啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「センボンヤリ」

2014-05-09 17:25:53 | 山野草
前回のワスレナグサは「ミヤコワスレ」でした。訂正致します。失礼しました。
「センボンヤリ」  キク科
花の名がわからない場合、図鑑はもちろんの事、ネットで調べたり、時には人に聞いたりする。調べている段階で、「この花は、こんな特徴があったのか」とか、名の由来などは「なるほどね」と妙に納得する。
センボンヤリは「この花の、どこをどう見たらこんな名がつくのかしら」と不思議に思うが、春には、こんなに可愛らしい可憐な花を咲かせる。しかし、秋型の花は閉鎖花で花は開かない。その閉鎖化の形が、槍を思わせ、たくさん並んだ槍(千本槍)に見立ててつけられたという。草丈は小さく10cm位。花径も1cm位で、気を付けていないと見過ごしてしまう。別名「ムラサキタンポポ」。
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「ワスレナグサ」

2014-05-06 13:57:22 | 庭の花木
「ワスレナグサ」 ムラサキ科
ヨーロッパ原産。観賞用に明治時代渡来。英名「forget me not」。
 ドナウ川の岸辺に咲く、可憐で清楚な花を、恋人にプレゼントする為、摘み取ろうとして急流にのまれ「私を忘れないで」と叫びながら、岸にいる恋人に花を投げた、という男の伝説に名前の由来があるという。何とロマンチックなこと!名前からも、花の美しさからも好まれ、愛される花。特に、花の中心、黄色がアクセントとなり、可憐さを一層増している。日当たりと、水はけの良い湿地を好む多年草。耐寒性には優れているが、暑さには弱い。
花言葉・・・ 「真実の愛」 「私を忘れないで」
 ♪ 「別れても 別れても 心の奥に いつまでも いつまでも 憶えておいて欲しいから 幸せ祈る言葉にかえて
    忘れな草を あなたに あなたに」。
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「タンチョウソウ」

2014-05-04 13:04:48 | 庭の花木
「タンチョウソウ」 ユキノシタ科
「ままごと遊び」程度に、ナス、トマト、キュウリ、オクラ、ピーマン、スイカなど夏野菜を植えた。土作りなど経験もなく、苗を植えることだけが私の仕事だったので、肥料も適当。大丈夫かしら?もし、収穫できたらお見せします。
タンチョウソウは春から夏にかけて、白い花が密集して咲く。草丈30cm位。花は、丹頂鶴の頭、茎を首、葉を羽に見立て、名をつけたらしい。茎は真っ直ぐ伸び、上の方で枝わかれし、花径5mm程の花を多数咲かせる。秋には、葉が枯れて休眠。また、タンチョウソウは別名「岩八手」ともいわれる。大きな葉が八手に似ていて岩場に生えることに由来するらしい。原産地は、中国東北部〜朝鮮半島。耐寒性が強く、初心者にも育てやすい。
コメント (2)
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「バイカイカリソウ」

2014-05-01 17:53:34 | 庭の花木
「バイカイカリソウ」 メギ科
夫の友人からのメール。「バーブ佐竹 (星が云ったよ)を聴いてみてください。きっと元気になれるから」と。
その当時は、詩の意味も深く考えず聴いていた気がするが、今、改めて聴いてみると、ぐっと心に沁みる。涙が溢れて止まらない。このように、支えてくださる大勢の方に感謝申しあげます。
イカリソウは花の形が独特で、船の「いかり」に似ていることからつけられた名。日本の固有種、本州の近畿〜九州にかけて分布。草丈20cm位で多年草。落葉樹林の中や林に生える。ピンクのイカリソウは当家にもあるが、昨年、バイカイカリソウを頂いた。バイカとは「梅花」で花が梅のような咲き方をするので、この名があるようだ。花径は5mm程度。イカリソウの特徴である長い距がない。茎がヒョロヒョロ頼りなさそう。肥料が少ないのか、日当たりが良すぎるのか、わからないが、花は咲く時期を忘れない。
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