気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

『リアル・スティール』

2011年12月12日 20時28分05秒 | ときどき,映画
 12月9日に封切られたばかりの『リアル・スティール』を観に行って来ましたが,文句なく楽しめるアメリカ映画の典型のような作品で,しかし,最後のシーンでは不覚にも涙が流れてしまいました。

 時は2020年のアメリカでは,ボクシングは人間が行うのではもの足らなくなり,人々はもっと過激なロボット格闘技に夢中になっていました。

 主人公のチャーリー・ケントン(ヒュー・ジャックマン)は元ボクサーで,格闘ロボットと共に大きなトラックで各地を巡業に回る日々を送っていたところ,元妻が亡くなり,一人息子である11歳のマックス(ダコタ・ゴヨ)と再会することになります。

 息子のマックスは,廃棄処分になっていた旧型ロボットを自力で運び出し,修理してロボット格闘技の世界に少しずつ,のめり込んでいき,その旧型ロボットが人間の動作を真似るという機能を持っていることで,元ボクサーのチャーリーと息子の人間関係を繋ぐ役割をしていき,そして感動のラストシーンの試合を迎えます。

 旧型ロボットの名前が「ATOM」だったり,ロボットの体に刻まれた文字が「極悪男子」「大赦」だったり,最強のロボット・ゼウスのプロジューサーが日本人だったりと気になる事が多く有るのですが,映画が進むうちに,段々とマックスとチャーリーの親子のやり取りと「ATOM」の可愛らしい感じに引き込まれていき,ラストでは涙が流れ,見終わった後も清々しい感じがして映画館を後にしました。

 『リアル・スティール』のポスター


 『リアル・スティール』(その2)


 『リアル・スティール』(その3)