あたり1・56グラムで、摂取エネルギーに占める割合も0・7%と米国の推奨値を下回る。これに対し、米国人は1日あたり約5~8グラム、エネルギー比で約2~3%も取っている。

 ◆どんな食品に多いか

 各種食品のトランス酸含有量を調べた日本食品油脂検査協会(東京)によると、ドーナツ、クロワッサン、クラッカーなどマーガリンやショートニングを多く使う食品の含有量が高い(表参照)。

 同じドーナツでも油脂の種類によって含有量に約30倍も差がある。外食チェーン店のドーナツでは1個(約50グラム)で日本人の平均量を上回る約2グラムという例もあり、ファストフードの揚げ物の取り過ぎは要注意だ。

  一方、トランス酸は脳や身体の発達・成長に必要なDHA(ドコサヘキサエン酸)やアラキドン酸の生成を減らすとの研究報告もある。菅野さんは「胎児や新生 児のことを考えると、妊婦は水素添加油脂を多く使った揚げ物やケーキ類の摂取を少なめにした方がよいかもしれない」と話す。

 ◆削減の効果は?

  油脂の摂取が多い欧米諸国と異なり、日本人の心臓病の年齢調整死亡率は80年代以降、減少している。油脂と健康問題に詳しい浜崎智仁・富山大学和漢医薬学 総合研究所教授は「日本人がトランス酸の摂取をさらに減らしても、心臓病の死亡率を下げる効果はほとんど期待できない。死亡率を下げたいなら、危険因子と して高い禁煙を普及させた方が効果的だ」ともっと重要な要因に目を向けることも必要だと指摘する。

 厚生労働省新開発食品保健対策室は「トランス酸が減っても、その分、飽和脂肪酸が増えれば心臓病のリスクは変わらない。欧米と違い、トランス酸だけの含有量を表示することに大きな意味はない」と表示には消極的だ。

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 ◇主な食品のトランス酸含有量◇

 (100グラムあたりの平均値)

食パン     0.52グラム

クロワッサン  2.8グラム

ロールパン   0.8グラム

ドーナツ    1.9グラム

クラッカー   1.4グラム

ポテトチップ  0.3グラム

ポテトスナック 0.4グラム

チーズ     1.78グラム

牛乳      0.15グラム

バター     3.3グラム

 ※注意=数値は品目によって大きな差がある。ドーナツの場合、含有量は100グラムあたり0.2~6.8グラムなどと大きな差があり、数値はあくまでも平均的な目安。

毎日新聞 2007年2月24日 東京朝刊



体感!迫力のアイスホッケー アイスバックスVS王子製紙 初観戦記

2007年02月24日 23時50分13秒 | 歩く印象派

                        (東京新聞2月25日スポーツ欄)
山岳映画会の仕掛人マサル氏は大のアイスホッケーファンでもある。日光出身ということもあって、日光神戸アイスバックスを熱烈に応援している。
そのマサル氏から日光霧降アイスアリーナでのアイスバックス応援に誘われた。
ルールも何も知らない全くの初心者だが、氷上の格闘技ともいわれるアイスホッケー初観戦に出かけた。

風は冷たいが、快晴の空をバックに日光連山が眩しい。例年に比べ雪はかなり少ない。

駐車場は車で一杯だった。チームカラーのオレンジをあしらった客が多い。

館内はすでに満員。立ち見必至だ。翻る応援旗!応援の熱気が伝わってくる。

対戦相手の王子製紙はリーグ3位の実力チームだ。応援団は鳴りモノ(太鼓)持参で威勢がいい。チームカラーは深紅のレッド。

午後2時ジャストに試合開始。睨み合いにも似た「フェイスオフ」というパックの奪い合いでゲームが始まる。

アイスホッケーという競技はサッカーのゴールよりかなり小さいゴールを守るキーパー1名を含む1チーム6人構成。
相手ゴールに、なぎなたにも似た棒(スティック)を使って、黒い円盤(パック)を入れれば得点というのは見ていればすぐにわかる。(が、実際には、なかなか点が入らない。)

ゲームはピリオドという単位が基本で
(1)第1ピリオド(20分間)
(2)第2ピリオド(20分間)
(3)第3ピリオド(20分間)
での合計得点の多いチームが勝ちというのもわかりやすい。
試合はスピード感にあふれ1秒たりとも目が離せない。
とにかく動きが速い。スケートが氷を削る音が鋭く響く。
パックを追う選手同士が勢い余って壁にぶつかる音もリアルだ。

選手がぶつかってゴールが動いたりパックがリンクの外に出てしまう、こんな時審判はいったん試合を止めて、仕切り直し(フェイスオフ)で再開となる。
オフサイドはサッカーと同じだがアイスホッケー特有のアイシングという仕切り直しがある。自陣ゴールに迫ったパックを敵陣深くに打ち出すものだが仕切り直し(フェイスオフ)が味方ゴールに最も近い場所で再開されるという代償を覚悟しなければならない。ペナルティというサッカーのレッドカードみたいな選手の一時退場制度もある。ファウルなどルールに反した行為と審判に判断されると2分間だけペナルティルーム(お仕置き小屋か?)へ幽閉されることになる。この2分間のあいだ、チームは1名欠員状態となる。こういうルールを覚えると俄然面白くなる。(以上は車中、マサル氏によるレクチャーから)

しかしながら、第1ピリオドを終えて双方とも得点ゼロ。

続く第2ピリオドも0対0のまま。
動いたのは第3ピリオドに入ってだ。
10分32秒。バックスに待望の1点目が入った!

私としてもアイスホッケー観戦初ゴールだった。

それもアイスバックス初得点とあって場内はどっと歓喜の声に包まれる。

この1点はメンバー達にとっても値千金だ。

ゲームはそのまま経過し終了2分前。王子のベンチが動いた。

それは、な、なんとゴールキーパーをベンチに下げ、代わりの選手を投入して6人全員で攻撃を行う「6人攻撃」という捨て身の作戦であった。(王子のゴールは無人状態)

写真を見れば一目瞭然。王子の6人攻撃がアイスバックス陣地を猛攻!

しかし、一瞬の隙をつきバックスの放ったシュートが無人の王子ゴールに突き刺さり2点目、そしてさらに3点目も・・・。

感極まるとはこのことか。

かくして私のアイスホッケー初観戦はアイスバックスの勝利そしてセミファイナル進出という快挙で締めくくられた。
いやはやマサル氏に感謝!そしてアイスバックスの勝利に乾杯!

アイスバックスのHPはこちら

10回連続皆勤表彰者も出現! 2月の趣茶酒楽会

2007年02月22日 23時59分49秒 | 趣茶
「いよっ!男前」
少し照れながらもまんざらではないT田氏。
風格というか、落ち着きがあってすごく似合う。
恒例2月の酒楽会での一コマ。男の着付け教室が今、ブームらしい。

趣茶での酒楽会も今回で10回目。
なんと“皆勤者”がいた。NANAちゃんである。

いやはや会長でさえも皆勤はないというのにこれは快挙である。
皆勤表彰と記念品が贈呈された。(記念品は陶芸家でもあるY形会長の作品。)


          (写真左:Y形会長、右:NANAちゃん)
続いて今回の酒のラインナップ紹介といきたいところなのだが、なんと私が途中休憩(1時間半の仮眠?)を
摂ってしまったため、写真撮影からもれてしまったのだ!体たらくの誹りを受けても仕方がない。
そのかわりといってはなんですが、趣茶さんで前もって用意された案内をご覧下さい。

乾杯は、⑧番の「久保田万寿生原酒(仕込み№158とある。)」。御発声はT田氏。(写真左の腕はT田氏)

酒も素晴らしいが,マスター進氏によって提供される料理も「これぞ酒の肴!」の見本のようなラインナップである。
(以下の写真参照ください。なにせ仮眠してたもんで・・・?)



カラスミをおろしがねですりおろしてイカにまぶしたもの。
旨い酒がさらにすすんでしまうのは言うまでもない。



〆の炊き込みご飯も旨かった!
さて、毎回好評の酒楽会、気になる次回は薫風かおる5月開催とのことだ。

なんかおかしいぞ?国が「海外日本食レストラン認証」だって!

2007年02月21日 07時15分56秒 | 歩く印象派

朝、ラジオのNHKニュースで知ったんだけど。

以下はhttp://www.maff.go.jp/gaisyoku/kaigai/english.htmlより
Certification of Japanese Restaurants Outside Japan

There are an increasing number of Japanese restaurants outside Japan providing Japanese cuisine that is removed from traditional Japanese cooking, i.e. do not use Japanese ingredients or cooking methods however continue to operate under the guise of a Japanese restaurant. For this reason, an advisory council (hereinafter "Council') will be established to put into effect a certification system for Japanese restaurants outside of Japan for the purpose of increasing consumer confidence in Japanese restaurants and promoting the export of Japanese agricultural and marine products while also popularizing the food culture of Japan and further establishing the food industry of Japan in overseas destinations.

海外日本食レストラン認証について

海外においては、日本食レストランと称しつつも、食材や調理方法など本来の日本食とかけ離れた食事を提供しているレストランも数多く見られます。
このため、海外日本食レストランへの信頼度を高め、農林水産物の輸出促進を図るとともに、日本の正しい食文化の普及や我が国食品産業の海外進出を後押しすること等を目的として、海外における日本食レストランの認証制度を創設するための有識者会議(以下、「会議」という。)を設置します。

-----以上農水省のHPより-----引用終わり。

これって「海外○○食レストラン認証」と置き換えてみるとわかりやすいかもしれない。
今、日本には様々な国の事が楽しめるレストランがあるけれど
「海外フランス食レストラン認証」
「海外イタリア食レストラン認証」
「海外中華レストラン認証」
「海外ベトナム料理認証」
「海外チェコ料理認証」
とそれぞれの国が認定したレストランなんて、見たことも聞いたこともない。
(あったら教えて!)

そもそも、「日本の正しい食文化の普及」というのが変だ。
「正しい」っていったい誰が決めるの?
正しいとか正しくないとか、政府が定義するってどう考えてもおかしいよ。

食べるのは日本人だけじゃないよ。その国の食文化の中で日本食がそこに住む人たちにどう受け止められ、その中で互いに影響しあいながらいろいろな変化が生まれるっていうのが自然な姿じゃないんだろうか。(私も中国で「えっ、これのどこが日本食なの?」というのもあったけど、それとこれとは話が違う。)

それに現在、日本国内だって若い人向けに様々な和食の創作メニューが並ぶようになってちょっとしたブームになってるが、外国では「創作は許さない。」って、受け取れそうなのも、国粋主義的だ。

こんなことに血道をあげているようでは、食の世界でも日本は孤立してしまうな。




酒蔵探訪 聖酒造(渋川市)の巻

2007年02月20日 02時13分42秒 | 趣茶
先週に引き続き、T辺さんの新車号で酒蔵探訪の旅。第2弾は渋川市にある聖酒造を訪ねた。
途中、桐生市に住むY形酒楽会会長も同乗した。少し,小雨のぱらつく中、カーナビの御指南
により無事に酒蔵到着。同じ酒蔵開きでも規模は聖酒造の方が大きく派手だ。団体バスの駐車
場まである。ま、規模と酒の味が比例するわけではないのだが、人気に驚いた。どちらかとい
えばお祭りに近い。

まずは受付を済ませる。ここで試飲用のグラスを渡される。これは土産用でもある。


聖酒造の代表酒「関東の華」は7年連続鑑評会金賞を受賞している。

杜氏は南部杜氏の小原喜六氏。

酒蔵は自由に見学できるが、第一酒造のような係員による説明などは一切ない。周囲を見渡すと皆思い思いに試飲を
したり、太鼓の響きに耳を傾けるなど、自由に楽しんでいる。リピーターが多いと見た。
取りあえず、酒蔵を回ってみることにした。屋外にも大きなタンクが並んでいる。


裏手の庭に仕込み水があった。口に含んでみると、柔らかく、穏やかでいかにも酒にふさわしい味わいだ。


休憩室で甘酒をいただいたのだが、これが実に旨かった。ここで飲んだものでは一番だった気がする。ふわっとしてクリーミーで雑味やざらつきのない上品な味わいだ。例えて言えばスコッチのエドラダワーのような印象だ。思わず3杯いただいてしまった。ついでにいえば、その傍らで配っているポップコーンとの相性も抜群であった。これは驚くべき発見である。

で、肝心の酒の味だが、大吟醸はなんともちょいと物足りなかったのが正直なところだ。純米吟醸が爽やかで飲みやすくて心地よかった。樽酒の方は樽の香がきつくてせっかくの酒の味をそこなっていたのがもったいなかった。

でも、酒がどうのこうのというより、皆でこうやって繰り出して祭りに参加して楽しんだのだから、これはこれでこの酒蔵らしくていいのかもしれない。あれこれ指図(ああしちゃいけない、これはこうしなさい。など)されないのも嬉しい。来年も(甘酒飲みに)来ようかと思っている。

今、TVよりラジオが面白い!

2007年02月19日 15時10分17秒 | 歩く印象派
一瞬、週刊誌の中吊り広告かと思った。
あの清志郎氏が無事に復活を遂げたようで今週ラジオ出演するらしい。
(TBSラジオ水曜夜9時から。)よかった♪よかった♪
7月に入院そして手術と聞いたときには驚いたものだが。
清志郎氏喉頭がんで入院。手術へ。を参照。)

それにしても、昨今のTVの体たらくぶりに対しラジオ番組のほうはNHK、民放問わずなかなかしっかりしている。TVではおよそまともに取り上げなくなったテーマ(平和憲法九条問題や安倍内閣の右寄り路線等)も真面目に論じられたり(それも朝のNHKで平野解説員というれっきとした元NHK職員が解説するなど)していて、最近ではもっぱらラジオを聴くことにしている。夜のエンターテイメントも充実している。特にNHKの夜8時台は聴き物揃いである。下の案内は今朝の新聞に出ていたTBSのラジオ番組広告だが、こうしてみるとこちらも食指が動きそうな番組が多い。


聴き物といえば我等が太鼓叩きさんもラジオ出演で怪気炎をあげられている。詳しくは
太鼓叩きがラジオ番組にゲスト出演するのだ、っの巻きをクリック。太鼓さんのアルバム「コンティネーション」を中心に太鼓さんのトークがふんだんに楽しめる。ネットラジオでも楽しめるので、ぜひともこちらもクリック下さい。


そういえば和田庸子さんの演劇「天空百三十尺の男」も朝のNHKラジオで知ったんだ。

続・制作委員会ってなんだ? 「政策」委員会じゃないの?

2007年02月18日 15時58分40秒 | 読んだ本・おすすめ本・映画・TV評
日本アカデミー賞の発表があった。
「フラ・ガール」が頂点を極めたのだが、ひしめく制作委員会映画を押しのけての受賞には大きな意義がある。(上記は東京新聞記事)
制作委員会については、以前にも疑問を呈した(山田時代劇3作目「武士の一分」を聴いた。&蛇足を参照)が、映像をビジネスコンテンツと見る気賀純夫氏(ジェネオンエンタテインメント(株)=旧パイオニアLDC)によれば「、制作委員会に映画会社、テレビ局、制作会社、出版社、そして広告会社などが入るかたちが多」いという。(気賀氏のインタビュー記事はこちら
やっぱりなあ、と思った。資金も出すけれど口も出すんでしょうね。てっとりばやく「政策」委員会の方がわかりやすくていいのかもしれない。

がんばれ非制作委員会映画たち!なのだ。