1月16日7時51分配信 産経新聞
群馬県は15日、太田市と伊勢崎市の農家が生産したシュンギクに、食品衛生法で定められた残留基準値を超える農薬成分を検出したと発表した。生産されたシュンギクは、県内を含め9都県の市場などに出荷されているが、通常の食生活で人体に影響はないという。農家や出荷団体であるJAに自主回収を要請するとともに、原因究明を行っている。平成15年10月の検査開始以降、基準値超過は初めて。
県農政課によると、県が農薬適正使用条例に基づき、13日に県食品安全検査センターでシュンギクを検査。太田市の農家では、殺菌剤「イプロベンホス」が基準の9倍に当たる0.09ppm、伊勢崎市の農家では、殺虫剤「カズサホス」が基準の2倍となる0.02ppmがそれぞれ検出された。
県食品安全課によると、10~12年の国民栄養調査では、1日当たりのシュンギク摂取量は2.5グラムで、今回の検出濃度の場合、両農薬とも体重50キロの人が、毎日600グラム食べても健康に影響ないという。
県は、両農家が出荷した計461キロを自主回収し、農薬が残留した原因を調べている。
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群馬県は15日、太田市と伊勢崎市の農家が生産したシュンギクに、食品衛生法で定められた残留基準値を超える農薬成分を検出したと発表した。生産されたシュンギクは、県内を含め9都県の市場などに出荷されているが、通常の食生活で人体に影響はないという。農家や出荷団体であるJAに自主回収を要請するとともに、原因究明を行っている。平成15年10月の検査開始以降、基準値超過は初めて。
県農政課によると、県が農薬適正使用条例に基づき、13日に県食品安全検査センターでシュンギクを検査。太田市の農家では、殺菌剤「イプロベンホス」が基準の9倍に当たる0.09ppm、伊勢崎市の農家では、殺虫剤「カズサホス」が基準の2倍となる0.02ppmがそれぞれ検出された。
県食品安全課によると、10~12年の国民栄養調査では、1日当たりのシュンギク摂取量は2.5グラムで、今回の検出濃度の場合、両農薬とも体重50キロの人が、毎日600グラム食べても健康に影響ないという。
県は、両農家が出荷した計461キロを自主回収し、農薬が残留した原因を調べている。
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