啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「オヤマノリンドウ」

2011-09-26 09:38:43 | 山野草

無知、情けない、恥ずかしい!!昨日の当ブログで“秋のお彼岸も終わって”と書いてあったが?間違いでした!!お詫びはしませんが、訂正します。秋のお彼岸は中日(23日)を軸に、前後3日間あるのだそうです。お盆が3日(4日という地方も)なのと同じだと思っていました。

「オヤマノリンドウ」は亜高山帯の深山に生育するリンドウ科の多年草で、日本特産種だという。湿地や草地に生える。破風岳から土鍋山に向かう登山道沿い、日当たりの良い場所に笹を避けるように咲いている。踏まないように気をつける。草丈は5,60センチ程度。天気が良くないとリンドウは花弁を開かないというが、オヤマノリンドウはさらに開いてもわずかだという。ミツバチが花弁を押し開けるように取り付いていた。

葉の緑色が薄めで、花の付き方が最上部だけ、全体的にフンワリとしている感じという理由で、オヤマタイプに決めた。春先のリンドウの種の特定が難しいように、ただのリンドウやエゾリンドウ、エゾオヤマリンドウなどあるようで見分けはなかなか難しい。オヤマとリンドウの間に“ノ”を入れるか否かも微妙です。私はノ入り支持です。

リンドウは花が少なくなる晩秋、霜が降りる頃まで登山道脇に咲いて和ましてくれる花。群馬、長野県境の山にいっぱい咲いていました。お彼岸で墓前にリンドウの花を添えた方もあったのではないでしょうか。園芸種のリンドウは、花を複数段つけるエゾリンドウを改良したものだそうです。

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