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気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

復活した「温湯山荘」で一泊

2009年10月31日 20時21分21秒 | 栗原での出来事
 岩手・宮城内陸地震で被害を受け休業していて,10月1日に賦活した栗原市花山の「温湯(ぬるゆ)山荘」に職場で行って来ました。
 実は,再開した10月8日に行くつもりだったのですが,台風18号が宮城県を直撃したので延期していました。

 私は「温湯山荘」に泊まったことがありませんが,地震から復興して1ヶ月も経たない事と紅葉が今一番綺麗な事もあるのでしょうか,平日にもかかわらず満員だそうで,当然土日は,満室だそうです。

 温湯(ぬるゆ)地区は,寒湯(ぬるゆ)御番所と言うのが有るくらいで,ここ周辺のお湯は温度が低めだそうで,「温湯山荘」の露天風呂は源泉掛け流しということもあり,一度入るとその温度が低いこともあるのですが,長時間入っていることができるので,湯船から出たくなくなってしまいます。

 夕食も,ここの料理長がなかなかの腕前の方のようで,どの料理も美味しく頂きましたが,特に岩魚の若狭焼きと卵おろし和えは絶品で岩魚の卵がこんなに大きいとは知りませんでした。

 イクラを少し小さくしたくらいの卵で,つぶつぶのタラコみたいな卵だと思っていたのでビックリしましたが,食べてみると酒のつまみに最高の一品でした。

 温湯橋より秋田県側はまだ通行が出来ませんが,温湯橋周辺の紅葉は今が見頃なので,この連休中に一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 こちら方面には,私が,去年10月19日に紹介した“道の駅・路田里はなやま”と,今年8月29日に紹介した,“花舞の里”の美味しい蕎麦屋さんも有るので,こちらの店もよろしくね。

 「温湯山荘」の外観


 「温湯山荘」付近の紅葉


 「温湯山荘」の露天風呂(ちょっとぬるい)


 内湯は丁度良い温度です


 晩飯の献立表


 晩飯の一部


 岩魚の若狭焼き


 岩魚の卵おろし和え


 松葉蕎麦

『食事処 味久』

2009年09月19日 20時32分50秒 | 栗原での出来事
 栗原市一迫の国道398号沿いにある『食事処味久(あじきゅう)』で,ランチを頂きました。

 『味久』は,ラーメン,ソバ,うどんからトンカツまで何でもある大衆食堂ですが,今回は,日替定食(900円)を頂きました。
 今日の日替定食は,焼き肉,唐揚げ,フライに卵が付いていて,毎日少しづつ内容が違うそうです。

 カラッと揚がったフライや唐揚げに盛りの良いご飯と生卵も付いていて,ボリュームたっぷりの定食でした。

 『味久』の外観


 日替定食(900円)


 おかずのアップ


 メニュー

“湯浜温泉”&“小安温泉”

2009年09月06日 19時46分44秒 | 栗原での出来事
 栗原市花山の秋田県境にある“湯浜温泉”は,10月1日に秋田県側から入れるようになるのと,許可車両だけですが,宮城県側からも入れることになるので,昨年の地震から1年4ヶ月振りに営業を再開するようです。

 とても残念な事に花山には,“湯ノ倉温泉”と“湯浜温泉”が「ランプの湯」として,全国的に秘湯として有名だったのですが,“湯ノ倉温泉”が地震によりできた自然ダムにより流出してしまったので,残ったのは,“湯浜温泉”だけになりました。

 電気も電話もないこの“湯浜温泉”が,再開されると言うことは,栗原の復興が始まったと言うことで,これから色々な温泉やお店が再会し,繁盛して,復興が進んでいくことを祈ります。

 “湯浜温泉”から秋田県境を過ぎると,昨年10月に完成した新しい国道398号が出来ていて,そのうちに人家が見えてくるのですが,そこが“小安温泉”で,昨年の地震の被害は少なかったので営業はしているのですが,宮城県からのお客さんが減って,経営は大変なようです。

 国道398号の旧道にある『日本一小さい牛乳博物館』と言うお店に寄ったのですが,サービスに頂いて牛乳がこれは凄く美味しくて,ソフトクリームも濃厚な味で,今まで食べたこと無い位美味しかったです。

 霧に霞む“湯浜温泉”


 湯浜洞門から見る“湯浜温泉”


 “小安温泉”の足湯


 足湯


 牛乳工場


 おいしいソフトクリーム

つきだて七夕まつり

2009年08月07日 19時28分04秒 | 栗原での出来事
 8月6日,7日の両日,恒例の『つきだて七夕まつり』が開催されました。

 栗原の復興を願い,色とりどりの100本に及ぶ七夕飾りが,築館の中心街に飾られて,たくさんの人で賑わいました。

 夜の7時からは,華やかな手踊りパレードが築館銀座を練り歩き,“むすび丸”や“ミスしづはた姫”が花を添えていました。

 仙台七夕もいいですが,このような素朴な七夕もいいですね。
小さい子が家の人に浴衣を着せてもらい,夜店を目指す姿を見ると,自分が小さい頃,近所の商店街の手作りの七夕祭りを思い出しました。

 その頃は夏休みに入ると,朝は野球の練習をして,その後,毎日毎日七夕飾りを作り,8月6日に飾るまで,大変だったのも思い出しました。

 今年は,仙台にいない為,仙台七夕の写真が撮れないのが残念です。

 つきだて七夕まつり(その1)


 つきだて七夕まつり(その2)


 夜店(その1)


 夜店(その2)


 “ミスしづはた姫”と“むすび丸”


 手踊りパレード


 優秀賞の七夕飾り

『南くりこま一迫ゆり園』と「めざ・まちエコクロック」

2009年07月05日 19時53分02秒 | 栗原での出来事
 栗原市一迫の『南くりこま一迫ゆり園』に行って来ました。

 今日の午後から生憎の雨になりましたが,園内はたくさんの人がユリを買ったり,写真を撮ったりと賑わっていました。

 ユリにもこんなに種類があったのかと思うくらい,色々な色のユリが咲き乱れていて,2.5haの園内には,150種15万株のユリの花が栽培されていて,ユリの花の色の模様を,是非上空から見てみたいと思いました。

 『ゆり園』を後にして向かったのは,フジテレビ“めざましどようび”企画の‘夢エコクロック’の舞台となった,昨年の岩手宮城内陸地震が起きた栗原市鶯沢です。

 「めざ・まちエコクロック」は,街に残る廃材等を用いてエコな時計付きオブジェを作り上げるもので,昨日の番組内で完成したと紹介されていたので,早速行って来ました。

 栗原市鶯沢の千刈田公園にめざす‘夢エコクロック’があり,POPなデザインは,あのウルフルズのトータス松本さんで,市民の皆さんが作った木彫りの亀(トータス)と一緒に飾ってありました。

 元気が出る黄色を基調としたヒマワリを型どって,花弁には街の人達の言葉と,中心には本当の花を植えていました。

 この「めざ・まちエコクロック」が,栗原市復興のシンボルになる事を祈るばかりです。

 『ゆり園』の全景


 ユリの帯


 マンゴー


 バリトン


 タイペイ


 タイムアウト


 ベイウォッチ


 ラクスミ


 カプチーノ


 パブアート


 ルノアール


 ディアボロ


 「めざ・まちエコクロック」


 「めざ・まちエコクロック」の側面


 木彫りの亀


 「めざ・まちエコクロック」看板

「岩手・宮城内陸地震」から1年

2009年06月14日 20時34分19秒 | 栗原での出来事
 昨年発生した岩手・宮城内陸地震から今日で1年が経ちましたが,私も9月からこの地震の復旧に少なからず関わり,9ヶ月があっという間に過ぎてしまいました。
 栗原の復旧はこれからが本番ですが,自分で考える限りに,全力で頑張っていきたいと思います。

 「宮城県沖地震」が1978年6月12日,「岩手・宮城内陸地震」が2008年6月14日で発生していますが,次の「宮城県沖地震」は30年以内に99%起きると言われていますが,次は,2つの大地震の間の6月13日に起きる気がします。

 それも,縁起の悪い13日の金曜日と考えると,一番近い6月13日金曜日は,2014年にやって来ますが,もっと後から起こってくれることを祈りますが,それに対する備えが大事なので,心構えだけはしっかりしておきたいと思います。

 今月の初めに,栗駒山頂まで,登山道の調査のために,岩鏡平から山頂まで登りました。

 今回登ったのは中央コースで,この登山道はコンクリートや砂利で舗装されているので,サンダル履きでも登れるコースとして初心者にも愛されていましたが,今回の地震で一部破損したり流されたりしていましたが,運動靴さえ履いていれば問題なく登れる状態でした。

 山頂に行くには1時間ほどかかりますが,その道や山頂にいろいろな花が咲いていて,特に山頂の桜が満開でした。

 山頂からは,鳥海山や月山も見られるくらい天気が良くて(カメラでは鳥海山しか写らなかったですが),平日にもかかわらず,秋田側からの登山者が7~8人登って来ていました。

 宮城県側からが山頂まで最短時間で登れるので,早期に岩鏡平まで道路が復旧し,観光客に早く登ってもらいたいものです。

 登山道(石畳)

 
 登山道(コンクリート舗装)


 一部破損された登山道


 山頂方面を望む


 残雪がありました


 山頂付近の登山道


 落石が登山道にありました


 とても綺麗な青空でした


 山頂


 山頂の祠


 山頂から秋田側の登山道を望む


 山頂から鳥海山を望む


 月山は見えませんでした


 栗駒の残雪を望む


 山頂の桜


 紫陽花??


 ツツジ


 ショウジョバカマ


 やまぼうし


 スミレ


 エゾタンポポ?(総苞外片というガクが反っていないのを確認しませんでした)

杉薬師『双林寺』

2009年01月17日 18時50分40秒 | 栗原での出来事
 栗原市築館に杉薬師『双林寺』があります。

 『双林寺』は,お薬師さまの名で親しまれる古刹で,“薬師瑠璃殿”は,案内板によると「1791~1798年の建築とされ,石越生まれの菅原卯八師によって造られた蛙股造り三間四面の堂で釘をつかわず,くさびでしめて建てられています」とあります。
 
 本尊の木造薬師如来坐像は欅の1本彫りで,現存の木造仏としては東北最古級といわれ,国の重要文化財に指定されています。

 『双林寺』は,年末の‘行く年来る年’でも紹介される,県北ではかなり有名なお寺さんで,今月14日のどんと祭などでは大勢の人で賑わったようで,今年が栗原市の復興元年になるように皆さん祈っていたのでしょう。

 この14日の朝は,なんと朝6時にマイナス10℃という気温で,道路はツルツル,口を開くと歯が冷たい,暗~い朝で,栗原はこれからが本格的な寒さが来るのでしょうが,この寒さにも,徐々に慣れていくでしょう。

※今,NHK-BS2で日本のフォーク&ロックを見ています,吉田拓郎,ユーミン,チューリップと懐かしい映像も見れて嬉しいです。
 ちなみにリクエストしたのは,チューリップの『心の旅』がかかってしまったので,ガロの『学生街の喫茶店』にしました。

 杉薬師『双林寺』の入口


 薬師瑠璃殿(その1)


 薬師瑠璃殿(その2)


 薬師瑠璃殿(その3)


 薬師瑠璃殿(その4)


 薬師瑠璃殿(その5)


 14日築館の朝は,マイナス10℃でした

栗原合庁『昼のひととき』

2008年12月20日 20時55分03秒 | 栗原での出来事
 先週の金曜日,「県庁ロビーコンサート」の地方版として,県の栗原合同庁舎で『昼のひととき』というコンサートが,ささやかに開催されました。

 手作りのコンサートのようで,県職員の方がサンタの格好をして,クリスマスソングを熱唱していました。
 “聖しこの夜”,“ジングルベル”から“冬のソナタ”のテーマまで,リコーダー,キーボードなどで楽しく演奏してくれました。

 この日は,合庁のロビーで栗原の名産品の生椎茸,イチゴ,シクラメン,自然薯なども格安の売っていたので,生椎茸を買って帰り,シンプルに焼いて美味しく頂きました。

 栗原では,名産のそばを使った‘そばだんご’を今が旬で食べられますが,今回,栗原市の岩ヶ崎の「だいこう亭」で頂きました。

 ‘そばだんご’は,思っていたのと違って,まるで絹ごし豆腐のような滑らかさと,柔らかさで,少しゴツゴツした感じを想像していたことが裏切られました。

 きなこの‘そばだんご’も,‘そばだんご’を油で揚げていて,温かいきなこだんごがデザート的で美味しく頂けました。

 栗原合庁『昼のひととき』の演奏風景


 栗原合庁『昼のひととき』の演奏風景(その2)


 だいこう亭の外観


 そばだんごの定食


 そばだんごのアップ

栗駒山の冬景色

2008年12月07日 19時37分09秒 | 栗原での出来事
 12月に入り,栗駒には本格的な冬が到来しました。

 11月は,雪が降っても,道路の雪はすぐに溶けてしまう感じでしたが,12月に入ってからは,日陰になる北側の斜面に面した道路では,雪は圧雪になってきていて,その北斜面はつららが出来ている程になりました。

 今日,ラジオで“つらら”を県北では“たろひ”と言うと話していましたが,20年ほど前にこの言葉を聞いたとき,理解できなかったことを思い出しました。

 そう言えば,このブログでも,06年2月6日に,我が家の“たろひ”載っけたよなぁ。

 栗駒山に行った帰りに,旧栗駒町の栗電駅前にある『チロル』で遅い昼食を取りました。(仙台にある,老舗のイタリアンレストランの『チロル』とは全然関係ないようですが)

 ランチは,ステーキなど5種類あり,食後に美味しいコーヒーが付きました。

 仙台とは違い,和洋折衷の食堂ですが,味はなかなかでメニューは,エストレロビッフェ(料理名は不確か)980円,生姜焼き880円などで,いかにも洋食という感じのエストレロビッフェには,フォークやナイフなどでなく箸が付いてきます。

 生姜焼きは,ポテト,切り干し大根なども付いて,ボリューム感たっぷりの定食でしたが,隣の人が食べているナポリタンも昔ながらの感じで,650円で結構盛りもいいので,次回是非食べて見たいメニューでした。

 店内は,イタリア~ンな感じですが,食べている人は年配の方が多く,箸が常備されているのも分かる感じでした。
 
 栗駒山の雪景色


 道路斜面のつらら


 『チロル』の外観


 『チロル』の内観


 『チロル』の内観(2)


 エストレロビッフェ(980円)


 生姜焼き定食(880円)


 食後においしいコーヒーが付きます

栗原の冬景色

2008年11月22日 19時49分24秒 | 栗原での出来事
 11月19日に栗駒山の麓は大雪になり,“いわかがみ平”へ行く途中の“いこいの村”では20cm以上積もりました。
 この周辺では,冬になると2m以上の雪が積もるようで,まだまだ序の口のようですが,いよいよ本格的な冬に突入したようです。

 地震で崩れた斜面や道路などが,この冬の間にどうなるのか心配ですが,来年の5月以降被害が拡大しないように望むばかりです。

 話は変わり,平成20年9月27日に紹介した,栗駒の『高野食堂』で“天ぷら中華”をようやく食べることが出来ました。

 ラーメンに天ぷら?と思いますが,これが結構いける味で,普通の中華そばよりも味わい深いスープになっていて,このメニューが人気なのが分かる気がしました。

 皆様も栗駒に来たら,是非一度ご賞味有れ!

 雪の災害現場(1)


 雪の災害現場(2)


 雪の災害現場(3)


 『高野食堂』の天ぷら中華