啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「梅雨色」

2023-05-20 16:33:44 | 庭の花木
 「ムラサキツユクサ」 ツユクサ科
 鹿児島県、奄美地方の梅雨入りが発表された。関東は6月中旬頃の見通しという。梅雨に似合う花といえば、アジサイ。今は、伸びた枝の先端に、まん丸い緑色の小さな花芽をたくさんつけている。隠し切れない可愛らしい花をつけるのは、もうすぐだ。
 一方、今つぎつぎと花を咲かせているのは、ムラサキツユクサ。‟ツユ”と名がついているように、梅雨のシーズンにぴったり。朝には、大きな3枚の紫色の花弁をつけ、午後にはしぼんでしまう。株の中心から、いくつかの茎をつけ、草丈は50cm程。「ムラサキツユクサは、歳の頃なら30歳くらいで、葉が根元からキューンとのび、可愛い年増のイメージ」と誰かさんは申しておりましたが・・???。年増は余分がけれど、まっ、可愛い花ということで・・・。40代・・50代・・70代のイメージの花は・・・何だろう?
 また、似ている名に「ツユクサ」があるが、これは全くの別の植物。茎は地面を這って伸び、青紫色で涼しげな2枚の花をつける。繁殖力がおおせいで、畑や道端など、どこでも見かける。これも、朝は花をつけ、昼頃にはしぼんでしまう。夏には、やや嫌われ者の感があるが、それでもよく見れば、おしべのつき方が面白く、全体的に清楚な感じを受ける。

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