啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「新そばに舌鼓」

2018-12-12 14:20:21 | 庭の花木
「ヒメツルソバ」  タデ科
 ソバは冬の味覚。打ちたて、茹でたての新そば、うまっ! ほのかに甘く香り、歯ごたえの良さは抜群。店で食べるより、ずっと美味しい。作ってくれたその人は、そばの愛好家。ご自宅では、そば教室の看板を掲げている。
 そばを美味しく食べるには、茹で方にコツがありそうだ。キッチンでその様子を、拝見させていただいた。・・たっぷりの湯に1人前だけのそばを入れ、そばが少し上に上がってきたら、火を弱め、お湯に入れてから待つこと1分。その間、絶対箸を入れないし、水もささない。その後、そばを掬いあげ、たっぷりの水の中へ。それをすぐ取り出し、氷で冷やした水の中へサッと通し、ザルに盛り付ける。何人分でも、その繰り返し。一度に2人分とか3人分とか茹でない。招かれたAKBBのばばちゃん、お腹いっぱい、幸せいっぱい! ついでに、年越しそばを注文した。なんと、5人分!
 ヒメツルソバは、ソバの名前がつくけれど、そばではない。小さな小さなピンク色の花が集まって咲く。丈夫で、手がかからない多年草。放っておけば、こぼれ種で雑草のように増えるが、一面に咲く花の様子はかわいらしくもある。また、個体のように、紅く色づく葉も美しく、見どころの一つだ。
コメント (3)
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