All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

押上ロックボトムPUSH☆UPライヴはロック版「うたごえ」状態であった。

2007年01月30日 23時51分43秒 | Rock 音故知新
ロックボトムでのPUSH☆UPのライヴは乗りがいい。
今回は友人のRESANDO氏とbiro氏も同行した。
PUSH☆UP初体験のbiro氏はことのほか感動したようだ。
3部では
おなじみのsuzuさんヒロキさんに加え、めでたく復活を遂げたリッキーさんと
ボーカルおゆうさん、そしてクリスさんのパーカッションという豪華な顔ぶれ
に店内は乗りに乗った。

個人的には、Honky Tonk Womenを演っていただき大満足&大感激!
リクエストに応えていただき感謝に耐えません。

続くおゆうさんによるイーグルス曲集は実に情感こもっていてよかった。
Desperade
Peaceful Easy Feeling
Hotel California
Take It Easy
りっきーさんのギターも冴え渡り、グイグイひきこまれてしまった。

そしてアンコールに応えてのThe Weightでは大合唱♪

Honky Tonk WomenやThe Weightを合唱しながら
ふと気が付いたのだが、これってROCKというよりも「うたごえ」に近いのかもしれない。学生時代に新宿の灯火という「うたごえ喫茶」でロシア民謡やアメリカのフォークソングを皆で唄っていたが、環境(当時は政治的メッセージ色が濃かったなど)はまったく異なるものの、乗りの雰囲気はたしかに似ている。

「ロックのスタンダードナンバーを気軽にお酒を飲みながら聞いてほしい。」
それがPush☆UP!の目指していることなんですよ。とsuzuさんがおっしゃっていたが
その通りだと思う。ここロックボトムはロックファンにとっては癒しの場なんだと思
う。ドームでのど派手で大がかりなコンサートでもない、ジャズでもない、昔の「う
たごえ」でもない。もちろんカラオケとも違う。ロックナンバーを気軽に仲間達と楽しむ、これはなにか新しい文化の予感さえする。
だから次回もまた来ようと思っている。

あかんべ山2007怒涛の 熱演!それぞれの個性がキラキラ輝いていたね♪

2007年01月29日 23時52分12秒 | 館林ロストと愉快な仲間たち
(写真上)冒頭トップの ロストシティランブラーズの「男看板」。
     乗ってるし、パワフルだね。
(写真下)初登場のSOUL JOYの面々。ちょいと緊張気味?

いえいえ、そんなことはありませんでした。モリオ先生も気合い十分!
また新しい音の世界があかんべ山に加わりました。

(写真下)さのっこはツインボーカルが魅力なのだが今回は相方のマリエさんが急遽法事のため
参加できなくなりタカコさんが一人で熱唱。

フォルクローレといえばクラカケス。
今回は原点に戻ったシンプルな音が爽やかに響いた。
写真はサンポーニャを吹くハンダ氏。(表情が爽やかでないのが難点。)

今回、音のバランスが抜群だったシュガーヒル。
演奏後の拍手はなかなかなりやまなかった。
オリジナルメンバーのワカタベ氏(左)とオオモリ氏(右)。

佐野といえばワイルドフラワーズ。
お馴染みとなったいつき君の三線が心にしみ渡る。
(沖縄で陶芸の道をあゆむユキさんは今回はお休み。)

チエさんはユキさんの分までカバー、二人で作った「太陽サン」を唄った。

迫力の館林太鼓「達和会」。
オリジナルの「屋台囃子」に圧倒された。

クラカケス、4人の中でも一人気を吐いたタナカビン氏。
歌にチャランゴと大活躍だ。

縁の下の力持ち、26年間あかんべ山のPAを支え続けて来たS音響師。古くからの友人である。繊細な音響器機の機微を知り尽くしている。

「千の風になって」が好評だった空コン。大きい人もここに在籍している。

ロストの強力な女性ボーカル陣。「男看板」よりもパワーは上。

ワイルドフラワーズの代表ハセガワ氏。
心優しく、たいへんシャイな方だが歌もバンジョーも抜群の腕前である。

ロストのベーシストはフラットさん。
なかなか写真に収めるのが難しい位置なので、このように全体を捉えたのは今回が初めて。ささくれのスライドギターに
絡むとさらに面白い展開かも。

クラカケスのビン氏とホリイ氏。
幾多の困難を乗り越えクラカケスを支えて来た強者だ。

概してバラエティに富んだ内容で聴きごたえがあった今回のあかんべ山。
来年以降の新しい形と言うか方向性のようなものが見えてきた気がする。
なによりも一人一人の個性が感じられるようになったのが収穫だ。
いよいよ円熟期を迎えたようだ。

佐野でさぬきうどん! なんで?

2007年01月28日 11時24分09秒 | 館林ロストと愉快な仲間たち
佐野といえば「佐野ラーメン」が有名だが、これは四国は讃岐の「さぬきうどん」の話。
何故かって?この方が佐野にやってくるのだ。
北海道は礼文島を皮切りに現在「南下中」のうどん職人さん。下記をクリック!
竹原友徳のさすらいさぬきうどん全国武者修行道中記
これはぜひにも佐野へ出かけねば・・・・。
企画はあかんべ山常連の「ワイルドフラワーズ」のH川さん。
地図は下記をクリック。
佐野風の子保育園付近図

あかんべ山2007リハーサルに行って来た。

2007年01月27日 23時56分42秒 | 館林ロストと愉快な仲間たち
26回目を迎えるあかんべ山のリハーサルを見て来た。
会場作りはほとんど終えていてステージのバックには
「あかんべ山2007」の文字が輝いている。

会場設営の状況について詳しくはオ・寒さんの記事いつも新しく!あかんべ山を準備
したのだ。
をクリック!して下され。

すでにリハ中である。
「(モニターの)音は聴こえてますかあ?」PAさんの声が響く。
出演者達も自分の声や楽器がどう出ているのか集中する時間だ。

PAさん、出演者たちの真剣なやり取りを尻目に私はカレーをいただく。
これはリハの準備をするスタッフのために、毎年R子さんが用意してくれている。
デカ鍋でじっくり煮こんであるので実に旨い、味わい深い。今夜の夕飯となる。

沢庵もうまい。塩以外の添加物は一切無し。

ゆで卵も食べ放題であった。(実際に「食べ放題」している時間はないが。)

そうこうしているうちにロスト(館林ロストシティランブラーズ)のリハの時間となった。
音づくりは難しいものである。
「俺らもう、先週の練習でピークを越えちゃったなあ。」
本番に向けて昨年から練習を重ねて来たロストのメンバー達からこんな声が聞こえて来た。
つまり、「既に、仕上がっちゃった」状態なのである。
そのせいかどうか?ピックを落とす者もいたな。(ささくれか?)
でも、終盤には明日の本番はかくあろうという凛とした表情が揃った。(下の写真)

30分のリハを終えてほっとしたオ・寒さんは「やっとマイクとの立ち位置がつかめた。」
と語っていた。
明日の本番が楽しみだ。

爆弾ハナタレ

2007年01月24日 23時52分13秒 | 歩く印象派
いやはや名前からして、大胆である。分野を間違えたかな?と思ってしまう。
香もすごい。「セメダイン臭」ってご存知かな?除光液といえばわかるかな。
スコッチのボウモアも独特の臭さがあるが、ハナタレの接着剤系の匂いはなかなかない。
でもれっきとした焼酎である。アルコール度は44度。
凍らないけど、冷凍庫でギンギンに冷やしたのがいける。
零度以下の液体だから注ぐとトロトロなのがわかる。
小さなグラスで、クイっとやる。とろり甘く、喉をカッと通って、後はすっきり。
割ってはいけない。ストレートが実に旨い。
で、「ハナタレ」の名の由来だが、以下を読んでくだされ。


寿司にもよく合う。

                             (「なっから」にて)

梅一輪

2007年01月23日 01時12分27秒 | 歩く印象派
寒いけど「暖冬」だと思う。

スキー場にも雪がない。真冬なのに土手や畑の草が青々としている。灯油がだぶついている。スタッドレスタイヤの売れ行きもはかばしくない。「季節外れの」という枕がつくニュースが多い。これって冬を商売にしている人たちにはきついだろうなあ。

晴天が長続きしない。異常乾燥注意報も同様だ。雨の日や曇天が多い。風邪っぴきが少ない。インフルエンザも猛威をふるっていない。マスクの人が少ない。そういえば最近しもやけって言葉聞かなくなったなあ。

我が家の鉢植えの梅が一輪花開いたけど「狂い咲き」じゃないよね。


ブッシュはテロリスト  えっ、違うの?

2007年01月22日 22時40分45秒 | 歩く印象派
以下はasahi.comからのコピペ。

「ブッシュはテロリスト」Tシャツ 豪で航空機搭乗拒否
2007年01月22日20時50分
 「ブッシュ(米大統領)は世界一のテロリスト」と書かれたTシャツを着た男性が、オーストラリアのメルボルン発ロンドン行きカンタス航空便への搭乗を拒否された。機内の安全を脅かす恐れがあったため、と航空会社は説明するが、男性は「表現の自由の否定だ」と損害賠償などを求める構えだ。

 娘と豪南部アデレードに帰省していたロンドン在住のIT技術者のアレン・ジャソンさん(55)は20日、メルボルン空港で保安検査を通過した後、ゲートで職員から搭乗を拒否された。シャツを着替えれば、他の便に振り替えると言われたが、ジャソンさんは用意がないとして拒否。以前も2度、同じTシャツでカンタス便に搭乗しようとして、着替えるように求められたという。

 ジャソンさんは「こんなことが問題になる今の豪州は非常に不健全だし悲しい。表現の自由のために断固戦う」と、裁判の準備を進めている。

 カンタス航空側は「乗客の気分を害したり、機内の安全を脅かしたりする恐れのある言葉は認められない」と主張している。

                                             以上コピペ終わり

(すると、これはテロリストとの握手だったのか・・・・・。)

世界最大の大量破壊兵器保有国でその実行者なんだから大規模テロリストだと思うけどなあ。
小さいウソ(テロ)は目立つしすぐわかるけど、スケールの大きいウソ(テロ)はあまりにも堂々としていてわかりにくい。日本だって「だまされることの責任」(佐高信・魚住昭)が今ものすごく問われている。(納豆事件のように一TV番組で、あんな社会現象が起きるなんて、物事をあまり突き詰めて考える人が少なくなったことの証左かもしれない。)

※ 画像がないけど、どんなTシャツだったんでしょうね。
今回のじゃないけブッシュTシャツありました!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ブッシュ批判のTシャツ


さらにYahooにも記事がありました。
以下コピペ
 1月22日20時19分配信[キャンベラ 22日 ロイター] オーストラリアでカンタス航空に搭乗を拒否された男性が22日、同社を相手取って訴訟を起こすことも辞さない構えを示した。言論の自由を侵害されたことが理由だとしている。
 この男性は英国在住のオーストラリア人で、IT技術者のアレン・ジャッソンさん(55)。ジャッソンさんは19日、メルボルン空港でロンドン行きの飛行機に乗ろうとしたところ、着ていたTシャツに書かれた内容を理由にカンタス航空から搭乗を拒否されたという。
 カンタス航空の従業員によると、Tシャツにはブッシュ米大統領が描かれ、「世界一のテロリスト」という文字も描かれていた。
 カンタス航空は同Tシャツが他の乗客の気分を悪くさせる可能性があると判断してジャッドさんに着替えを依頼。これに対し、同じTシャツを着て国内線をメルボルン空港まで乗り継いできたジャッドさんは、着替えの要求によって言論の自由が侵害されたと主張している。
 ジャッドさんは「このTシャツ以外では行くつもりはない。航空券代を無駄にするかもしれないが、言論の自由のために立ち上がる決意をしました」とコメント。弁護士に相談する構えも明らかにした。

趣茶で憩う。

2007年01月21日 23時35分28秒 | 趣茶
冒頭の写真は趣茶の店先風景である。(お訪ねの際の参考に。)
さて、カウンターに案内されたその正面に美しい花が飾られていた。
こういうディスプレーの仕方をアレンジメントという。
教えてくれたのは、日頃、仕事上でお世話になっているH部長さん。
今夜は仕事を離れて思いっきり「趣茶」を味わっていただいた。

写真はないが、まずは十四代の本丸からスタートした。
次に「酔鯨」と行き、焼酎「赤霧島」で一休み。
料理の最初はほっけ。普通出てくる身がパサパサしたものではなくふっくらとした
極上品。マスター進氏の一押し。
(ほっけという魚に興味のある方はこちらをクリック。)

「趣茶」は今夜も賑やかである。
私の右隣には先客のけんけんさん。
メニューにはない「ホイル包み焼き」を楽しんでいるではないか!
しかも、本日はもうこれが最後だという。
H部長ともどもけんけんさんのホイルのご相伴に預かることにした。
エノキやエリンギ、椎茸、イカを包む茶色いのものはイカのわたであった。
ゆずの香とともにこのイカわたが、鼻をくすぐる。
まさに酒の肴としかいえない料理だ。なんでこれで最後なの、マスター?

これもメニューにはないが最近「趣茶」に復活した「やきとり」が運ばれて来た。
左から柚子胡椒、ハーブ、味噌、塩コショー、山葵焼きと見た目も御花見の団子み
たくて楽しくなってくる。

お隣のけんけんさんはと見ると、なんと!あがりの大盛り天丼(もちろんメニューにはない。)
をせっせと食べているではないか。羨ましくもあるが、こちらはまだあがりにはほど遠いので
眺めるだけ。(次回、トライだ。)

台湾に行かれたT田さんからの差し入れ10年物の「玉泉」(紹興酒の仲間か)を
いただく。深いコクの味わいだ。T田さん、ごちそうさま。

十四代の愛山のおつまみは・・・っと?
チャーシューである。戯れに「マスター、チャーシューある?」
と言ったら本当に出て来た。
先日のシチューといい、またまたマスターにしてやられた格好だ。

でもって、締めは趣茶で特茶で無事終了。
お付き合いくださったH部長さん、これに懲りずまた次回もよろしく♪

自家製納豆を食す。

2007年01月20日 16時57分02秒 | 歩く印象派
納豆騒動もどうやら収束に向かうようだ。詳しくは→こちらをクリック。
そのことはともかく、先日作った自家製納豆を食してみた。
ちょうど朝飯だったので
(1)熱々の白飯に
(2)納豆をのせ
(3)青海苔をふりかけ
(4)からしをたらせば
納豆ご飯の出来上がり。
「い・ただっき・まーす!」

粒は大きいし、粘りも市販品に比べれば糸引きも足らないが
豆は柔らかいし香も味もまごうことなき納豆のものだ。
納豆としては上品な部類だ。

とにかく、完成までは三日かかるが、作り方は至って簡単なので
納豆好きな方は試してみてはいかがかな。
ポイントは保温時の温度管理だけ。
次回は北海道産の豆で作ってみよう。

納豆作りに挑戦!  (食を考える)

2007年01月18日 00時50分05秒 | 歩く印象派
突然だが納豆作りに挑戦してみた。スーパーの店頭から納豆が消えるという呆れたご時世だが、
きっかけはプラハで納豆を作ったというお話を伺ったからだ。そうか、納豆って家で作れるんだ。
何でも、興味を抱くと自分で試したい性分。「また始まったか・・・・。」という家人たちの白
い目もなんのその。まずは大豆の入手。(今回は宮城県産を使用。)よく洗ってから水に浸した。
このまま丸一昼夜置くのだ。

翌朝の状態。

丸一日経過して圧力鍋に投入した。30分加熱。落とし蓋を忘れずに。

納豆菌は市販の納豆を用いた。使用したのは10粒程度。

鉄は熱いうちに打て!ではなく、納豆作りも熱いうちが勝負。スピードが要求される。

今回、用いた容器は紙コップ。
紙コップは水分が溜まらず、入る大豆の量も適当で小分けするのに丁度良い。

たしかに、紙コップは具合がよろしい。

詰め終わっていよいよ保温だ。

30度~40度で一昼夜寝かせる。今回使ったのはホッカイロ2枚。
この後、タオルでくるんでコタツに入れた。

20時間後、(つまり17日の)夕方の状態。ほのかに納豆の匂いが漂う。

おつまみにもいいかもしれない。日本酒に合いそうだ。
大粒の豆も柔らかそうだし。
明日はいよいよ試食だ!(続く)