一枚、また一枚と庭の枯れ葉が舞う。風もないのに不思議な事、と目を凝らしてよく見ると、ヒヨドリに似たツグミが、落ちている葉っぱを、懸命に嘴でかき分け、エイ!とばかりに、どけているところ。土の中にいるミミズや、葉で隠れている昆虫を探しているのだろう。葉を数枚まきあげたと思うと、両足をそろえ、ピョンピョンと数歩あるいてはとまり、胸をそらせ、あたりの様子をうかがっている。こんな動作を何度か繰り返すのだが、なかなかしぐさが可愛らしい。ツグミは冬鳥。秋から冬にかけ、北から渡ってくる。庭にもやって来るので、ムクドリなどと同様、ふつうにみられる野鳥だ。特徴は、眉の白いライン。まるで、強く、白いアイラインをひいたように目立つ。そして、胸の模様。ツグミという名前は、日本国内では、ほとんど鳴く様子を見られないことから、“口をつぐむ”の意で、“ツグミ”という名がつけられたと、ネットには書き込みがあった。
北風が強く吹く寒い日は、ツグミに限らず、鳥をあわれと思うのは、風にあおられ、羽をまんまるく膨らませ、寒さをしのいでいる様子。家の軒に来て、少し風を避ければいいのにと思うのだが・・。
北風が強く吹く寒い日は、ツグミに限らず、鳥をあわれと思うのは、風にあおられ、羽をまんまるく膨らませ、寒さをしのいでいる様子。家の軒に来て、少し風を避ければいいのにと思うのだが・・。
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