啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「地蔵岳」(赤城山)

2012-01-27 08:55:15 | 低山歩き

積雪のある山を歩いた経験が無い。冬の間は里山を歩き、体力を温存する?のが私流。ところが、時間に余裕が出てくると体が疼いてくる。片道40分ほどの赤城「地蔵岳」(1674メートル)なら、雪が積もっていても何とかなるのではないか?タイヤはスタッドレス、フルタイムと言えども4駆。軽アイゼンとザックから放り出していたスパッツも戻した。

地蔵岳は標高こそ1674メートルだが、登山口とした新坂峠が1300メートル程なので標高差で3百㍍ほど。距離が約2キロ、雪の無い時期なら40分ほどで登れる。途中、鍋割山の登山口には7-8台の車があった。皆さん元気だ。この辺から道路が凍結し、積雪もある。今年、雪道を初めて走るスタッドレスタイヤは喜んでいる?

新坂峠の駐車場のうち1箇所は積雪が多く、駐車しておくと脱出できなくなりそうで、除雪してあるところに戻る。積雪が多くスパッツはつけたが、アイゼンは様子を見る。吹き抜ける風が冷たく、安物の手袋では凍える。仕方なく、油のついた軍手をザックに入れた。それにしても寒い。

登山道に入ると30-40センチの積雪。数日前の踏み跡はあったが、雪が軟らかく靴が沈み込んで歩きにくい。息が切れる。鹿が歩き回った跡があちこちに見られ、鳴き声も聞こえた。途中、見晴山駐車場からの道との合流で、先行者の足跡。これを辿ると、沈み込まなくなり歩きやすい。ステッキを吹き溜まりに突くと3分の2が埋まる。急登の場所になって、先行者のアイゼンの踏み跡がくっきり残っているのが判る。面倒で、それでもつけなかった。

小雪が舞い、展望ゼロの山頂までには55分かかった。登りが苦しく、最っと時間がかかったと思ったが・・。天気が良ければ、雪のある赤城山は“楽しそうだ”。少し勉強してみよう。

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