不思議なことに、白髪岩(1511m)も白髪山(1521m)も「ぐんまに百名山」に載っていない。特に、白髪岩は明治初期の「原三角測点」の三番目のものとして発見され、貴重な文化遺産として、山岳雑誌にも紹介されているという。「原三角測点」は、明治15年10月、内務省地理局と刻印されている。明治初期に本格的な地図作成が始まり、歴史ある山だからこそ、百名山に加えてもいいのではないか、と個人的には思うのだけれど・・。
枯れている笹が多い雑木林の登山道を、のんびり散歩するような感覚で、いくつかのピークを登り下りを繰り返すと、目の前には大きな岩場。もちろんロープが下がっている。これをクリアしないと、山頂にはたどりつけない。下を見れば大きな穴があり、上だけを見てロープにしがみつく。「足をかける岩があるから」と教えられるが、コンパスが短い私は、正直怖い。これが山の名の所以か!・・・なんとか岩をクリアすると、そこには小ぶりなアカヤシオが咲いていた。期待をしていなかったので感激!山頂は穏やかな、春の陽ざしがまぶしい。白髪岩を独り占め。
明日来るわけにもいかないから、もう一つのぼろう、と1521mもある白髪山に向かう。1500m級の山を2つも登るのか、と驚くことなかれ。そこは超特異な最短距離を選択。何と言っても、御荷鉾スーパー林道さまさま。白髪山は直ぐに着くからというので、ルンルン気分。しかし、歩けど歩けども山頂標識が見当たらない。もうこれ以上高い山はないから、と引き返すその道すがら、「あっ、これ?」。それは、まぎれもない山頂標識。あまり目立たないので、見逃してしまっていた。
自宅から南方に見える名山は、ほぼ登った。御荷鉾山系はこれで一区切りにしよう。
白髪山の可愛い山頂標識
枯れている笹が多い雑木林の登山道を、のんびり散歩するような感覚で、いくつかのピークを登り下りを繰り返すと、目の前には大きな岩場。もちろんロープが下がっている。これをクリアしないと、山頂にはたどりつけない。下を見れば大きな穴があり、上だけを見てロープにしがみつく。「足をかける岩があるから」と教えられるが、コンパスが短い私は、正直怖い。これが山の名の所以か!・・・なんとか岩をクリアすると、そこには小ぶりなアカヤシオが咲いていた。期待をしていなかったので感激!山頂は穏やかな、春の陽ざしがまぶしい。白髪岩を独り占め。
明日来るわけにもいかないから、もう一つのぼろう、と1521mもある白髪山に向かう。1500m級の山を2つも登るのか、と驚くことなかれ。そこは超特異な最短距離を選択。何と言っても、御荷鉾スーパー林道さまさま。白髪山は直ぐに着くからというので、ルンルン気分。しかし、歩けど歩けども山頂標識が見当たらない。もうこれ以上高い山はないから、と引き返すその道すがら、「あっ、これ?」。それは、まぎれもない山頂標識。あまり目立たないので、見逃してしまっていた。
自宅から南方に見える名山は、ほぼ登った。御荷鉾山系はこれで一区切りにしよう。
白髪山の可愛い山頂標識