気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

『第20回定禅寺ストリートジャズフェスティバル』

2010年09月11日 20時20分52秒 | 日々の出来事
 「ストリートジャズ」とは,ジャズの自由な精神と表現を受け継ぎ,仙台・定禅寺通りから新しい音楽とその文化を発信していけるような,そんな思いを込めた造語だそうで,ジャズに限らず,いろいろなジャンルの音楽が融合し,街に優しく調和することを目標にしているようです。

 今年もようやく暑さが和らいできた仙台の街で行われる『第20回定禅寺ストリートジャズフェスティバル』に行って来ました。

 今年は記念すべき20回目で,46ステージもの会場が設置され,東口にある榴ヶ岡公園野外音楽堂まで広がり,750グループ以上のバンドが参加予定になっています。

 駅に着いて,まずエスパル・パートⅡそばにあるマークワンスクエア1で行われる「Dash♪」さんのステージに顔を出し,8人のパワフルなゴスペルを聴かせて貰いました。

 次に向かったのは,ドコモ東北ビル(北税務署南側のでかいビル)で行われるドコモタイアップステージ"で行われる「jammin' Zeb(ジャミン・ゼブ)」さん達の4人組男性ヴォーカルグループで,会場は250人限定なので着いた時は,いっぱいで会場には入れず,外でガラス越しで聴いたのですが,スピーカーは外にも設置されているので,最初から最後まで,完璧で美しいハーモーニーを聴かせて貰いました。

 その後に,今年から設けられた仙台駅東口に足を運び,ユアテック前で演奏する「Glorious」さんのステージを聴いたのですが,アメリカン・ジャージーな感じの大人を感じさせるボーカルに聴き入ってしまいました。

 その後,さらに東側に向かい,ルシエル前で演奏する「ボッサ・ボサ」さんと言う男性4人のボサノバグループを聴いたのですが,ニヒルで喜怒哀楽を全く出さないリードギターの方と,宮城弁をちょっと出していたヴォーカルの方のギャップが面白く,最後まで,心地良く聴かせて貰いました。

 仙台駅の3階コンコースに設けられてステージでは,「Sonido del Viento(ソニード・デル・ビエント)」という,ケーナとキーボード(+パーカッション)の女性2人組の異色のバンドで,しかし,聴いてみてビックリの実力バンドで,足を止めて,最初から最後まで聴き入ってしまいました。(Sonido del Viento(ソニード・デル・ビエント)は,スペイン語で『風の音』と言う意味のようです)

 ケーナをこんなに情感たっぷりに,且つ上手く弾くのを聴いたことなかったのですが,ケーナを引くMarinさんは,歌も情熱的に歌い,この歌も又,素晴らしい事に感激しました。

 伝統的な民族音楽にいろいろなモチーフを織り混ぜて作っている音楽は,とても力強く,コンコースに響き渡り,JR仙台駅を歩く人へもかなり,訴えかけるかけるものがありました。

 仙台駅3階コンコースで演奏する「milk cofee」 アバ,ビートルズ,マイケルを聴かせてくれました


 ペデストリアンデッキで演奏する「my babys」


 マークワンスクエア1で演奏する「尚絅学園中高合唱団」


 ジャズフェス常連の「Dash♪」さん


 ドコモタイアップステージでは,写真撮影が禁止です(残念!)


 元気なバンドの「ヤングフェローズ」さん


 魅惑的なヴォーカルを聴かせてくれた「Glorious」さん


 聴いていてホッとする感じの「ボッサ・ボサ」さん


 今日一番の聞き物だった「Sonido del Viento」さん