啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「コットンボール」

2018-12-05 17:18:27 | その他
 「綿花」 アオイ科
 散歩中、偶然見かけた地植えの綿花。日当たりがよく、風を避けるように、畑の隅に植えてある。触れると、ふわふわ優しい感触。花は、7月頃からハイビスカスのような花が咲くようだが、実際には見たことがない。
 ”綿”と言えば、思い出すのが敷き布団つくり。綿は保湿力もあり、吸湿性に優れているが、数年使用していると、布団はペシャンコになり、晴天時、日に干しても、布団自体は暖かいけれど、弾力がない。そこで、業者に綿の打ち直しを依頼。家庭では、カバーを新調し、うち直して返されたふわふわの綿を、幾重にも重ね、綿が動かないよう4隅を糸で固定し、カバーごとひっくりかえし、形を整える。
 高校生の頃、12月頃になると、母の手伝いをしながら覚えた。母も歳を重ねるにつれ、そうした作業は全て業者に依頼し、ふかふかの新調した布団が送られてきたものだ。綿花を目にした時、師走の我が家の、こんな行事を思い出した。もう、半世紀近くも前のこと。
 そして、思い出した今年訪れた赤城の宿。就寝時、何だか身体が圧迫されるように重い。はて、何だろう?・・・。分かりましたその理由。綿のかけ布団!軽い羽毛に慣れていた為か、かなり重さを感じた。
 あっちにゴロリ、こっちにゴロリ・・寝付くのにちょっと苦労してしまった。

 6月に頂いたハイビスカス。まだ、咲いている。今日はやや風が吹いたが、晴天。昨日は蕾だったのに。
青空に映えて、きれいです。

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