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気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

「山脈ハウス」のガチョウ

2008年11月15日 20時44分14秒 | 栗原での出来事
 栗原市耕英の「山脈ハウス」にいたガチョウは,冬を迎え,池が凍ってしまうと,狐などに襲われてしまうのではと心配していました。

 ガチョウを,持ち主の方とその友人が,仙台市水の森公園キャンプ場にある“丸田沢堤”に,11月9日に移したという話を聞きました。

早速,ガチョウが元気にしているかどうか“丸田沢堤”に行ってみたところ,この堤の主のように,一番前に来て餌を独占していました。

他の白鳥やカモを押しのけて餌を取っている姿は,とても1週間前に来たとは思えないくらいで,私がカッパえびせんを手からあげると,「山脈ハウス」にいた時と同じように,手から取って食べていました。

 近くにいたおばさん達もおもしろがって,パンを手からあげていましたが,それはガチョウのうち1羽だけで,もう一羽は餌を投げられるまで大人しく待っていました。

 この堤は,釣りも禁止されているので,誤って釣り針を口にすることもないでしょうから,県北の栗原市耕英から遙か60km以上も離れたこの堤で,ガチョウは元気に暮らして行けそうなので安心しました。

 機会が有れば一度,水の森の“丸田沢堤”にガチョウを見に行ってはいかがでしょうか。
 水の森公園キャンプ場,初めて行きましたが,広くて綺麗な所ですね。

 水の森キャンプ場


 “丸田沢堤”の鳥達


 “丸田沢堤”で伸び伸び暮らす栗駒のガチョウ


 手から餌をもらっています


 ガチョウのアップ

『復興そば』

2008年11月14日 19時42分42秒 | 栗原での出来事
 栗駒山にも雪が降り,先週,車が救出された頂上付近はすっかり雪景色になりました。

 いわかがみ平の登り口にある「山脈ハウス」では,車が救出された8日から,『復興そば・うどん』の提供を始めたようなので,早速行って食べてみました。

 『復興そば』は,耕英地区で取れた山菜やキノコがふんだんに入っていて,何と300円と格安なのにビックリですが,ダシもきっちり取っていて,手をぬいていない美味しい蕎麦でした。

 やっている方に聞くと,“値段とかより,とにかく何かやっていたいんです”と言っていました。
 一日でも早い復興を祈るばかりです。

 頂上付近に雪が見えます


 行者滝付近の大崩落の岩石(人と比較すると5m級です)


 『復興そば』(300円)


 無料の漬け物(大根が特に美味しかった)

栗原市花山の紅葉

2008年11月09日 20時26分49秒 | 栗原での出来事
 栗原市には,栗駒以外にも,花山の秋田との県境付近に紅葉の名所があります。

 残念ながら,この場所も地震の影響で一般の車両が入れないので,今年は,「ディスティネーションキャンペーン」だというのにモミジ狩りが出来なくて残念がっている方が多いと思います。

 紅葉の時期には少し遅かったのですが花山の湯浜地区に行ってきましたが,10日前くらいならさぞかし紅葉が綺麗だったと思わせる風景でした。

 今日は,11月初めだというのに,冬を思わせる空だったので,久々に『味の民芸』に行って温かいうどんを頂きました。

 ここに来ると頂くのが,“長崎チャンポン”(940円)で,中には,豚肉,イカ,人参,白菜,サツマ揚げ,ニラ,葱,などと手打ちのうどんが入っていて体の芯から温まることが出来ました。

 しかし,実のところ5年ぶり(?)(いや,もっとかな?)の来店だったので,“長崎チャンポン”に入っていた具の内容も若干変わっていたし,スープの味も昔に比べてあっさりしたように感じました。

 お店には,13時30分過ぎに行ったのですが,それでも5組待ちだったので,改めて,この店の人気の程を知ることとなりました。
 温かいものを,欲する季節になりましたね。

 花山の湯浜地区


 花山の湯浜地区(栗駒山も見えます)


 『味の民芸』の外観


 長崎チャンポン(昔,ここのサラダのドレッシングもおいしく感じました)

“いわかがみ平”の車両の移動完了!

2008年11月08日 20時40分19秒 | 栗原での出来事
 今日,岩手・宮城内陸地震で“いわかがみ平”から移動できなかった車両19台の救出が完了しました。

 地震が起きた6月14日8時40分過ぎ,栗駒山にいた59人は,すでに登山を始めていた人や駐車場にいた人など様々でしたが,怪我人もなくヘリコプターで救出されました。

 約5ヶ月振りに愛車に会った人達は,感慨深げでしたが,19台の内,どうしても動かない車両もありましたが,「JAF」さんの精力的な整備のお陰で,全ての車両を“いわかがみ平”から下ろすことが出来ました。

 その車両の中に,私と同じ団地の人がいたのには,驚きでした。

 今日の,“いわかがみ平”は,強風の他に雪も舞い散る天候でしたが,その寒さをものともしない「JAF」の人達の整備振りには,ただただ頭が下がるばかりでした。

 この日の「JAF」さんは,7人の隊員と3台の車両積載車をボランティアで参加して頂き,全ての車両を山から下ろせたの「JAF」さんの全面支援のお陰でした。

 これで,“いわかがみ平”も,長く静かな冬の眠りに入ります。

 “いわかがみ平”で整備中の状況


 そして誰もいなくなった


 “いわかがみ平”は氷が張っていました


 大活躍の「JAF」さん


 “いわかがみ平”からの眺め


 山脈ハウスのガチョウは元気でした

栗原の夜明け

2008年10月26日 20時25分13秒 | 栗原での出来事
 栗原市で住んでいる所は,目の前が一迫川が流れていて,その先には延々と田圃が広がっているのですが,ジョギングする時に,朝6時になると有線放送で音楽が流れるのですが,その時間帯になると,雁が群れをなして飛んで来ます。

 雁という漢字の元になった,‘厂’の形をして飛ぶ姿は,とても美しく,大編隊のグループや5羽くらいの小グループまで多種多様です。

 この日は,朝に月が出ていたので,まさに‘月に雁’(この切手は今や13,000円だとか)状態でしたが,コンパクトカメラでは,上手く撮れませんでした。

 栗原市金成の“マックスバリュー”を過ぎて,田圃の中にプレハブの平屋の建物が道路沿いに見えて来ますが,とても蕎麦やさんには見えないのですが,この頃,この周辺では評判のそば屋『当り矢』があります。

 人気は,手打ちソバか田舎蕎麦でどちらも500円と標準的な値段ですが,張り紙を見ると3枚までサービスなそうなので,当然3枚頂こうという意気込みで食べ始めました。

 頼んだのは手打ちソバで。
ソバは流石に手打ちだけあって,腰があり歯ごたえも良かったです。

 1枚目はあっという間に食べ終わったのですが,2枚目が何となく1枚目より量が多く,3枚目を食べ始める頃には結構お腹いっぱいになってしまいましたが,3枚目も当然完食しましたが,これで500円とはお得なそば屋さんでした。

 久々に行った「山脈ハウス」のガチョウは,元気でガアガア言っていたので,安心しました。

 栗原の夜明け


 栗原の夜明け(その2)


 月に雁(左下に月があります)


 月に雁(その2)


 『当り矢』の外観


 手打ちざる蕎麦(1枚目)


 手打ちざる蕎麦(最終3枚目)


 『当り矢』のメニュー


 ガチョウも元気でした(良かった。良かった)

『道の駅・路田里はなやま』

2008年10月19日 20時04分44秒 | 栗原での出来事
 宮城県の西北端に位置する栗原市花山の国道398号沿いに『道の駅・路田里はなやま』があります。
 地場産品販売所の「自然薯の館」の建物は,藩政時代をイメージしたおり,自然薯,山菜,きのこなどを販売しています。

 レストランは,自然薯を使った定食や山菜,きのこなどの素材にした料理がありますが,今回頂いたのは,一番人気のそば食べ放題(1,000円)でした。
 
 ざる蕎麦と言っても,海老,マイタケ,ジャガイモの天ぷらも付いて,蕎麦は少し短く切ってあり,のど越しも歯ごたえも良くて,1枚目はペロリとたいらげ,3杯目までは順調に頂きました。

 6人で行ったので追加の蕎麦が出てくるのに時間がかかり,その間にだんだんとお腹に効いてきて,4枚目の頃はかなりお腹がいっぱいになりましたが,数が悪いので5枚食べようと言うことになり,5枚目も頼みましたが,その日の夜までお腹が空きませんでした。

 なお,岩手・宮城内陸地震の影響で,国道398号はこの道の駅までは行けますが,もう少し秋田よりの本沢松ノ原地区から秋田県境までは通行止めになっています。

 今日は,愛犬“リリ”のお墓で合同慰霊祭があるので,久々に「ペット霊園やすらぎ」に行って来ました。
 昨年より多い人が集まり,読経する和尚さんも3人と盛大に合同慰霊祭が行われました。
 “リリ”が亡くなってから1年10ヶ月経ちますが,相変わらず,ペットショップや道でビーグル犬を見ると,つい寄って行ってしまいます。

 ここ何日か秋晴れのよい天気が続いていますが,庭の花もだんだんと少なくなってきて,今咲いているのは,チェリーセージ,長く咲いている白蝶草や大文字草です。

 夕暮れが早くなりましたね。今日,つくづく思いました。

 『路田里はなやま』の外観


 「自然薯の館」の入口


 天ざる(1,000円)


 蕎麦のアップ


 天ぷら(海老,マイタケ,ジャガイモ)


 メニュー


 3枚目


 5枚目でギブアップ


 合同慰霊祭


 読経する和尚さん達


 メッセージを書く風車


 チェリーセージ


 白蝶草


 黄色い花(たぶん,レモンマリーゴールド)


 庭の葉っぱも紅葉


 紫式部

栗駒山の紅葉が,始まりました

2008年10月04日 19時59分57秒 | 栗原での出来事
 蔵王連峰の紅葉が始まったことが今日の朝刊で取り上げられていましたが,栗駒山の紅葉も頂上付近が色づき始めました。

 6月14日に地形を改変するような大地震があった栗駒山麓ですが,山は何事も無かったように,静かに紅葉し始めていることに,自然の素晴らしさと,自然の驚異を改めて感じました。

 『やまなみハウス』というドライブインにいる鵞鳥を先日(9月6日)紹介しましたが,2羽とも元気に池の中にいて,食パンを食べさせようと“ガチョウ,ガチョウ”と呼ぶと嬉しそうに,しかし,左右を警戒しながら,寄って来ました。

 何を警戒しているかというかと,実は6羽いたのが,狐などに襲われ,2羽になってしまったそうで,1羽いた白鳥も襲われてしまったそうです。

 栗駒山麓でDHCが『栗駒深層水』を作っていた工場があったのですが,6月14日の大地震で工場に甚大な被害が出たと言うことで,残念ながら閉鎖が決まったようです。

 CMでもお馴染みの『栗駒深層水』は結構人気があった様なのですが,近くに行ってみると,建物への被害もあり,新聞によると総被害額は10億円に及ぶそうで,被害の状況を見ると仕方ない感じがしました。

 山からの帰りに旧栗電の栗駒駅にある『食堂正ちゃん』に行って昼食を取りました。
 『食堂正ちゃん』に行った時は,1時30分を超えていたのですが,それでもお客さんが結構入っていて,地元の方に愛されている店だと言うことがよく分かりました。

 五目ラーメンは,あっさりとした塩味で,キャベツ,もやし,タケノコ,人参と野菜が入っていて美味しく頂きました。

 紅葉が始まった栗駒山


 元気なガチョウ君


 閉鎖が決まったDHC栗駒深層水の工場


 『食堂正ちゃん』の外観


 五目ラーメン(650円)


 味噌ラーメン(650円)


 半チャーハン(100円)(ほとんど,白ご飯。具はチャーシュウが少~し)

栗原市道の状況

2008年09月27日 19時24分00秒 | 栗原での出来事
 先週,県道築館栗駒公園線の地震の被害状況を紹介しましたが,栗駒山麓の栗原市道もかなりの被害を受けていました。

 全く道路が無くなっていたり,道路の両側が崩れ,歩くのも怖いくらいになっていたりと原形を留めていない道路が数多くありましたが,このような道路は,違うルートで復旧することになるのでしょう。

 栗電の栗駒駅のあった栗原駅前にある,『高野食堂』に行って来ました。
 頼んだのは,中華大盛(720円)で,普通の中華より麺が多いだけでなく,チャーシューも大きくて食べ応えがあるので,これだけでもこれを食べる意味がありますね。

 スープの色は濃いのですが,味はそれほどではなく,美味しいスープで,麺は少し柔らかめですが,細麺で,ナルトが真ん中に乗っている典型的な中華ソバでした。

 人気は,天ぷら中華だそうで,初めて入る私には冒険で頼めませんでしたが,次回は是非挑戦したいと思いました。

 栗原市道の被災状況(1)


 栗原市道の被災状況(2)


 栗原市道の被災状況(3)


 『高野食堂』の外観


 中華ソバ並盛(520円)


 中華ソバ大盛(720円)

主要地方道 築館栗駒公園線の今

2008年09月22日 19時48分29秒 | 栗原での出来事
 台風13号の影響があまりなく安心していますが,そうこうしているうちに,9月終わりになり,来月からは“仙台・宮城ディスティネーション・キャンペーン”が始まります。

 例年であれば,栗駒山の紅葉のシーズンを迎え,岩鏡平を目指し,マイカーの一方通行が行われるくらい賑わう時期なのですが,残念ながら,6月14日に起きた「岩手・宮城内陸地震」で主要地方道の築館栗駒公園線は,ズタズタになり,早期の復旧が難しいようです。

 先週その状況を見てきたので,写真を掲載しますが,栗駒ダムの上流に『行者滝』という名所がありますが,この地震で流れが塞がり,滝が消えていました。

 しかし,大雨で土砂や流木が流され,滝が復活したのですが,2年前に撮った写真と比較すると,滝が2本になっているのが分かりますが,本来は1本だけなのでしょうか。

 とにかく滝が復活したのは良かったなあと思います。

 築館栗駒公園線の『行者滝』付近の大崩落


 『行者滝』付近の大崩落(その2)


 (主)築館栗駒公園線の崩落(3)


 (主)築館栗駒公園線の崩落(4)


 (主)築館栗駒公園線の崩落(5)


 (主)築館栗駒公園線の崩落(6)


 (主)築館栗駒公園線の崩落(7)岩鏡平付近


 現在の『行者滝』 (滝が2本になっています)


 平成18年10月26日に撮影した『行者滝』 (滝は1本ですね)

栗原市での生活が始まりました

2008年09月06日 21時07分10秒 | 栗原での出来事
【平成20年9月1日(月)~9月5日(金)】
 9月1日から栗原市の寮での生活が始まり,仕事で「岩手・宮城内陸地震」の被災現場をいわかがみ平まで歩いて登りました。

 被災現場で,土砂の大崩落,跡形も無くなっている道路など,自然の猛威を直接目にして,改めてこの地震の凄さを思い知らされました。

 被災した地域にあるドライブインのような所に,人間が全員居なくなっていますが,ガチョウが2羽残っていて,近づくと“餌をくれ”と言っているのでしょうか,ガアガアと大きな声で鳴いていて,その鳴き声は何故か少し悲しくなるような感じでした。

 崩れた土砂を何カ所か超えて,栗駒山への登口のいわかがみ平に着くと,取り残された自動車が20台くらいありました。
 地震が起きた時間は,朝の8時43分であったのに,もうこんなに多くの自動車が登ってきていたのに驚かされました。
 
 週末,家に帰って来る時,‘栗原の名物は,何かな?’と職場の人に聞いてみたら,一迫の『しんこもち』だと教えられたので,買って帰りました。
 食べてみると,焼き餅はすこしモチっとした食感で,中から甘いあんこが出てきて,美味しく頂きました。

 栗原市の被災現場(道路はすっかり無くなっています)


 被災現場(その2)


 残されたガチョウ2羽


 悲しい鳴き声


 いわかがみ平の駐車場


 しんこもち(105円)