All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

吸水率0%の意味 MARUIのお皿でお勉強

2008年03月18日 21時21分03秒 | タイル・ウォッチャーが行く!
会社でデスク周りを片付けていたら、ゴトリと固い音がした。なんだろうと思い、音の出たあたりの封筒を覗いてみたらお皿(プレート)が1枚入っていた。はて?皿の裏を見たら「MARUI」と表示がある。タイル専門家も知らないようであった。

ググってみたら、ちゃんとした洋食器メーカーであった。

URLはこちらhttp://www.marui-grp.co.jp/index.html
その中に興味深い記事があってなるほどなあと感じ入ったのが「吸水率0%」の話。

以下はコピペです。

磁器食器の定義の1つに「 吸水率は0% 」というのがあってわかりやすく言えば、食器自体がお水を吸わない ということ。

「お水を吸ってしまうのが、そんなにいけないことなの?」

これは「いけない」のです。

例えば、吸水率3%あるマグカップに、朝コーヒーを入れて、子供の朝食に出したとします。
今のところ問題ないです。
でも、刻々とコーヒーは吸水率3%分、食器の中に染み込んでいきます。
染み込んでしまったコーヒーは、洗ってもそんな簡単に除去できるものではありません。
その日の夕方、子供が帰って そのマグカップにお水を入れて飲みました。
お水を入れたものの、ゲームに夢中になり、お水を入れたまま1時間放置しています。
この間に、刻々と食器の中に蓄積されている 「 コーヒー 」 がお水に溶け出してきました。
まぁ、微妙にコーヒーが混じってるけど、それが何か? と思われるでしょう?

では、これがもし 洗剤 だったら… どうします?

海外も含め、管理の良くない会社なんかでは 完成品を野ざらしにしているところもあります。

これが、 酸性雨やホコリを含む雨 を吸収した食器だったらどうですか?
外国の 病原体? ウイルス が吸収されていたらどうですか?

ちょっと、怖くないですか?

>対処法も書いてありました。

使用する30分ほど前から食器を水に漬け込んでやるんです。
こうすると、食器は「 もうこれ以上、吸えません。勘弁してください 」という状態になります。
吸えなければ、吸い込まないんですよね。 当たり前ですけど...
面倒ですが、ちょっと良い料理屋ならどこでもやっている方法です。
  お試しあれ!


ニセ陶磁器にご用心 柿右衛門窯などが真・贋並べて展示

2008年02月18日 07時35分16秒 | タイル・ウォッチャーが行く!
2008年02月18日07時04分朝日COM

 佐賀県が誇る陶磁器の「偽物」を追放しようと、佐賀市天神3丁目の公共施設アバンセで17日、「偽ブランド品・海賊版撲滅展」が始まった。有田焼の柿右衛門窯などが、本物と贋作(がんさく)を並べて出展している。著名な作家や窯の作品に似せた類似品の横行は、焼き物の里の悩みの種。偽ブランド品のバッグなども並ぶ会場で、「伝統工芸の世界でもニセモノに厳しい目を」と呼びかけている。

写真

展示された柿右衛門窯のとっくりとちょこ。一番右だけが本物=17日午前、佐賀市で

 撲滅展は、国の「模造品・海賊版撲滅キャンペーン」の期間に合わせて同県が23日まで開く。

 人間国宝・14代酒井田柿右衛門氏の柿右衛門窯は、とっくりとちょこのセットの「偽物」を寄せた。本物と同じ絵柄で「柿右衛門」の銘も入っているが、手書きではなく印刷で絵付けしてあり、くすんだ色にみえる。本物に比べて肉厚なのも特徴という。

 ネットオークションで売られていたのを柿右衛門窯が入手した。本物なら1セット(とっくり1個、ちょこ5個)で8万円台だが、1万円台で売られていた。「悪質な模倣品。だれが制作したのかも分からない」。最近、ネット取引で購入したものについての問い合わせが増えているという。

 佐賀県陶磁器工業協同組合の百武龍太郎専務理事は「偽物は伝統工芸の世界の品にも及んでいる。どれだけの模倣品が出回っているのか把握するのは困難」と話している。

>いったいどこで作っているの?どういう人たちが作っているの?窯はどんな窯を使っているのか?販売ルートは?
ど素人の私には皆目見当も付きません。

本「タイル・ウォッチャーが行く!」シリーズの解説家(玄人?)にご登壇を願うしかないみたいですね。

Y市での奇妙な冒険(2)Y駅で見た“手作りタイル” まさに手が込んでいる

2007年10月10日 06時56分55秒 | タイル・ウォッチャーが行く!
駅周辺、それもリニューアルした駅には必ずあるな、と当たりをつけたらあった!このタイル作品のどこがどう手が込んでいるのかについてはR氏のコメントを待とう。
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上記タイトル:創造無限

青春18切符の旅番外編 会津喜多方へ行って来た その3 喜多方で見たタイルと文化財ポスター?

2007年09月06日 00時58分39秒 | タイル・ウォッチャーが行く!
今回から「タイルウォッチャーが行く」に改題。

会津喜多方のタイルは、どーんと大きい市街案内図だった。(上の写真)
幸先がいいなと思ったのもつかの間、市内を歩き回り、他に見つかったのは駅前通りの下の写真のみ。
うーむ、先回の新宮市にははるか及ばないのは残念至極。

辿り着いた喜多方の市民会館。(正式名称はきたかたプラザ文化センターだったような・・・。)

歩き疲れたので、ちょっと一休みだ、とふと壁を見たら・・・・・・・・?
突っ込みどころ満載のポスターが貼ってあった。

バンド結成45年?(館林ロストの25年を20年も越えている・・・。)
文化財になった伝説のスーパーバンド?(2005年7月に厚生労働省から児童福祉文化財の推薦を受けたのだそうだ。)
Terry&Blue Jeans?(今は「寺内タケシとブルージーンズ」って言わないの?)寺内がTerryか・・・。
(すると、そのうち、あのバンドもSam&Tataebayasi Lost City Ramblersになるのか?)

(ポスターの両側が宝塚とバイオリニストベーべーというのもすごい。)
こちらの紹介記事寺内タケシのプロフィールがまたすごい!

「世界で初めてエレキギターを作る。」
「我が国におけるエレキギターの首領」(「首領」って北朝鮮っぽいくないか?。)
「昭和14年1月17日、茨城県土浦市生まれ。59才。」
(いったいいつの頃書いたんだ!RESANDOさんに突っ込まれるぞ!)

それにしてもけっこう楽しめた市民会館だった。(その4へ続く)

そういえばスペースシャトルに付いてるな。耐熱タイル(heat shield tile) 

2007年09月01日 00時00分35秒 | タイル・ウォッチャーが行く!
耐熱タイルの傷は「修理不要」 NASAが結論

2007年08月17日11時12分朝日COM

 米航空宇宙局(NASA)は16日、スペースシャトル・エンデバーの耐熱タイルの損傷について、「修理は不要」と結論づけた。地上で解析した結果、地球の大気圏に再突入する際、損傷部分の温度が危険領域にまで上昇しないと判断した。

 NASAの安全基準では大気圏再突入の際、この場所の温度は約177度以下に抑える必要があるが、解析の結果、修理しなくても、温度が基準内におさまることがわかったという。エンデバーは予定通り、米東部時間22日午後(日本時間23日午前)の地球帰還を目指す。


>ところで耐熱タイルってどんなタイルなの?

「元々使われていたシリカベースのセラミックタイルは飛行のたびに損傷がないか検査する必要があり、また水を吸収するために雨からも守る必要がある。この水の問題は当初、帰還後タイルに防水スプレーを毎回かけることで対処していた。しかし後に良い解決策が見つかった。シャトルのタイルのうち、あまり高温にさらされない大部分について、断熱性のあるフェルトのような素材に交換された。」
という説明もよくわからないな。


例のチャレンジャー号の地球再突入のときに、破損が確認されたのが強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)という耐熱タイルだったらしいのだがこれもチンプンカンプン?

とにかくRESANDO師に訊いてみるしかないな。

なんと!新宮市は町中タイルだらけだった。

2007年08月26日 07時47分41秒 | タイル・ウォッチャーが行く!
青春18切符による紀伊半島の旅の番外編
どこかへ旅に出てタイルを見かけたらRESANDO氏へ報告しようと心がけているが、今回の新宮市はタイルが多用されていて驚いた。
世界遺産登録された熊野古道関係が多い。
特に3本足の八咫烏がモチーフの作品が目立った。








ほんの少し歩いただけでこんなにタイルがあったのには驚きだ。まだまだ新宮市内にはたくさんあるに違いない。

魅惑のペルシア陶器展に行って来た(三鷹の中近東文化センターにて)【その1】

2007年06月29日 08時08分35秒 | タイル・ウォッチャーが行く!




>先日、窯業に詳しいRESANDO氏、それに吉村作治先生似の謎のエンジニアONE氏(地元の地理に明るい)と3人で三鷹にある中近東文化センターを訪ねた。本格的なペルシアの陶器が一堂に会するとあって、これは行くしかない!ということで話はすぐにまとまった。
会期が7月8日までなので、お近くの方はぜひ足を運んで欲しい。

見て損はない!保証します。

(展示の詳しい内容は次回【その2】へ続く)



もしかして「近くへ行きたい」 新シリーズか?

2007年06月14日 18時52分43秒 | タイル・ウォッチャーが行く!
さんが持ち込んだ1枚の写真だが、G県の「上毛カルタ」だと思ってたところ、なんとO郡OR町独自のカルタにちなむものだと云うことが判明!
これはあのタイルの大家であるR氏のご登壇を願うほかない。
いかがですか?OR町中にこのタイルが散らばっているようです。

タイルが見たい。

2007年05月16日 18時36分55秒 | タイル・ウォッチャーが行く!
土手を歩いている限りタイルは見当たらなかった。(かなり意識していたのだが)
地方のタイル探しがRESAND氏へのなによりの土産だから。
佐原の駅前で「伊能忠敬」を見つけたときは小躍した。
伊能忠敬は佐原出身だったのだ。
なお伊能忠敬が作った日本地図と現在の日本地図を比較したサイトがあるのでよかったらクリックしてみてください。→こちら
以下に「へらぶな」(利根川縁ということで水にちなむものが多い。)

「小野川」

「かいつぶり」
これはタイトルなし。というかタイルではなさそう。貝殻があしらわれた作品だ。
面白かったのでカッシャした。(木下に向かう土手上の東屋で休憩中に発見。)

そして、これは日光戦場ヶ原赤沼茶屋付近でR氏が発見したタイル。

何がどう普通のタイルと違うのかはR氏のコメントを待とう。

このタイルの断面についてもR氏の説明があるはず。
R氏任せで申し訳ないが今回はこれで終わる。

都道府県の花シリーズ(地下鉄霞ヶ関駅付近)

2007年04月19日 04時29分43秒 | タイル・ウォッチャーが行く!
先週末、メトロウォーキングに参加したが、出発駅の霞ヶ関地上部でいきなりタイル君に出会った。
新潟県はチューリップか。(富山もチューリップだった。)

石川はクロユリ。

山梨はフジザクラ。

長野はリンドウ。

岐阜はレンゲソウ。

今回はウォーキング出発地だったためこの5枚しか撮れなかったが、いずれ全て撮ってきましょう。
ちなみに全都道府県の花は1954年に制定されたそうだ。
都道府県の花を参照。