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森羅万象 ~ 歩く印象派

首相の責任を問う発言相次ぐ

2007年07月31日 16時52分49秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
安倍首相の責任論が噴出 自民党総務会、退陣要求も

2007年07月31日16時25分朝日COM

 自民党が参院選で大敗したにもかかわらず、安倍首相が続投を決めたことをめぐり、31日午前の自民党総務会でベテラン議員を中心に首相の責任を問う発言が相次いだ。

 野田毅元自治相は「参院選で政権選択を迫ったので、その結果、道は一つしかない。決断した方がいい」と発言。石破茂元防衛庁長官も「総理は『私か、小沢代表の選択だ』と何度も訴えた。これを有権者にどう説明するのか。挙党一致は答えにならない」と首相の退陣を促した。

 深谷隆司元通産相は「選挙前の様々な問題で泥縄式の対応を国民はちゃんとみている。赤城さんは(大臣の)資格がない。即刻辞任してもらいたい」と首相の対応を批判しつつ、赤城農水相の辞任を要求した。

 一方、惨敗の原因を明確にすべきだとの意見も相次いだ。加藤紘一元幹事長は「『首相続投で挙党一致』はいいが、敗因を分析なしで進めば、自民党はずたずたになる。今回の結末は自民党の基盤の崩壊だ」と述べた。谷垣禎一・前財務相も「なぜ国民から厳しい批判を浴びたのか整理しないといけない」と執行部に求めた。

 これを受け、中川秀直幹事長は「(参院選敗北の)総括は8月中に結論を出したい」と述べた。丹羽雄哉総務会長は、総務会での意見を首相官邸にも近く伝える方針だ。



自民総務会で首相退陣論が噴出「政権選択迫ってしまった」

7月31日14時59分配信 読売新聞

 自民党は31日午前、党本部で総務会を開き、参院選の結果について協議し、出席者からは続投を決めた安倍首相の退陣を促す意見も出た。

 この中で、石破茂・元防衛長官が「首相は『私か(民主党代表の)小沢さんかの選択だ』と訴えた。これを私どもはどう説明するのか。挙党一致はこの答えにならない。次の選挙で振り子現象を期待するのは難しい」と述べた。野田毅・元自治相も、「首相自ら政権選択を迫ってしまったので、道は一つしかない。決断されたほうがよろしいのではないか」と語った。

 深谷隆司・元通産相は、「赤城農相は辞めるべきだ。年金記録漏れ問題や『政治とカネ』の問題では、泥縄式の対応が多すぎた」と述べ、政府や党執行部の対応を厳しく批判した。


>「条件付き続投。負ければ退陣」の声も。

自民、展望なき続投 容易でない求心力の回復

2007年07月30日08時07分

 憲法改正を目標に据えて「戦後レジームからの脱却」を掲げた安倍政権は、初の本格的な国政選挙で与党大敗という厳しい審判を受けた。安倍首相は続投する意向を表明したが、有権者からは事実上の不信任を突きつけられた。内閣支持率の低落傾向も続いており、求心力の回復も容易ではない。首相は内閣改造などの体制立て直しで難局を乗り切る構えだが、参院では法案審議の主導権を民主党に奪われ、政権運営は極めて厳しくなり、「いばらの道」を歩むのは避けられない。

写真厳しい選挙結果にぼうぜんとする安倍首相。右は中川秀直幹事長=29日午後10時26分、自民党本部で

 歴史的大敗だったにもかかわらず、自民党内はあっという間に「続投支持」でまとまった。

 「内閣の基本路線が否定されたとは思っていない。安倍政権もしっかりした人心一新の体制を築きなさい、と。そういう民意と感じている」

 中川秀直幹事長は29日夜、首相の続投を支持したうえで、近く党役員人事・内閣改造を行う見通しを明らかにした。二階俊博国対委員長も続投について「妥当な判断だ。積極的に支持したい」と語った。

 政権立て直しをはかる第一歩が人事となる。「状況を変えるには、人事で強い体制を作るしかない」(閣僚経験者)というわけだ。中川幹事長は首相に辞表を提出し、後任には麻生外相や二階氏が有力視されている。29日夕に首相公邸で首相と会談した麻生氏は、記者団に「幹事長就任の要請か」と問われ、「想像の域でしゃべらないで下さい」とけむに巻いた。

 もちろん、厳しい情勢が伝えられた当初は、党内では「首相は辞めざるを得ないだろう」(津島派若手)との見方が広がった。あるベテラン議員は「続投は見苦しい。退陣は常識」とまで語った。ところが、首相が続投する意向を示すと声は小さくなった。後任がいないというのが、不満が噴出しない要因だ。党三役の一人は「安倍おろしをやる余裕が今の自民党にはない。党が壊れてしまうかどうかの瀬戸際だ」と語った。

 とはいえ、党内の求心力を回復することは容易ではない。国会をどう乗り切るのか、解散せずに政権を運営していけるのか――。首相周辺は今後の厳しさを「進むも地獄、引くも地獄。それなら進む、ということだ」と表現する。

 政権に批判的だった勢力も、こぞって続投容認を表明したが、「とりあえず」という含みは残したままだ。谷垣派の谷垣禎一会長は「国民の批判を受け止め、乗り越える体制を作れるかが大事だ。続投されるならされるで具体的にどうやっていくつもりか、少し見てみたい」。

 古賀派の古賀誠会長も派閥の事務所で「辞めるだけが責任を取ることと思わない。様々な状況を踏まえて決断したということだから、それも責任の取り方だ」と語りつつも「支えることはしっかり支えるが、我々の意見は意見として言う」とも付け加えた。

 何とかまとめていこうと、首相を支える町村派の町村信孝会長は29日夜、津島派の津島雄二会長に電話で協力を要請。津島氏は「挙党態勢でやりましょう」と応じたという。

 とはいえ、人事で再び失敗したり、国会運営が行き詰まったりすると、「安倍おろし」が開封される可能性もある。解散・総選挙となれば「参院選で惨敗した安倍さんで戦えるのか」という声が若手を中心に広がることも予想される。党内政局になるか、それを振り切って解散に打って出るか。津島派幹部の笹川尭衆院議員は記者団にこう語った。「条件付き続投だ。落ち着いたら解散して、信を問う。負ければ退陣だ」

ウルトラセブン新シリーズで40年ぶり復活  この秋よりTBS系にて

2007年07月31日 08時34分19秒 | 歩く印象派
7月26日6時6分配信 スポーツニッポン

 今年で生誕40周年を迎えた特撮ヒーローの「ウルトラセブン」が今秋、TBS系「ウルトラセブンX」として復活することになった。腹筋が割れスリムになったが、外見は40年前とほぼ同じ。変身方法や必殺技も大きく変わっておらず、往年のファンも楽しめる内容になっている。

 単なる特撮ものではなく、大人の観賞にも堪え得る傑作とされる「ウルトラセブン」が世紀をまたいでよみがえる。

 セブンは1968年10月から1年間にわたりTBS系で放送された。94年3月に日本テレビ系でスペシャルとして放送されたことはあるが、テレビシリーズでの復活は初めてとなる。

 外見は、腹筋が割れ多少スリムになった程度で40年前とほぼ同じ。円谷プロダクションの表有希子プロデューサーは「40年前のシンプルで格好いいウルトラセブンにこだわり、オリジナルを生かしつつも、現代風にアレンジさせた」と説明。赤いゴーグル状のアイテム「ウルトラアイ」を使った変身方法も変わっていない。必殺技も、頭部のブーメランを使う点は同じ。旧作では「アイスラッガー」と呼ばれたが、新作での名称は未定という。

 旧作は、「地球防衛軍」の隊員モロボシ・ダンと友里アンヌの恋模様や、倒される怪獣の内面も描いたとして評価が高い。今回もドラマ性に強くこだわっており、表さんは「女性も楽しめるドラマ要素をちりばめた」としている。

 一方で、特撮シーンは大きく進化。コンピューター・グラフィックス(CG)など最新技術をふんだんに使い、迫力ある映像になった。

 物語は、人類滅亡をたくらむエイリアンがある世界に侵入。この世界を防衛するため組織された「DEUS(デウス)」の一員で、ジンと呼ばれる男がウルトラセブンに変身し侵略者と戦う内容。ジンを演じるのは、沖縄出身のイケメン俳優として人気上昇中の与座重理久(よざ・えりく)=25=。ヒロインのエレアを加賀美早紀(22)が演じる。

暑気払いのほうろくきゅう   あれ!このしと(人)も灸をすえられていた???

2007年07月31日 06時53分54秒 | 歩く印象派
土用の丑の日の30日、京都市の三宝寺で夏越しの伝統行事「ほうろく灸祈とう」が行われた。呪文を書いた素焼きの皿を頭に載せ、きゅうを据えて悪鬼邪霊を払う(右京区)
(時事通信社)17時43分更新

読経と木剣を打ち鳴らす音が響く中、参拝者は悪霊をはらう呪文が書かれた直径約30センチの素焼きの「ほうろく」を頭に載せ、僧侶らがほうろく上のもぐさに次々と火をつけていった。700年近い伝統があり、俳句の季語にもなっている。(朝日COM)

小田実さんが死去 75歳、4月に末期がん公表

2007年07月30日 07時47分15秒 | 平和憲法9条
       写真:死去した小田実さん(作家)
2007年7月30日 04時31分  東京新聞

 旅行記「何でも見てやろう」や、ベトナム反戦など平和運動で知られる作家小田実さんが30日午前2時5分、東京都中央区の病院で死去した。75歳。大阪市出身。葬儀・告別式の日取り、喪主などは未定。今年4月に末期がんと公表、闘病中だった。

 1958年、フルブライト留学生で米国へ。その後、欧州や中近東、アジアを旅行し「何でも見てやろう」を発表した。

 60年代には「ベトナムに平和を! 市民連合」(ベ平連)を結成。近年は護憲を掲げる「九条の会」の呼び掛け人の1人に。晩年まで「行動する作家」として平和運動に取り組んだ。

 小説「HIROSHIMA」でアジア・アフリカ作家会議ロータス賞。
(共同)

今夏、大阪はセミがうるさい 「去年の2倍」専門家予想 >なのだそうだ。

2007年07月29日 09時47分50秒 | 地球の不思議・宇宙の不思議

靱公園のセミ抜け殻数の推移
右写真:クマゼミのオスは「わしわしわし」と鳴く。集団で鳴くと「しゃーしゃー」と聞こえる=沼田教授提供
2007年07月28日11時06分asahi.com
 大阪市内でセミの数を調査しているグループが、今夏はセミが去年の2倍以上発生すると予測している。セミの抜け殻調査を14年前から実施しており、そのデータから今年は4年に1回の大発生の年に当たると推測。大音量のクマゼミが集まる大阪市東住吉区の長居公園では8月25日から世界陸上競技選手権大阪大会が開催されるが、専門家は「セミのうるささに選手もびっくりするのでは」と話している。

 予測したのは大阪市立大の沼田英治教授と同市立自然史博物館の初宿(しやけ)成彦学芸員のグループ。93年から市民ボランティアとともに、同市西区の靱(うつぼ)公園でクマゼミとアブラゼミの抜け殻を集めて、羽化したセミ数を推測してきた。

 その結果、セミの数は毎年、交互に増減しているうえ、4年に1回大発生していることが判明した。また、どの4年間をとっても、合計のセミ抜け殻数が9万7000~10万6000個で、平均は約10万2500個になった。

 04~06年の3年間の合計は6万3866個なので、平均から引き算して、今年の発生数を約3万8600匹と推測。前年が約1万6000個だったため、発生数は2倍以上になる可能性があるという。04~06年に長居公園など他の3カ所でも調べた結果、セミの増減傾向は一致していた。

 セミの発生数になぜ規則性があるのか。沼田教授は「まだ分からない
が、セミの幼虫が木の樹液を吸える根付近の『席』の数が決まっていて、ある年にたくさん占められれば、別の年は数が限られてくるためではないか」と話す。

 長居公園周辺は体が大きくて大きな音を出すクマゼミが多く、大阪府内でも最もうるさい場所の一つという。長居公園に設置した騒音計は、昨年はピーク時に90.4デシベルを記録した。今年は8月上旬にピークを迎える見込みで、94デシベルと予測。90デシベルは騒がしい工場内に相当する音量で、今年はうるささが、さらに高まりそうだ。

 初宿さんは「セミがうるさい海外の大都市の例はあまり聞いたことがない。クマゼミの少ない東日本や、海外から来た選手、観客は相当驚くのでは」と話している。

プラモ屋へ行きたい!(その1)

2007年07月28日 15時11分33秒 | プラモ屋へ行きたい 空モデルひとすじ
物心ついた時からのプラモ作りに欠かせないのがプラモ屋だ。
近くでも、遠くでも、はたまた外国でもプラモ屋を見かけたらかならず飛び込む。
「当たりや外れもまた楽し」である。
つい、先日も一軒見つけた。

が、この店は日曜が定休日となっている。
ドアのガラスには夥しいポスターが貼られていてまったく中は覗けないが、
逆に、どんなプラモが並んでいるのか、想像だけは膨れ上がる。
近々、「普通」の日にRESANDOさんあたりと訪ねてみるか。

震源と「鳥越断層」連続か、M8・0級地震の可能性も

2007年07月28日 14時50分30秒 | 地球の不思議・宇宙の不思議
7月28日11時1分配信 読売新聞

 新潟県中越沖地震を起こした海底断層が、越後平野南部にある「鳥越断層」と連続している可能性が高いとする解析結果を、東京大地震研究所の佐藤比呂志教授らが27日まとめた。

 政府の地震調査委員会は、鳥越断層を比較的活動度が高いと位置づけており、同断層を含む「長岡平野西縁断層帯」全体が活動した場合、マグニチュード8・0の大きな地震を起こす可能性があるとしている。今回、中越沖地震が起きたことで、鳥越断層周辺の詳しい調査が求められそうだ。

 佐藤教授らは中越沖地震の余震分布と地質構造などを分析、日本海海底下の北西深部から南東の地上方向に斜めにのびる震源断層の一部は陸域まで及び、鳥越断層と連続している可能性が高いとの結果を得た。

群馬で2万3千戸停電 鉄道も止まる 送電線事故

2007年07月28日 13時50分23秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2007年07月28日12時31分朝日COM

 28日午前3時5分ごろ、群馬県長野原町内の6万6000ボルトの高圧送電線に倒れた木が引っかかり、長野原町、草津町、六合村、嬬恋村の約2万3000戸で停電となった。8時間後に復旧した。JR東日本高崎支社によると、この停電の影響でJR吾妻線が長野原草津口―大前駅間で運行を一時停止した。

体験者の娘「集団自決は軍が命令」 「沖縄ノート」訴訟

2007年07月28日 07時11分38秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2007年07月27日22時32分

 太平洋戦争末期の沖縄戦で住民に「集団自決」を命令したように書かれて名誉を傷つけられたとして、元軍人らが岩波新書「沖縄ノート」著者の大江健三郎さんと出版元の岩波書店に出版差し止めなどを求めた訴訟の初の証人尋問が27日、大阪地裁であった。集団自決が起きた沖縄・座間味島で聞き取り調査を続ける沖縄の女性史研究家、宮城晴美さん(57)が出廷し、「自決用の手投げ弾を与えられた住民もおり軍の命令はあった」と述べた。座間味の東の渡嘉敷島にいた元将校2人は自決命令はなかったという立場から証言した。

 訴えているのは、座間味に駐留していた海上挺進戦隊の元戦隊長、梅沢裕さん(90)と、渡嘉敷の元戦隊長だった赤松嘉次さん(故人)の弟秀一さん(74)。記録などによると、座間味で約130人、渡嘉敷で300人以上の住民が集団自決したとされる。

 宮城さんは「島の中で住民と日本軍は濃密な関係にあった。軍は、米軍に投降すると、女性は強姦(ごうかん)されて殺される。男は八つ裂きにされるといった情報で住民に恐怖心を植え付けた」と説明。軍人から自決用の手投げ弾を渡された住民もいたとし、「自決には軍命令があった」と指摘した。

 母の故・初枝さんは当時、座間味にいて手投げ弾で死のうとしたが不発で生き残った。初枝さんの手記をもとに00年に出版した著作「母の遺したもの」で、村幹部らが自決用の弾薬を求めた際に原告の梅沢さんが「今晩は一応お帰りください」と答えたと書いた。

 原告側は、この記述を命令がなかった根拠の一つにしているが、宮城さんはこの日、「隊長は部隊の最高責任者。隊長が『投降しなさい』と言っていれば集団自決は止められた」と述べた。

 一方、原告側証人として証言した渡嘉敷の戦隊の元中隊長、皆本義博さん(85)は、隊長の自決命令を「まったく聞いてない」と述べた。集団自決への責任については「指揮官個人ではなく、帝国陸海軍が背負ってきた責任があると思う」と述べた。戦隊の元幹部、知念朝睦さん(84)も「隊長の命令はなかった」と述べた。

 11月9日には、同地裁で大江さん本人に対する尋問が行われる。