2007年12月11日12時19分
静岡市葵区で9日、オールニッポンヘリコプター(東京都江東区)のヘリコプターが墜落して機長が死亡、整備士が重傷を負った事故で、テールローター(後部回転翼)の羽根の角度を変える金属製の棒(コントロールロッド)が折れていたことが、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べで11日、わかった。調査委は飛行中に棒が折れたことで機体の向きを制御できなくなり、回転しながら墜落した可能性があるとみている。
図
テールローターの羽根の角度を変える金属製の棒(コントロール・ロッド)が破断した
調査委によると、墜落機は操縦席にある左右のラダーペダルを踏むと、ケーブルを通じて動力がこの金属棒に伝わり、回転翼の角度を変えて機体の方向を制御する仕組みになっていた。事故の直前、機長は会社などに「ラダーペダルの調子が悪い」と連絡していた。
事故を受け、国交省航空局は同日、同型機を持つ国内の16法人(計38機)に対し、この金属棒部分を一斉点検するよう指示した。
>機能が生命に密接に関わってくる部品のことを業界用語で「重要保安部品」って言うんだけど。コントロール・ロッドは間違いなく該当するな。
そういや、このヘリは構造がすごくわかりやすかった。
静岡市葵区で9日、オールニッポンヘリコプター(東京都江東区)のヘリコプターが墜落して機長が死亡、整備士が重傷を負った事故で、テールローター(後部回転翼)の羽根の角度を変える金属製の棒(コントロールロッド)が折れていたことが、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べで11日、わかった。調査委は飛行中に棒が折れたことで機体の向きを制御できなくなり、回転しながら墜落した可能性があるとみている。
図
テールローターの羽根の角度を変える金属製の棒(コントロール・ロッド)が破断した
調査委によると、墜落機は操縦席にある左右のラダーペダルを踏むと、ケーブルを通じて動力がこの金属棒に伝わり、回転翼の角度を変えて機体の方向を制御する仕組みになっていた。事故の直前、機長は会社などに「ラダーペダルの調子が悪い」と連絡していた。
事故を受け、国交省航空局は同日、同型機を持つ国内の16法人(計38機)に対し、この金属棒部分を一斉点検するよう指示した。
>機能が生命に密接に関わってくる部品のことを業界用語で「重要保安部品」って言うんだけど。コントロール・ロッドは間違いなく該当するな。
そういや、このヘリは構造がすごくわかりやすかった。