“Book! Book! Sendai" は,2010年も「6月の仙台は本の月」をキャッチコピーに,2010年5月15日(火)~6月30日(水)に,仙台市内を中心に色々なイベントが開催されています。
今日は,その一環として,仙台在住の佐伯一麦(さえきかずみ)氏のエッセー集「杜の日記帖」の出版記念トークイベントが,青葉区の市民活動サポートセンターで開かれるというので,参加して来ました。
『Kappo』の川元編集長とのトークを音楽を交えながら進め,作家の佐伯さんの日常を感じることの出来るトークショーになっていました。
佐伯一麦氏は,1959(昭和34)年に仙台で生れ,若林区の若林小学校のそばで,母親の実家の大衡村で馬に乗ったりして自由に育ち,仙台一高を卒業後,週刊誌記者,電気工等の職業に就きながら,小説を書き続けたようです。
小説家としては,1984年(昭和59年)「木を接ぐ」で海燕新人文学賞,1990(平成2年)年『ショート・サーキット』で野間文芸新人賞,1991年(平成3年)『ア・ルース・ボーイ』で三島由紀夫賞,1997年(平成9年)『遠き山に日は落ちて』で木山捷平文学賞,2004年(平成16年)『鉄塔家族』で大佛次郎賞,2007年(平成19年)『ノルゲ』で野間文芸賞を相次ぎ受賞しています。
現在は,小さい頃から見ていたテレビ塔のある大年寺山に住んでおり,花や野鳥が好きな佐伯さんは,近所の野草園や大年寺山の自然を存分に楽しみながら暮らしているようです。
音楽にも造詣が深いようで,ブラームスの交響曲4番は,特に研究までしているようで,この交響曲だけで,50枚以上のCDを持っていると言っていました。(どうして,この曲を好きになったのか聞きそびれてしまいました)
トークショーの中では,原稿用紙は自分で作り,欄外に麦魚(めだか)用箋と記載し,小説などの書き出しには必ず原稿用紙を使うそうで,それで調子を整えてから本編をパソコンで書き綴っていくというパターンのようです。
トークショーの後にサイン会があったので,「杜の日記帖」に丁寧にサインをして頂き,写真までも撮らせてもらい,気さくな佐伯さんの一面を見せて貰いました。
トークイベントの看板
「杜の日記帖」(『Kappo仙台闊歩』の中で現在も連載中で,2002年8月号から2010年1月号までのエッセイをまとめたものです)
佐伯一麦氏の,穏やかな表情がいいですね
今日は,その一環として,仙台在住の佐伯一麦(さえきかずみ)氏のエッセー集「杜の日記帖」の出版記念トークイベントが,青葉区の市民活動サポートセンターで開かれるというので,参加して来ました。
『Kappo』の川元編集長とのトークを音楽を交えながら進め,作家の佐伯さんの日常を感じることの出来るトークショーになっていました。
佐伯一麦氏は,1959(昭和34)年に仙台で生れ,若林区の若林小学校のそばで,母親の実家の大衡村で馬に乗ったりして自由に育ち,仙台一高を卒業後,週刊誌記者,電気工等の職業に就きながら,小説を書き続けたようです。
小説家としては,1984年(昭和59年)「木を接ぐ」で海燕新人文学賞,1990(平成2年)年『ショート・サーキット』で野間文芸新人賞,1991年(平成3年)『ア・ルース・ボーイ』で三島由紀夫賞,1997年(平成9年)『遠き山に日は落ちて』で木山捷平文学賞,2004年(平成16年)『鉄塔家族』で大佛次郎賞,2007年(平成19年)『ノルゲ』で野間文芸賞を相次ぎ受賞しています。
現在は,小さい頃から見ていたテレビ塔のある大年寺山に住んでおり,花や野鳥が好きな佐伯さんは,近所の野草園や大年寺山の自然を存分に楽しみながら暮らしているようです。
音楽にも造詣が深いようで,ブラームスの交響曲4番は,特に研究までしているようで,この交響曲だけで,50枚以上のCDを持っていると言っていました。(どうして,この曲を好きになったのか聞きそびれてしまいました)
トークショーの中では,原稿用紙は自分で作り,欄外に麦魚(めだか)用箋と記載し,小説などの書き出しには必ず原稿用紙を使うそうで,それで調子を整えてから本編をパソコンで書き綴っていくというパターンのようです。
トークショーの後にサイン会があったので,「杜の日記帖」に丁寧にサインをして頂き,写真までも撮らせてもらい,気さくな佐伯さんの一面を見せて貰いました。
トークイベントの看板
「杜の日記帖」(『Kappo仙台闊歩』の中で現在も連載中で,2002年8月号から2010年1月号までのエッセイをまとめたものです)
佐伯一麦氏の,穏やかな表情がいいですね
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます