啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「実」

2018-11-03 14:40:05 | 庭の花木
 「ムラサキシキブ」  クマツヅラ科
 秋といえば実。木や草に、色とりどりの実が見られる季節。街路樹や庭木で、よく見かける赤い実をつけたハナミズキ、庭木のエースともいわれるナンテン、トゲトゲのピラカンサ。ナナカマドも街路樹のエースかもしれない。そうそう、ヤマボウシも丸くて、可愛い実。色は違えど、ドングリだって隅に置けない。秋の実をあげれば、きりがない。当ブログで、少しずつアップして行きたい。
 今回は、ムラサキシキブ(紫式部)。平安の才女、紫式部の名にあやかっての名。6月頃に、淡い紫の花をまとまって咲かせる。6月頃は、いろいろな草花が、一斉に咲き誇り、可憐だけれども、ムラサキシキブはあまり目立たない。しかし、秋になれば、しだれた小枝に、実が密集してつき、まるで宝石のように輝く。直径5mm程の実は、指でつぶすと、中は白い。野鳥に食べられず、残っているということは、あまり美味しくないのかもしれない。
コメント
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