『天地明察』は,第31回吉川英治文学新人賞,第7回本屋大賞を受賞し,第143回直木賞の候補のとなった冲方丁(うぶかたとう)さんの時代小説の映画化で,封切りから1ヶ月経って,ようやく観に行くことができました。
日本で初めての暦作りに挑戦した安井算哲(やすいさんてつ)は,将軍に囲碁を教える名家の出で,しかし,星の観測と算術の問いを解くことが好きなため,正しい暦を作ることに没頭していく事になります。
‘安井算哲'を岡田准一さんが,その妻‘えん'を宮崎あおいさんが演じており,その演技力は素晴らしく,脇役の俳優さんが松本幸四郎さん,市川染五郎さん,中井貴一さんなどそうそうたるメンバーで,楽しめる映画でした。
この映画は,出てくる人,ほとんどがいい人で,唯一,宮廷の貴族役で出てくる今リハビリ中の市川染五郎さんだけが悪い役というもので,見終わった後,気持ちが良いくらい爽やかな映画でした。
この夫婦はどちらも先に死なないでと言っていたようで,二人は同じ日に亡くなったと最後の字幕に出ていましたが,本当ならこの夫婦愛は凄いなあと感激しました。
妻の‘えん’は,上映中は漢字の‘円’かと思う位,宮崎あおいさんの顔が丸くて太陽のように見えて素敵で,今までは,あまりファンではなかったのですが,今回の映画ではファンになってしまいましたが,一つ一つの演技が上手いなあと印象に残る映画でした。
『天地明察』(その1)
『天地明察』(その2)
日本で初めての暦作りに挑戦した安井算哲(やすいさんてつ)は,将軍に囲碁を教える名家の出で,しかし,星の観測と算術の問いを解くことが好きなため,正しい暦を作ることに没頭していく事になります。
‘安井算哲'を岡田准一さんが,その妻‘えん'を宮崎あおいさんが演じており,その演技力は素晴らしく,脇役の俳優さんが松本幸四郎さん,市川染五郎さん,中井貴一さんなどそうそうたるメンバーで,楽しめる映画でした。
この映画は,出てくる人,ほとんどがいい人で,唯一,宮廷の貴族役で出てくる今リハビリ中の市川染五郎さんだけが悪い役というもので,見終わった後,気持ちが良いくらい爽やかな映画でした。
この夫婦はどちらも先に死なないでと言っていたようで,二人は同じ日に亡くなったと最後の字幕に出ていましたが,本当ならこの夫婦愛は凄いなあと感激しました。
妻の‘えん’は,上映中は漢字の‘円’かと思う位,宮崎あおいさんの顔が丸くて太陽のように見えて素敵で,今までは,あまりファンではなかったのですが,今回の映画ではファンになってしまいましたが,一つ一つの演技が上手いなあと印象に残る映画でした。
『天地明察』(その1)
『天地明察』(その2)