「フユノハナワラビ」 ハナワラビ科
暦のうえでは、本日‟立冬”。冬の気配が現れてくるころだが、実際にはさほど寒くもなく、まだまだ秋の風情。それでも、収穫のすんだ田んぼを見れば、どことなく冬めいた姿に、驚かされることもあるものだ。
公園の芝生の上には、枯れ葉が風に運ばれカサカサと音をたてて舞う。小さな子供たちは、それらを両手いっぱいにかき集め、勢いよく空高く放り投げる。枯れ葉はまた風の流れに乗り、遠くに飛んだり、まるで踊っているかのように舞い落ちる。なんともほほえましい光景。その芝生をよく見れば、ところどころにワラビに似た植物。フユノハナワラビだ。あまり目立たないので、ともすれば見落としてしまう。おそらく知る人ぞ知る植物なのかもしれない。草丈10cmほどで、葉は秋に出て青いまま冬を越す。シイ、カシなどの林のもとに生育して、春には姿を消してしまう。個体は赤城自然園で撮影。花言葉「再出発」
暦のうえでは、本日‟立冬”。冬の気配が現れてくるころだが、実際にはさほど寒くもなく、まだまだ秋の風情。それでも、収穫のすんだ田んぼを見れば、どことなく冬めいた姿に、驚かされることもあるものだ。
公園の芝生の上には、枯れ葉が風に運ばれカサカサと音をたてて舞う。小さな子供たちは、それらを両手いっぱいにかき集め、勢いよく空高く放り投げる。枯れ葉はまた風の流れに乗り、遠くに飛んだり、まるで踊っているかのように舞い落ちる。なんともほほえましい光景。その芝生をよく見れば、ところどころにワラビに似た植物。フユノハナワラビだ。あまり目立たないので、ともすれば見落としてしまう。おそらく知る人ぞ知る植物なのかもしれない。草丈10cmほどで、葉は秋に出て青いまま冬を越す。シイ、カシなどの林のもとに生育して、春には姿を消してしまう。個体は赤城自然園で撮影。花言葉「再出発」