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啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「天狗岩」(1180メートル)

2012-04-18 08:52:43 | 低山歩き

友人と飲み、語り合っている時は楽しい。仕事を通じて知り合った友人とハイキングをし、泊まって飲み、翌日は軽い登山。年1回か2回のイベントなのだが、毎回楽しみにしている。「いつでも行ける」と思っていたが未だ行ってなかった西上州の天狗岩を歩いた。10年近い前の話で山歩きを始めた頃のこと。天狗岩経由で烏帽子岳に行こうと思った。天狗岩は帰路に寄ろうと思い、山頂近くを通過しながら登れなかった。尾根沿いに、微かな踏み跡を頼りに歩いたが、最終的にルートミス。結局、烏帽子も天狗も行けずに山を降りたことがあった。

「天狗岩」(1180m)は群馬県の最西部・上野村にある。南北村・下仁田町と結ぶ道を国民宿舎「やまびこ荘」方面(旧道)に入り、塩の沢峠方面に5分ほど走ったところに登山口がある。今日の最大の目的は“アカヤシオツツジ”を見ること。

沢沿いに登る道は西上州の山らしく最初から急登。昨晩の痛飲に加えやや風邪気味なのか体調が万全でなく厳しい登り。山は未だ枯れたままだが、登山道脇にはハシリドコロが茎を伸ばしトウゴクサバノオが咲き始め、ニリンソウも芽吹いている。

避難小屋らしき朽ちかけた小さな小屋があり、カラマツ林の急登を行くと烏帽子岳への分岐の案内。この辺までは歩いたことがあるはずだが、記憶は全く無い。山を降りてくる人と話したが「烏帽子まで行ってきた」とのこと。今は道が「はっきりしている」ということだった。

山頂までは1時間弱。小さな祠と山頂の標識があった。北に稜線を行くと展望台。鹿岳や烏帽子岳など山容に加え、谷底の村など展望が最高。アオアヤシオツツジは途中で諦めていたが、一輪の開花も見られなかった。ひとつの枝にフックりとヤンワリと淡いピンクの清潔で気高い花をつける。地元の人は“ひとつばな”と呼ぶのだそうだ。
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「仙人ヶ岳」(663メートル)と「マンサク」

2012-03-23 11:20:58 | 低山歩き

昨日、友人2人と仙人ヶ岳を歩いた。予報では「好天で前橋は17度C」と絶好の山歩き日和だったが、3人が口を揃え“何!!今日の天気予報は完全な外れ!!”という曇天の薄ら寒い一日。目当てのマンサクは2-3本の開花している木を見つけるのがようやくだったが、カタクリやヤマネコノメソウなど山野草が芽吹き始めた沢沿いの山道、歩きでのある変化の多い岩尾根など快適な山行だった。

「仙人ヶ岳」は桐生市と栃木県足利市の市境(=県境)にある。前仙人(647メートル)から山頂に掛けてマンサクが多数自生しているのが知られる。今回は足利市小俣北町の「ホタルの里」から生満不動のある沢沿いに登り、帰路を岩尾根沿いに猪子峠に下るコース。カタクリが一輪咲いており、2輪草は芽吹いているが蕾もまだ。ミソサザイの可愛いらしいさえずりが冴え渡っていた。

90分弱で尾根(熊の分岐)に出て、15分ほどで山頂に着く。2年ほど前に来た時には尾根沿いに何本か見られたマンサクが全く咲いていない。終わったのか、寒くてまだ咲かないのか判らない。マンサクを求めて、前仙人方面に30分歩いてみることにする。

小さなピークを2つほど越したところに2本の満開になったマンサクが咲いていた。尾根沿いに咲き誇るマンサクを予定していたのだが、3本ほどしか見当たらない。20分ほど降りたところで諦め、山頂に引き返し昼食とした。

帰路は尾根沿いに猪子峠に下る。途中の「犬下り」では13,4メートルの鎖場に緊張。男体山や袈裟丸山、赤城山方面のほか、東側の低山など展望が素晴らしい。変化のある岩が多い登山道を楽しみながら下った。低山だが満足度の高い山行となった。

「マンサク」はマンサク科マンサク属の落葉小高木。2-3月にほかの木々に先駆けて、細長く2センチほどの紐状の赤黄色い花びらをつける。枯れた林に浮かんでいるように見える。本州の太平洋側から九州の山地に自生。枝は良く曲がり、折れにくい。合掌造りの家では「ソネ」と呼び、柱や桁を結束するのに使うという。折れにくい上に、乾燥すると絞まるのだそうだ。
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「長七郎山」(1579メートル)「地蔵岳」(1674メートル)

2012-03-17 10:03:45 | 低山歩き

天気の良い日にもう一回、雪の山を歩いて見たいと思い、赤城の山に行ってみた。最高の楽しい気分に浸れたのだが“(簡易)スパッツのはき方ひとつ知らない”未熟さに気付いた。言葉だけ知っている“雪庇”や“雪漕ぎ(ラッセル)など、本格的な雪山の厳しさとは全然違うが、大変さを少しだけ体験した。

「地蔵岳」の山頂は今年に入って2回目。1月の末だったような気がするが“雪のある山も少しだけ経験してみたい”と寒い日に登った。今回は前回と逆の北西側、小沼近くの登山口から。雪の量は前回より多いが、登山道は踏み固められているところが多く歩きやすい。後で気付いたが、山頂にあるテレビ局やマイクロ回線の中継局などのメンテナンスで登る人も多いようだ。山頂の中継局方面は踏まれているが、頂上へまっすぐ行こうとすると雪漕ぎ状態。山頂には30分ほどで着いた。360度の展望を独占。

「長七郎山」(1579メートル)は夏に遊びに行くところ。小沼を囲む尾根を一周するとマツムシソウなど高山植物もあり楽しめる。春には小沼の湖岸にシロヤシオツツジが見事。歩き足りなかったので長七郎山に足を伸ばす。踏み跡をようやく見つけてスタート。こちらは、人が歩いた形跡が少なく、雪漕ぎ状態が続く。ただ、先行者がいるようで道に迷う心配は無い。

尾根に上がると北西側から吹き上げられる雪で雪庇ができている。その彼方に皇海山や袈裟丸山が輝く。小地蔵岳へ足を伸ばす。古い踏み跡が1人。ここまで来ると積雪が多く、雪庇を避けて歩く尾根沿いでは1メートル近い。太ももの辺りまで埋まることも度々。

山頂には4人のグループが食事中だった。帰路は小沼の沼尻に降りるコース。殆ど踏み跡が無いが、スノーシュウを履いて登ってきた夫婦の跡を辿る。靴だけではズボズボもぐる。スパッツがずれて雪が入ってくる。それでも天気がいいから楽しい。

沼尻に降りると、踏み跡は沼の上に続く。沼の周回道は誰も歩いていない。沼に出るが水気が滲んでおり恐い。100メートルほど歩いて、誰も通っていない周回道に戻る。吹き溜まり状態になった道を膝上まで沈みながら雪漕ぎを500メートル。時には太腿まで埋まりながら歩いた。快感・・・快汗で駐車した場所に戻った。


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「水沢山」(1194メートル)

2012-03-09 09:09:24 | 低山歩き

“ジャガイモの畝作りor山行き”どちらを先にするか迷ったのだが、結局は天気が良さそうな一昨日を農作業にあて、昨日は山を歩いてきた。暖かくなったが、山には雪が残っている。雪が無くて、ある程度登り応えのある近くの山となるとなかなか難しい。坂東三十三観音の十六番札所水沢観音にお参りして水沢山と決めた。

「水沢山」は榛名連山の東南端にある。伊香保温泉の入り口辺りにあり“水澤うどん”が結構美味い。登山口は参拝客が多い観音堂の脇にあり、飯綱権現の社や万葉植物園に向かう急な石段がスタート。山頂までの所要時間は上り口の表示、ガイド本とも約2時間。

植物、野鳥、山頂からの展望・・最初から期待しておらず、山を歩きたいという気持ちだけ。結構きつい上りが続くが心地良い。3年ほど前に初めて登った時に、かなり年配の女性数人に追い越された記憶があるが、今回も男女各1人に追い越されてしまった。

草や木は枯れており、天気が良くないせいもあるが野鳥も少なくシジュウガラが飛び出してくる程度。汗がでて、上着をザックにしまいこんでいる間に追い越していった二人を追い、離されないように歩く。重そうな荷(ザック)を背負い、ステッキなしで歩く同年代?の男性に置いて行かれたくない・・。交差する人を待つ時に追いつき声を掛ける。“久し振りに来たが、結構上りがきついですね”と。返事は「毎週来ているが、今日は汗が出る」と・・。雪の少ないこの山をトレーニングに使う人が多いようだ。

急な登りを抜けると山頂への尾根に出て展望が開け、石仏群がある。驚いたことに、ここまで約1時間できた。山頂まで尾根伝いにノンビリと10数分。雲に包まれた山頂には数人がいた。北側の登山口(ツツジ平方面)からの道には雪が少し残っていた。榛名の山群、関東平野、奥利根など大展望が広がるはずだが視界ゼロ。微かに伊香保方面が望めたがゴルフ場らしきものしか見えなかった。

山頂までの所要時間が1時間15分だったことには満足。結構強くなった。帰りに、観音様に家族の平穏と健康をお願いした。


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「鍋割やま」(1332メートル)

2012-02-23 08:59:24 | 低山歩き

そろそろ山が歩きたくなったが、雪が残っているところが多く、ターゲットが絞りにくい。そんな時は一番好きな赤城山。南側の国立青少年ふれあい館(?)から鍋割山に登って見ようと思った。遠くから見る限り、アイゼンは必要無さそうだ。

「鍋割山」は赤城の南側にせり出している山。赤城県道の姫百合駐車場からは比較的簡単に登れ、植物の種類も豊富でこれまで8回ほど登った好きな山。南側の旧・国立青年の家を登山口とした。周辺に遊歩道があり、登山道がわからない。舗装された林道に出たがそのまま鍋割りの方向に歩く。野鳥の多い林道を楽しみながら歩くが、なかなか登山口が見つからないのでやや不安。3-4キロ歩いたところでT字路。右方向の矢印で“森林公園南登山口”。ホッとして歩き出す。ところが、登山口がなかなか見つからない。15分?ほど歩いてようやく表示があったが登山口まで3・9キロ”には参った。引き返すのはいやだし、もう行くしかない。

オートレース場など越え、ひたすら歩くと、ようやく森林公園南面登山口に到着し、ひと安心。すぐ登り始める。緩い快適な登りが続く。しばらくすると雪が残っている。ッ傾斜が緩くなってくると両サイドはツツジに囲まれる。シーズンになったらたまらなく見事だろう。棚上峠までくると雪がたっぷり。荒山高原まで1時間。ここから鍋割への尾根道は、雪が解けておらず快適。尾根の東、南側には雪がなく、登山道から西・北側にはかなり残っていた。軽アイゼンを持参していたが、今日は使う予定をしていなかった。30分ほどで見慣れた鍋割山に到着。


帰路は、登ってくる予定だった道を下る。山頂で出会った70代に見える人と降りる。途中から、岩が多くロープが張られている急坂となるが、この人は猛スピード。ついていくのが大変だった。そのかわり、あっという間に林道に出てしまった。林道に出て気付いたのは、行きにT字路だった場所。表示を良く見ると左に矢印で鍋割コースとあった。登山口を探していたので、文字に躍らされてしまったようだ。慣れた山でも地図は持参しないと!!
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「地蔵岳」(赤城山)

2012-01-27 08:55:15 | 低山歩き

積雪のある山を歩いた経験が無い。冬の間は里山を歩き、体力を温存する?のが私流。ところが、時間に余裕が出てくると体が疼いてくる。片道40分ほどの赤城「地蔵岳」(1674メートル)なら、雪が積もっていても何とかなるのではないか?タイヤはスタッドレス、フルタイムと言えども4駆。軽アイゼンとザックから放り出していたスパッツも戻した。

地蔵岳は標高こそ1674メートルだが、登山口とした新坂峠が1300メートル程なので標高差で3百㍍ほど。距離が約2キロ、雪の無い時期なら40分ほどで登れる。途中、鍋割山の登山口には7-8台の車があった。皆さん元気だ。この辺から道路が凍結し、積雪もある。今年、雪道を初めて走るスタッドレスタイヤは喜んでいる?

新坂峠の駐車場のうち1箇所は積雪が多く、駐車しておくと脱出できなくなりそうで、除雪してあるところに戻る。積雪が多くスパッツはつけたが、アイゼンは様子を見る。吹き抜ける風が冷たく、安物の手袋では凍える。仕方なく、油のついた軍手をザックに入れた。それにしても寒い。

登山道に入ると30-40センチの積雪。数日前の踏み跡はあったが、雪が軟らかく靴が沈み込んで歩きにくい。息が切れる。鹿が歩き回った跡があちこちに見られ、鳴き声も聞こえた。途中、見晴山駐車場からの道との合流で、先行者の足跡。これを辿ると、沈み込まなくなり歩きやすい。ステッキを吹き溜まりに突くと3分の2が埋まる。急登の場所になって、先行者のアイゼンの踏み跡がくっきり残っているのが判る。面倒で、それでもつけなかった。

小雪が舞い、展望ゼロの山頂までには55分かかった。登りが苦しく、最っと時間がかかったと思ったが・・。天気が良ければ、雪のある赤城山は“楽しそうだ”。少し勉強してみよう。
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「御荷鉾山」今年最後の山

2011-12-31 08:13:14 | 低山歩き

友人H氏の30or31日での山行を聞き同行させていただいた。年を経るごとに早くなる一年だが何となく平穏にクリアすることができそうだ。感謝したい。当ブログもスタート以来1年半ほどになるが、この間11万6800PVと多くの方と出会うことができた。ありがとうございました。

友人H氏は「御荷鉾山」(1268メートル)を毎年“登り納めの山”としているそうで、天候により30or31日に登るのだそうだ。今年は私の都合で30日にしていただいた。スーパー林道の登山口からは30分ほど。簡単に登れる山ながら最高の展望を得られる。昨年は2回行ったが、今年ままだ歩いていなかった。

山頂。北から東側には上州の全景が市街地から県境の山並みまで。南から西側には埼玉県境から八ヶ岳連邦まで壮大な景観が広がる。北側は少し風邪が強かったが、南側の斜面は静か。フルコースで早めの昼食をとり、1時間ほど雑談を交わした。

毎朝カーテンを開けると目に飛び込んでくる山が御荷鉾山。山行きの際、天気を占うのもこの山。古里の山は海を越えての弥彦山。今の心の山が御荷鉾山ということになろうか。

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「野峰(のみね)」

2011-12-24 07:41:44 | 低山歩き

友人のお誘いで、年内にもう一度山行が実現しそうだ。昨日は、今年最後になるかも知れないと思いながら、桐生市と栃木県田沼町の境にある「野峰」(1009メートル)を歩いた。クリスマス寒波の到来が伝えられているが、正月の社会人駅伝のコースとなる国道50号を桐生に向け走ると強烈な風。先が思いやられた。

「野峰」は桐生市の北東部、梅田町にある。青少年野外活動センターに駐車させてもらい、登山口を聞く。親切に対応していただいた。民家の脇を通り登山口となる山の神(峠)まで10数分。杉と檜の林の中を1時間近く。急斜面だがZ字上にゆっくりと歩ける。風は無いが展望も草木もまるでない単調歩き。30分ほどで汗がでてくるがそのまま歩く。

林に松の木が混じるころに尾根らしきところ。西側には雑木も混じり桐生川の反対側の山並みも見え始めた。但し、風邪が急に強くなりゴーゴーと凄まじい音。手先が痛いくらい。雑木林の尾根に入ると間もなく最初の目標とした“野峰ヶ池”。池と言っても落ち葉が溜まっているだけ。ここから先は、落ち葉で踏み後が希薄になるが、テープやペンキで目印がはっきりしており不安は無い。

池で休まずそのまま歩く。池から山頂まで小さなピークをいくつか越えたが、予想以上に時間がかかり、林の中は同じ景色でうっかりするとルートミスしそう。風邪が強くとにかく寒い。ようやく付いた山頂には、朽ちかけた標識があるのみ。樹林越しに男体山や太郎山など冠雪した姿が凛々しかった。北東に「熊鷹山」への道標。ここからが尾根道沿いの
快適なコースとなるようだ。余りにも寒い。写真を撮り、アンパンを1個かじって15分の滞在で降りはじめた。途中、ここがピークかと思った場所風の少ない場所があり、ニギリメシと味噌汁で一服した。

降りる途中では、誰一人いないと思った山中で鈴の音。振り返るとマウンテンバイクにのった2人。熊鷹山方面から降りてきたという。また、最後に“尾根コースで課外センター”に歩くと、林道工事?で行き止まり(道なし)。幸いにもセンターが見えたので沢に向かってヤブ漕ぎ。ようやく橋を見つけて渡った。
写真は男体山の遠景、手前が熊鷹山方面か?

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「白髪山」と図根点

2011-12-08 08:45:26 | 低山歩き

所有する2万5千分の一の山歩き用の地図で見ると、明確な登山ルートが見当たらない。しかしながら、標高が1500メートル以上、地元の神流町で行われるイベント「神流マウンテンウォーク&ラン」のパンフレットを見ると、白髪山のピークが通過点になっている。様子が判りにくい山だが“林道から近い。迷うことは無い”と思い昨日歩いてみた。

「白髪山」(1521メートル」は西上州・赤久縄山の西南にある。イベントの通過点となる山だが、登山口の表示はない。地図であらかじめ場所(山の位置)を確認していたので、杖植峠を越して駐車スペースがある場所からスタートした。

廃道に近い荒れた林道の入り口にテープが巻かれている。ここから入る。5分も行かないうちに行き止まり。沢に下るように獣道程度の踏み跡があり踏み込む。沢筋、笹が多いところ、落ち葉の吹き溜まりなどで道が消え不安になるが、たまにあるテープで安心する。道が消えた2本目の沢を上がった途端に“ガサガサ”と動物の気配。グレーの毛に覆われ丸々と太ったカモシカ(まだ子供?)が猛スピードで下っていった。キジ(ヤマドリ?)の羽ばたきにも驚かされながら歩く。

笹薮を越すと標識。北が白髪山、南は万場町・倉持集落とある。今までのヤブ歩きがウソに思える立派な登山道。ラン&ウォークの目印テープも随所に。小ピークを越すともう白髪山。山頂には“図根点(写真)”があった。図根点は三角点や水準点など測量に使う標識の総称で、基準になるものの一つだとか。

葉を落とした樹林越しに冠雪した八ヶ岳、両神など埼玉県境の山々、赤久縄山など望める。時計を見るとまだ歩き出して40分ほど。物足りない。立派な道を尾根伝いに赤久縄方面に歩き出していた。山頂から片道2キロほど往復し、白髪山で昼食。来た道を戻った。

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「鹿岳」に登った

2011-11-18 12:45:04 | 低山歩き

「鹿岳」(1015メートル)は群馬県西部、下仁田町と南牧村の境にある。国道254で下仁田町に入ると正面にラクダのコブ状に突き出した奇妙な形をした岩峰が目に入る。昔、岩の上から鹿を追い落とす狩猟をしたので名がついているという。私の所有するガイド本には、登った印がついているが、殆ど記憶が無い。上部は鎖や木製のハシゴ、ロープが連続するスリルがあり、山頂の大展望を加え快適な山歩きだった。

南牧村の下高原集落に登山口がある。Aさんとその友人2人に私を加えた4人でスタート。西上州の山らしく、いきなり植林された杉林の急登を上がる。珍しく念入りに手入れがされた杉林。材木に詳しいKさんの解説をうかがいながら歩く。急登が続くが、大して息も切れず、最後尾を歩く。何しろ、皆さんがジャンダルム、大キレットなどアルプスの難所をこなしてきた山のベテラン。“近隣日帰り登山”がメインの私が気後れするのも仕方が無い。

杉、檜の林を抜け、広葉樹の林になると鹿岳の岩峰が目に飛び込んでくる。“こんなところを登れるの?”と言う感じ。南峰(一ノ岳)の南側の岩壁は垂直に200メートル近いという。ここを登るわけではないが、圧倒される。岩場の取り付きに木製のハシゴとロープ。歩き出すと恐怖感は消えた。鎖場をいくつか越えると本峰(二ノ岳)と南峰への鞍部。細いヤセ尾根を左に分け、先に本峰へ。岩だらけのところを鎖とロープに頼って登ったが、意外と余裕があった。山頂部は360度の大展望が広がっていた。

鞍部に戻り南峰へ。南側の大岩壁と比べ、北側から登ると思ったより簡単に山頂。西、南側に展望が広がる。一段下がった場所に展望の良い岩の台地があり、昼の休憩をゆっくりとった。


帰路は鞍部に戻り、四ツ又山方面につながる道を降りる。落ち葉の急斜面、岩壁の基部に沿った細い道をロープ伝いに下る。ここに来てようやく、山歩きを始めた頃に登った記憶が少し蘇ってきた。紅葉は終わりかけていたが、気持ちの良い急な下りの尾根沿いをマメガタ峠まで。ここで一服入れ、大久保集落に下った。


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