啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「稲含山・・ネコノメソウとこいのぼり」

2024-04-20 20:41:30 | 低山歩き
 西上州の名山、稲含山(いなふくみやま)は1370m。山頂は360度の展望が素晴らしいので、私のお気に入りの山。登りは、下仁田がわからの登山道。
 茂垣峠の駐車場に到着する寸前、車の前をサーッと横切り、走り去った一羽の鳥。キジ?「ヤマドリだよ」と同行者。それが本当だとすれば、初めてみたしラッキー。こんな偶然もあるのかと感動した。
 駐車場から山頂まで標準で1時間20分と標識にはあったが、当方どの山も標準タイムで登ったことがないが、珍しく今回はほぼ同じタイム。
 山頂は期待を裏切らない。小沢岳、赤久縄山、西御荷鉾山、荒船山・・素晴らしい展望だ。山頂では神奈川県からきていた人と会話が弾む。展望をもっともっと愉しみたかったが、天気予報どおり暗雲が近づき、早々に下山。登りと同じコースで帰るのははつまらないと思い、秋畑コースで下山。こちらは、あまり整備されていなく、丸太の階段が心もとない。途中、沢がありネコノメソウを発見。
 晴れたり曇ったり、天気を気にかけながらの山歩きだったが、人との出会い、ヤマドリとの出会い、そして、車で山に向かう途中、山と山の間に渡されたワイヤー4本に、ぎっしりと並んで泳ぐ「こいのぼり」は壮観だった。

  ネコノメソウ

 勇壮に泳ぐ、こいのぼり