啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「山歩・・長七郎山」

2020-06-16 17:36:49 | 低山歩き
「レンゲツツジ」  ツツジ科
 群馬を代表する山と言えば、赤城山。「すそ野は長し赤城山」と上毛かるたに詠まれ、県民にとっては親しみのある山。当家から車で、1時間30分ほど。赤城山の外輪山である”長七郎山”への登山。まるで、時代劇にでも出てきそうな名前のこの山は、1579m。登り口は、”小沼”の駐車場からなので、登山というよりは、むしろハイキングともいうべきコース。何度も登った慣れ親しんだ登山道は、雨にえぐられたのか、時に歩きにくい。野鳥のさえずり、新緑の美しさ、そしてハルゼミの大合唱、緑葉をわたる風の涼やかさ・・少し汗ばんだ身体に、幸せが広がる。山頂で、ランチタイム。その美味しいことと言ったら!おにぎり、サンドイッチ、唐揚げ、チーズ、ゆでたまご、トマト、各種漬物、ゼリー、みかん・・・全部、お腹の中へ!そして、山の空気は一番のご馳走だ。
 群馬県の花と言えば、レンゲツツジ。高さ1m程の低木。前橋から赤城山への道路を、くねくね登りつめた所にレンゲツツジの大群落がある。山の斜面が朱色で染まり、実に見事な風景だ。例年より多少花期が早かったのか、そろそろ終盤か。しかし、長七郎山からの下山道には、クマザサや白樺の中にオレンジ色の花が鮮やかで、目を奪う。

  山頂にて。
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