藤岡近辺の畑のくろでヒメオドリコソウがいっぱい咲いている。トキの島でも咲き始めていた。島の花で好きなものの一つが仲間の種の“オドリコソウ”。名は似ているが、姿形は似つかないものがある。葉の形など似ている部分もあるが・・・。イカリソウは庭に植えてあるののを既に紹介した。トキの島では1週間前に、イカリソウが満開だった。トキの島で私が見るのはほとんど白花。庭に植えてあるものも、トキの島から連れて来たものだが、こちらでは紫色の花をつけている。大分前のことで“花が紫のものを持ってきた”のかもしれないが、自生しているものはほとんど白花タイプしか見かけないから・・群馬に来て変わったのだろう。
「オドリコソウ」はシソ科オドリコソウ属の多年草。草丈は30-40センチほど。葉は対生しシソの葉に良く似た形。図鑑調だと「卵状3角形で先が尖り、粗い鋸葉状」と言うことになる。
花期は4-5月。唇形の白色。淡いピンクのものもある。輪のように丸く咲かせる。葉の脇に2-3段つける。花の付き方が笠をかぶった踊り子が並んでいる姿を想定したものだという。名が可愛い花である。
「イカリソウ」はメギ科イカリソウ属の多年草。草丈は20-40センチ。花期は4-5月。花の色は紫、ピンク、白、黄色などあるのだという。花弁は4枚で距を伸ばす。形を船の碇にに見立てて名が付いている。3つに枝分れした先にそれぞれ3枚の葉をつける。
トキの島で見るイカリソウは白花がほとんど。イカリソウにも仲間があり、紫の花と白の花は別種と思い込んでいた。今日調べてみて、改めて両方ともイカリソウにマリがいないことを確信した。ネットで見ると花の形がそっくりなトキワイカリソウがあるが、こちらは葉が緑のまま冬を越すのだというから、このタイプではない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます