今年、最後の山登りは、戸神山(とかみやま)772m。関越沼田インターで降り、「玉原」方面へ。登山口が少しわかりにくいが、「観音寺」を目標にするとよい。関越道は何度も走っているのに、「その名」を全くしらず、「おむすびみたいな山があるなぁ~」としか認識がなく、「その名」が「戸神山」と言う名前であると、初めて知った。まさか・・登ることになろうとは。
Pから緩やかな山道を歩くこと20分程度、登山口には「鉱山跡経由戸神山山頂へ(急坂)」の標識。この(急坂)を見過ごしてしまい、直登‼ (実は、他に緩やかなコース‟林道コース”があったことを後に知る)。直登コース、すごい!です。岩、岩・・岩の連続。どこへ足をかけていいか分からない。「かわいそうに・・足がみじかいからねえ~」と同行者。四つん這いになり、膝で登っていく。この山は、少し気を抜けるような、いわゆる中ダルミがない。ただひたすら登るだけ・・しかも岩を。どこに足をかけようかと迷っていると、前方に女性が、谷の方面に片手を伸ばしている。何?・・なっ なんと野鳥のヤマガラが、彼女の手のひらから、餌をもらっているではないか‼ 「えっ え~‼」 彼女・・「やってみますか」と、私にクルミを分けてくれた。真似をして、手のひらに餌をのせ、腕を伸ばすと、一羽のヤマガラが、ちょこんと止まり、一粒口にくわえ、サ~ッと飛び立っていった。「うわぁ~かわいい‼」何とも愛くるしいその姿。鳥の足が手のひらに止まったときの、ちょっとくすぐったい感覚は、今でも忘れられない。
さらに、クサリやロープにつかまり、”まさか、まさか”の岩をよじ登っていくと、今度はゴールデンレトリバーを連れた夫婦。この犬もまた賢く「気を付けて下ってね」というと、「気を付けるのは、あなたです」と同行者。
泣きべそをかきながらも登頂‼ これが、また凄い‼360度の展望。思わず、全ての山々に拍手‼よくぞ、ここまで美しい山並みを見せてくれたと。しばし、言葉を失う。ここでも、登ってきた方から、野鳥の餌を頂いた。よく、観察すると、あの子たちは、餌の選り好みをしている。小さいものは、プイッとはじき、大きいものから選んでは飛び立ち、また戻ってきては「ちょうだい」とせがむ。もう・・呆れるほど可愛い。
低山ながら、こんなに素敵な山とは思わなかった。戸神山の真正面を直登するこのコースは、ミニアルプスと呼ばれていると、ガイドブックに記されていた。
山登りは、今年1月9日の崇台山から今回で37座の登頂。充実した山登りでした。感動をたくさん頂いた山に感謝‼
手のひらから餌をついばむヤマガラ
三角形の戸神山
Pから緩やかな山道を歩くこと20分程度、登山口には「鉱山跡経由戸神山山頂へ(急坂)」の標識。この(急坂)を見過ごしてしまい、直登‼ (実は、他に緩やかなコース‟林道コース”があったことを後に知る)。直登コース、すごい!です。岩、岩・・岩の連続。どこへ足をかけていいか分からない。「かわいそうに・・足がみじかいからねえ~」と同行者。四つん這いになり、膝で登っていく。この山は、少し気を抜けるような、いわゆる中ダルミがない。ただひたすら登るだけ・・しかも岩を。どこに足をかけようかと迷っていると、前方に女性が、谷の方面に片手を伸ばしている。何?・・なっ なんと野鳥のヤマガラが、彼女の手のひらから、餌をもらっているではないか‼ 「えっ え~‼」 彼女・・「やってみますか」と、私にクルミを分けてくれた。真似をして、手のひらに餌をのせ、腕を伸ばすと、一羽のヤマガラが、ちょこんと止まり、一粒口にくわえ、サ~ッと飛び立っていった。「うわぁ~かわいい‼」何とも愛くるしいその姿。鳥の足が手のひらに止まったときの、ちょっとくすぐったい感覚は、今でも忘れられない。
さらに、クサリやロープにつかまり、”まさか、まさか”の岩をよじ登っていくと、今度はゴールデンレトリバーを連れた夫婦。この犬もまた賢く「気を付けて下ってね」というと、「気を付けるのは、あなたです」と同行者。
泣きべそをかきながらも登頂‼ これが、また凄い‼360度の展望。思わず、全ての山々に拍手‼よくぞ、ここまで美しい山並みを見せてくれたと。しばし、言葉を失う。ここでも、登ってきた方から、野鳥の餌を頂いた。よく、観察すると、あの子たちは、餌の選り好みをしている。小さいものは、プイッとはじき、大きいものから選んでは飛び立ち、また戻ってきては「ちょうだい」とせがむ。もう・・呆れるほど可愛い。
低山ながら、こんなに素敵な山とは思わなかった。戸神山の真正面を直登するこのコースは、ミニアルプスと呼ばれていると、ガイドブックに記されていた。
山登りは、今年1月9日の崇台山から今回で37座の登頂。充実した山登りでした。感動をたくさん頂いた山に感謝‼
手のひらから餌をついばむヤマガラ
三角形の戸神山