啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「身近な野鳥」

2021-02-05 14:26:35 | 野鳥
 暖かい春の光がガラス窓をとおし、室内にそそぐ昼下がり。TVを観ながら、うっつらうっつら・・と、突然、鳥の大きな鳴き声。パッと目を覚まし、外に目をやれば、モクレンの枝の先で、ちょこんとシジュウカラ。近い、すぐ近く。魔法の手があれば、届きそうな距離感。スズメと同じくらいの大きさなのに、驚くほど声が大きい。美しい黄緑色の羽、のどから胸にかけて、太い黒色のネクタイ、黒い帽子、目立つ白い頬、一目でシジュウカラと確認できる。
 そっと、そ~っとカメラを取りに行き、気づかれないよう、そろりそろりと窓に近づき、シャッターを切った。その音に驚いて、逃げてしまうかと思ったけれど、枝の上でちょこちょこ自分の向きを変えるだけで、飛び立つ気配がない。高い位置から、昆虫を探しているのだろうか。私の存在には、目もくれないといった状態。それならばと、双眼鏡を取り出してみたが、普段から扱いなれていなく、もたもたしているうちに、ぱぁ~と威勢よく飛び去ってしまった。
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