All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

第14回足利山岳映画会

2011年11月27日 22時45分17秒 | 私の山歩き・山の仲間たち

今年も山岳映画の季節がやってきました!

山大好きなあなた、山岳映画ファンのみなさん

映画で山に浸り、山談義に花を咲かせましょう!

恒例のすてきな山カレンダーもあります。

会場は足利市民プラザです!

12月4日(日曜日)ですよ~♪

 


原発、いつ、やめるのか、それとも いつ、再開するのか。それを決めるのは国民一人一人

2011年11月27日 22時41分02秒 | 歩く印象派

 俳優の大滝秀治さんのナレーションが、とても味わい深く響く。<原発、いつ、やめるのか、それとも いつ、再開するのか。それを決めるのは、電力 会社でも 役所でも 政治家でもなくて、私たち 国民一人一人。通販生活秋冬号の巻頭特集は、原発国民投票>▼声と字幕だけの短いテレビCMが今、話題に なっている。「通販生活」を発刊しているカタログハウスがテレビ朝日の夜の番組で流そうとしたが、拒否され幻になったCMだ▼原発をこれからどうするの か。政府や官僚任せではなく国民投票をして決めよう−。そんな特集の記事を宣伝する「商品広告」とカタログハウス側は考えていた。どこかタブーに触れたの だろうか▼テレビ朝日側は「民放連の放送基準などに則(のっと)った当社の基準をもとに考査、判断している」と説明。個別のCMの判断については「お答え しておりません」という▼原発の是非を国民投票で決めようという市民運動が広がっている。ただ政治家の関心は鈍く、批判的な声すらある。そこには、理性的 な判断は国民にできない、という蔑視が潜んでいるように思える▼原発稼働の是非を問う住民投票条例の制定を求める署名活動が、来月から東京都と大阪市で始 まる。電力消費地の住民が自らの問題として受け止めようという思いから始まった。主権者が意思を示す第一歩に注目している。

 

3ルートで拡散、山で止まる=セシウム沈着、岩手から長野―文科省

2011年11月25日 22時30分48秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2011年11月25日 17時33分

 東京電力福島第1原発事故で、文部科学省は25日、新たに青森、石川、福井、愛知の4県で航空機モニタリ ング調査を行った結果、放射性セシウム(134、137)の地表への沈着は確認できなかったと発表した。これで青森から愛知まで1都21県の調査が完了。 セシウムの沈着は岩手県南部から群馬・長野県境付近で確認されており、同省は来年3月末を目標に北海道や西日本でも調査を行う。

 これまで の調査で、福島第1原発から放出されたセシウムは風に運ばれて主に3ルートで拡散し、雨で沈着したことが判明した。中心の第1ルートは、まず北西に流れて から南西に向きを変え、群馬・長野県境付近までを汚染。第2ルートは原発から南へ流れ、いったん太平洋上に出て茨城県南部・千葉県北部に戻って霞ケ浦周辺 を汚染。第3ルートは原発から北上して太平洋上を経て、岩手県南部や宮城県北部を汚染したと推定される。

 福島第1原発から各方向を見ると、セシウムの拡散は山脈・山地で止まっていた。北西は奥羽山脈、西は越後山脈、南西は上信越から軽井沢付近の山地の手前で雨が降り、沈着したと考えられる。 


通販生活の「原発住民投票特集号」CM テレビ朝日が流さず

2011年11月22日 22時11分31秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

 

2011年11月22日 20時00分 (2011年11月22日 20時39分 更新)

  通販雑誌「通販生活」(カタログハウス発行)のテレビCMが放送を断られたとして、波紋が広がっている。同誌は環境問題について意見表明をする ことも多く、最新号の巻頭特集は「原発住民投票」。同誌側は「あくまで雑誌を宣伝するためのもの」と話すが、現時点では、原則として一部の政党CM以外の 意見広告はテレビでは流れない。このCMも、テレビ局側は意見広告だと受け止めたようだ。「巻頭特集は『原発国民投票』」と読み上げる

   カタログハウスが定期的にCMを流している唯一の番組がテレビ朝日系の「報道ステーション」だ。だが、カタログハウスの広報担当者によると、最新号のCMについては放送できないという連絡が広告代理店を通じてあったという。

   CMは、黒地に

「原発、いつ、やめるのか。それとも、いつ、再開するのか。それを決めるのは、電力会社でも、役所でも、政治家でもなくて、私たち 国民一人一人。通販生活秋冬号の巻頭特集は『原発国民投票』」

と テロップが流れ、男性がその内容を読み上げるというもの。最後に、「一日も早く、原発国民投票を」と書かれた表紙が表示され、男性が「全国書店で発売中」 と読み上げてCMは終わる。本来ならば、放送を断られて「お蔵入り」になるはずのCMだが、カタログハウスのユーチューブ公式チャンネルで公開されてい る。現時点で、3万8000回以上再生されている。

   書店では11月15日に発売された「秋冬号」の特集では、原発の賛否についての国民投票を求める論調が展開されている。具体的には、インタビューで国民投票に否定的な発言をした民主党の前原誠司政調会長の発言を、国会議員は官僚や選挙区の影響を受けやすいこと引き合いに

「そんな議員さんたちと比べて国民は理性的、客観的な判断力で劣るとは言えないと思うのですが」

などと批判。それ以外にも、「『原発なしでは電力需要はまかなえない』のウソ」と題して、「脱原発」に向けた識者4人の主張を5ページにわたって掲載している。

カタログハウス「CMは、あくまで秋冬号の宣伝のため」

   今回の問題をめぐっては、コラムニストの天野祐吉さんも、11月21日に更新したブログの中で、

「ま、テレビは政治的な意見広告を扱わないことになっているので、これを政治的な意見広告と判断したんでしょうが、さて、どうなのか」

と疑問を呈しており、11月23日の朝日新聞に掲載予定のコラム「CM天気図」でも「意見(異見)」を表明するという。

  なお、枝野幸男経産相は、原発の是非について国民投票を行うことについて、9月20日の会見で「あるテーマが、2つの意見のイエス・ノーで割り切れるテーマであるのかどうか」
「そうした意見を、国民投票のような形で今判断するということは不可能だと思う」

と述べている。国民投票の実施を求めること自体も政治的主張のひとつだとみることもできそうだ。

   もっとも、カタログハウスの広報担当者は

「CMは国民投票を呼びかけているのではなく、あくまで秋冬号の宣伝をするもの」

と話しており、純粋な商品広告に過ぎず、意見広告ではないとの立場だ。

   テレビ朝日広報部では、

「当該CMについては放送をしておりません。個別の判断理由はお答えしておりません」

と、ノーコメントだった。

テレビ放送されなかったCMは、ユーチューブ上で公開されている


 


東電が“原発抜きの夏”を試算 今年上回る供給力

2011年11月22日 20時41分11秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

2011年11月22日 17時38分

 東京電力が来年の夏に向け、保有する全ての原発が東日本大震災の影響や定期検査で停止しても、火力発電や揚水式発電の増強により、今夏の最大供給力を上回る約5700万キロワットを確保できるとの試算をまとめたことが22日、東電関係者への取材で分かった。

 東電は福島第1原発事故後も「原子力は重要な基幹電源」との立場を変えていないが、実際には原発がなくても計画停電などの影響が出ない可能性が高い。原発を中心とした供給計画を立てているほかの電力会社にも影響を与えそうだ。

 国内の商業用原子炉54基のうち、東電は電力会社トップの17基を保有している。

(共同)

福島第一セシウム、カムチャツカ沖の深海5千Mまで到達

2011年11月20日 21時20分25秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2011年11月20日20時51分朝日COM

 東京電力福島第一原発から出た放射性セシウムが事故から約1カ月後に、2千キロ離れた深海5千メートル地点まで到達していたことが、海洋研究開発機構の 観測でわかった。大気中のセシウムが海に落ち、プランクトンの死骸などに付着して沈んだようだ。20日、都内で開かれた報告会で発表された。

 同機構は4月18~30日、福島から2千キロ離れたカムチャツカ半島沖と、1千キロ離れた小笠原列島沖の深海5千メートルで、プランクトンの死骸や砂な どからなる1ミリ以下の粒子「マリンスノー」を採取して分析した。この結果、両地点でセシウムを検出した。セシウム137と134の比率などから、原発か ら出たものと判断された。濃度は解析中という。海洋中の放射性物質は、海流のほか、様々なルートで移動、拡散している実態が裏付けられた。(瀬川茂子)


茨城・日立市で震度5強

2011年11月20日 12時35分28秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

2011年11月20日10時37分朝日COM

茨城・日立市で震度5強

 20日午前10時23分ごろ、茨城県北部を震源とする地震があり、日立市で震度5強を観測した。気象庁によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.5と推定される。この地震による津波の心配はない。

 各地の震度は次の通り。▽震度5強 日立市▽震度5弱 高萩市▽震度4 北茨城市、ひたちなか市、常陸大宮市

 

※ 10月末に気象庁から以下のような情報が流されていました。

今回の地震がこれに該当するのかどうかは不明ですが、なかなか地震が収まらないことだけは確かです。

千葉東方沖 念のため地震に注意を

10月31日 20時55分 NHKニュース

千葉県東方沖では、今月、小規模な地震が相次ぎ、地下の岩盤の境目がゆっくりとずれ動く現象が観測されています。こうした活動は数年ごとに繰り返され、やや規模の大きな地震が起きることもあるため、気象庁は、念のため揺れに注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、千葉県東方沖やその周辺では、フィリピン海プレートという海底の岩盤が陸側の 岩盤の下に沈み込んでいる影響で地震活動が活発になることがあり、26日ごろから小規模な地震が相次ぎ、千葉県で震度2や1の揺れを観測しています。ま た、国土地理院や防災科学技術研究所の発表によりますと、房総半島に設置している傾斜計やGPSの観測点では、26日以降、地下の岩盤の境目がゆっくりと ずれ動く「スロースリップ」という現象とみられる僅かな地殻変動が観測されています。こうした活動は、平均で6年程度の間隔で繰り返し起きていますが、活 動に伴ってマグニチュード4から5程度のやや規模の大きな地震が起きることがあり、前回、4年前の平成19年8月の地震活動では、最大、震度5弱の揺れを 観測しました。気象庁は「今回の地震活動は過去の例よりも低調だが、念のため揺れに注意してほしい。また、3月の巨大地震の余震活動も引き続き活発なの で、引き続き広い範囲で地震に注意してほしい」と話しています。

 


福島原発2号機は揺れで損傷か 専門家が解析

2011年11月19日 23時20分07秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
東京新聞

2011年11月19日 22時26分

 福島第1原発2号機=4月(東京電力提供)

写真

 東京電力福島第1原発2号機で、原子炉格納容器下部の圧力抑制プールが地震の揺れで早期に損傷したか、劣化した可能性が高いとする解析結果を19日までに、原子力安全の専門家がまとめた。

 東電は、地震による原子炉の明らかな損傷はなく、津波による電源喪失が事故原因との立場。揺れで損傷していれば、福島第1と同様に従来の耐震基準が適用されている他の原発への影響も必至だ。東電や政府の事故調査・検証委員会の調査結果が注目される。

 解析したのは日本原子力研究開発機構の元研究者で、社会技術システム安全研究所(茨城県ひたちなか市)の田辺文也所長。

(共同)
 

原発の現実突きつける 映画「アンダー・コントロール」

2011年11月19日 08時08分24秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

写真:ドキュメンタリー「アンダー・コントロール」のフォルカー・ザッテル監督拡大ドキュメンタリー「アンダー・コントロール」のフォルカー・ザッテル監督

 脱原発を進めるドイツの現状を撮ったドキュメンタリー「アンダー・コントロール」が公開中だ。来日したフォルカー・ザッテル監督は「原発に賛成、反対という視点をあえて入れなかった。観客に原発のパノラマ(全景)を見せたかった」と話す。

 原子力発電所そのものが映る。高さ146メートルの冷却塔は、現代の「大聖堂」のようだ。一方、時間の経過と共に古びてしまった内部のデザインも容赦な く捉える。身につまされるのは廃炉の工事だ。ショベルカーが原発の分厚いコンクリートに挑む。だが、建築物が巨大すぎてショベルカーは耳かきのように小さ い。ザッテル監督は「解体がどれほど大変か。放射性廃棄物をどうするかも未解決のままだ」。

 「脱原発」を決めても、原発が魔法で消えるわけではない。その厳しい現実を、日本人にも突きつける。(西田健作)

 ◇東京・渋谷のシアター・イメージフォーラム。全国順次。

朝日COMより


スズメ、20年で6割減少か 都市部での子育て難しく

2011年11月16日 20時00分09秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2011年11月16日12時7分朝日COM

写真:堤防に群れるスズメ拡大堤防に群れるスズメ


 国内のスズメの個体数が過去約20年間で約6割も減ったとする報告を立教大と岩手医科大のグループがまとめた。環境省の委託を受けた山階鳥類研究所が全国で実施している鳥類標識調査のデータをもとに推定した。

 立教大の森本元(げん)研究員と岩手医科大の三上修助教は、近年、指摘されているスズメの減少傾向を探るために、足輪を付けて移動経路を調べる鳥類標識 調査に着目した。この調査では特定の場所に来た鳥をすべて捕獲するため、つかまえた鳥の中のスズメの割合の変化をみることで、増減の傾向を突きとめられる と考えた。

 1987年から2008年まで調査を継続していた全国31カ所の標識ステーションのデータを調べると、全体では毎年7万羽前後の鳥がつかまえられてきた が、スズメは当初の4千羽前後から最近は1千羽前後に減った。割合では、全体の6%だったのが2%以下になった。さらに、各地の傾向を総合的に解析、周期 的変動なども考慮して検証したところ、スズメが21年間で約6割減少したという結果が得られた。

 三上さんはこれまで、限られた地域での経年的な調査記録や、農地における駆除のための捕獲統計などから、1990年以降スズメが5~8割減少したという 推定を出していた。今回の結果から、自然度の高い全国の標識ステーションでも従来の推定と同じように減少していることが示された。森本さんは「従来と異な るデータで同じような結果が出た。スズメは確実に減っていると言えそうだ」と話す。

 スズメは、屋根瓦の下など人工物を利用して巣作りをすることが多いが、住宅の構造が変わり、巣を作れる場所が減ってきた。

 グループは、営巣適地や食べる餌の減少で、都市部を中心にスズメの少子化が進んだことが大きな要因とみて、詳しい調査を続けることにしている。(米山正寛)